シラバス情報
教員名 : 砂澤 健治
科目名
言語文化論Ⅰ
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
金曜日4時間目(14:40−16:10)
教室
121教室
教科書
プリント使用
1.担当教員
担当教員
砂澤 健治
研究室
3号館3階
オフィスアワー
木曜日 16:30−18:00
2.授業の目的
(1)授業の目的
言語が人間の文化の形成に、いかに重要な役割を果たしてきたのかについて、さまざまな角度から理解を深めることを目的とします。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①言語と文化のかかわりは、「個別言語の発音や文法ではなく、主として語彙に関するものである」ということを理解してもらいます。
〈GS学科DP(1)、GS学科DP(2)〉
②英語・日本語の文字史や最古の文学作品等について、視聴覚教材をとおして知識を高めてもらいます。
〈GS学科DP(1)、GS学科DP(2)〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
この授業は、プリント等を利用した双方向型の形式で行います。授業では、歴史的な観点から見た「言語と文化のかかわり」のほか、国際語としての英語・英語圏文化、及び、対照的研究という視点から、日本語・日本文化についても取り上げます。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
授業で扱うトピックについて、あらかじめ書物やインターネットで調べておいてください。
(2)授業の受け方
配布プリントをよく読んで、クイズ形式の設問等に答えてください。
(3)復習の仕方
配布プリントを再度読み返してください。
5.受講にあたってのルール
この授業では、毎回、視聴覚教材を使用します。その際は、私語を慎んでください。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
第2回
言語とは何か — その恣意性、特異性、多様性
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第3回
言語と文化、言語と国家
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第4回
世界に言語はいくつあるのか — インド・ヨーロッパ語族について
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第5回
言語のルーツを求めて(BBCビデオより)
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第6回
日本語の起源について(タミル語説)
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第7回
話し言葉から書き言葉へ(文字の発明)
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第8回
印刷術の発達と綴り字の固定化
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第9回
英語最古の文献記録(ベオウルフ)
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第10回
ブリテン島の攻防(アングロ・サクソン語)
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第11回
シェークスピアの残した遺産
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第12回
英語に入った日本語語彙
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第13回
日本語の中の外来語
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第14回
先住民ケルト人の残した言語と文化
配布したプリント・資料をよく読むこと。
第15回
まとめと課題レポートの作成
第16回
予習・復習
配布したプリント・資料を熟読し、疑問点については、図書館やインターネット等を利用してよく調べておくこと。目安の時間として、予習に60分、復習に60分必要です。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)平常点(30%)… 出席状況、リアクションペーパーの提出
〈到達目標①、到達目標②〉
(2)課題レポートの作成(70%)… この作業は、授業最終日のまとめの時間に行います。
〈到達目標①、到達目標②〉
8.参考図書・文献
世界言語文化図鑑
バーナード・コムリー他編
東洋書林
9.履修上の注意
(1)この科目は、他学科開放科目です。
(2)毎回、英和辞典・和英辞典の入った電子辞書を準備してください。
(3)特別な配慮を必要とする学生については、その状況に応じて対応いたしますので申し出てください。
【一時的な遠隔授業・自然災害時の授業対応について】
この授業は、一時的な遠隔授業には対応していませんが、感染防止・自然災害等のため全学的に対面授業が中止となった場合に限り、オンライン授業に切り替えます。