シラバス情報

科目名
保育内容(言葉)
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
金曜日Ⅱ時限(10:40〜12:10)
教室
123教室
教科書
幼稚園教育要領(平成29年3月告示 文部科学省)/同解説
幼保連携型認定こども園教育・保育要領(平成29年3月告示 内閣府・文部科学省・厚生労働省)/同解説
保育所保育指針(平成29年3月告示 厚生労働省)/同解説

1.担当教員
担当教員
佐藤 深雪、三浦 主博
研究室
5号館4階(三浦)/非常勤(佐藤)
オフィスアワー
三浦:【前期】水曜日3限目、木曜日1限目

2.授業の目的
(1)授業の目的
保育士養成課程(「保育の内容・方法に関する科目)」)、及び幼稚園教諭養成課程(領域及び保育内容の指導法に関する科目)の必修科目であり、保育内容「言葉」の領域に関する理論を理解し、保育教材の扱い方等について学ぶ。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①幼稚園教育要領・保育所保育指針・幼保連携型認定こども園教育・保育要領に示された保育の基本を踏まえ、「言葉」の領域のねらい及び内容を理解する。
<子教DP5>
②領域「言葉」に関する理論(言葉の意義や乳幼児の言葉の発達の過程)を理解する。
<子教DP5>
③領域「言葉」に関わる具体的な指導場面を想定した保育を構想する方法を身につける。
<子教DP6>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
幼稚園・保育所・認定こども園での保育において育みたい資質能力について理解し、幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園に示された領域「言葉」のねらい及び内容について背景となる専門領域と関連させて理解を深め、乳幼児の発達に即して、具体的な指導場面を想定して保育を構想する方法を身につける。
この科目は小学校教諭として実務経験のある教員(佐藤深雪)が含まれる授業である。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開するので、授業で使用する資料や教材を準備し、前回までの学習内容を確認しておく。
また、発表や読み聞かせの練習を行う際は、その事前準備を十分に行ってから授業に臨む。
(2)授業の受け方
前半は講義中心で、書き込み式プリントを配布しPowerPointを使って説明する。
後半は、絵本や紙芝居の読み聞かせの実演練習等、受講者自身が活動する内容中心に行う。
(3)復習の仕方
毎回の授業内容を復習し、十分に理解できなかった内容(専門用語など)について自分で調べたり、担当教員に質問したりして理解を深める。

5.受講にあたってのルール
(1)受講時の基本姿勢(マナー):受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。演習中心の授業のため、欠席をせず、課題にしっかりと取り組み、また提出物は期限を守る。
(2)遅刻・欠席・早退の扱い:30分を超える遅刻は欠席扱いとし、遅刻2回で1回の欠席とみなす。早退は欠席とみなす。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
(3)授業15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は単位を認定しない。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション・言葉の意義
当該科目の授業内容・計画について理解する。
第2回
幼稚園教育要領・幼保連携型認定こども園教育保育教育要領等における領域「言葉」
配布プリントをよく読んでくること。
第3回
保育所保育指針・幼保連携型認定こども園教育保育教育要領等における領域「言葉」
配布プリントをよく読んでくること。
第4回
乳幼児の言葉の発達①(3歳未満児)
配布プリントをよく読んでくること。
第5回
乳幼児の言葉の発達②(3歳以上児)
配布プリントをよく読んでくること。
第6回
乳幼児期の言葉の発達に応じた指導と援助
配布プリントをよく読んでくること。
第7回
幼児期の終わりまでに育ってほしい姿「言葉による伝えあい」と小学校との接続
配布プリントをよく読んでくること。
第8回
言葉に関する遊びや児童文化財と指導計画
配布プリントをよく読んでくること。
第9回
言葉に関する遊びを取り入れた模擬保育と情報機器の活用
配布プリントをよく読んでくること。
第10回
児童文化財に関する教材研究と模擬保育①(教材としての紙芝居)
配布プリントをよく読んでくること。
第11回
児童文化財に関する教材研究と模擬保育②(紙芝居の実演)
配布プリントをよく読んでくること。
第12回
児童文化財に関する教材研究と模擬保育③(教材としての絵本)
配布プリントをよく読んでくること。
第13回
児童文化財に関する教材研究と模擬保育④(絵本の読み聞かせ)
配布プリントをよく読んでくること。
第14回
保育現場において必要な言葉に関する援助や配慮(言葉の障がいや異文化理解)
配布プリントをよく読んでくること。
第15回
まとめ
配布プリントをよく読んでくること。
第16回
定期試験
予習・復習
前半は講義中心で、書き込み式プリントを事前に配布するので、授業前に目を通して、学習内容の理解に努めること。
後半は、絵本や紙芝居の読み聞かせの実演練習等、受講者自身が活動する内容中心に行うため、その事前準備を十分に行ってから授業に臨むこと。
復習では、授業内容を振り返り、十分に理解できなかった内容(専門用語など)について自分で調べたり、担当教員に質問したりして理解を深める。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分程度が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)期末試験(50%)…講義として説明した内容についての試験を持込可で実施します。
<到達目標①><到達目標②>
(2)受講態度(20%)…出席状況や演習的内容への取り組みの姿勢を重視します。
<到達目標③>
(3)課題レポート(30%)…授業中に行う、もしくは宿題にする課題を期限を守って発表・提出する。
<到達目標③>
なお、提出課題等についてはUNIPAを使用してフィードバックします。

8.参考図書・文献
子 どもとかかわる人のための心理学
沼山博・三浦主博編著
萌文書林

9.履修上の注意
・「幼稚園教諭一種免許状」「保育士資格」取得希望者は必修科目です。
・課題提出にあたっては期限を厳守すること。欠席した分の課題も必ず提出してもらいます。
・絵本の実演演習(読み聞かせ練習)の際には、受講者自身で各自絵本を準備してもらいます。
・受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、特別な配慮を行う場合があります。2回目以降の授業でも、履修の途中で特別な事情が生じた場合についても、できるだけ早く相談に来て下さい。
【自然災害を含む災害時の授業対応について】
・遠隔授業(ZOOMを使用)を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。