シラバス情報

科目名
オーラル・コミュニケーションⅡ (心理福祉)
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
オーラル・コミュニケーションⅡ (火曜日、2時限)
教室
1号館142を予定
教科書
Olive Green: Learning English through a Mystery Drama ( Asari Yoko, Kanno Satoru, Kubo Takeo, Sato Ryousuke / Asahi Press)

1.担当教員
担当教員
柴田 和枝
研究室
非常勤講師室 (1号館、2階)
オフィスアワー
12:30~12:50(お昼時間ですが、非常勤講師室におりますので、気軽にどうぞ)

2.授業の目的
(1)授業の目的
映画 Olive Greenを題材としてテキストを使い、リスニング能力とスピーキング能力の向上を目的とした授業です。日本の学習者のために、特別に撮り下ろされた映画をもとに、旬な日常の会話表現、正確な発音、きちんとした文法の基礎、ナチュラルスピードでの会話の聞き取りに慣れ、ロールプレイで会話もマスターできるよう学習していきます。楽しくストーリーを追いながら、リスニングとスピーキングの力をつけていきましょう。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①新しい語彙や表現を身につけ、それを聞いてわかる、言うことができるようにします。(学部DP1③、学部DP3①、学部DP5①)
②正しい発音をすることができると共に、必要な文法の基礎を基に、質問をしたりそれに答えることができるようになります。(学部DP3①、③、学部DP5①)
③異文化としてのアメリカやイギリスの英語の違い、また文化に触れ、英語学習や洋画を見ることに興味と理解が深まるようにしていきます。
 (学部DP1②、学部DP2①、④、学部DP4②、④、⑤、学部DP5②)
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
授業は後期にはUnit8~Unit14を学んでいく予定です。各Unitを2回から3回に分けて進めていきます。まず、Review Activitiyとして、ペアワークで軽い会話をスピーキング練習としてやってみます。その後にWarm-Upとして、映画を観る前に必要な質問や単語の練習を行います。そして、いよいよ実際に5~10分程度の映画を視聴し、見終わったあとには、いくつかの問題を通して内容確認をし、文法事項の復習も行います。最後には、そのUnitのまとめとして、ペアワークまたはグループワークで、スピーキングやロールプレイなどをして、会話が身についたかどうか、確認していきましょう。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
予習としては、毎時3〜4頁は進むので、あらかじめざっと目を通して、知らない単語や表現にチェックをいれ、さらに辞書で調べておくことが必要です。辞書は紙の辞書でも電子辞書、スマホ上のオンラインで調べる方法でも、何でも結構ですよ。調べてもわからない表現などは、授業中に一緒に学んでいきますので、安心してください。
(2)授業の受け方
欠席はなるべくしないように気をつけるといいですね。欠席が続くと、前にやったところがわからなくなり、次につなげていくのが大変になります。また映画ですので、ストーリーにも追いついていけなくなるので注意しましょう。遅刻、おしゃべり、スマホを見続ける、という授業への集中を欠く行為も、自分の勉強の助けにもならず、他の人の勉強を助けることにもならないので、授業中はやめるようお願いします。
(3)復習の仕方
会話の部分を必ず声に出して音読をしてください。俳優になったつもりで、抑揚やアクセント、表情や感情をこめて自分の部屋で何度も練習すると、驚くほど会話表現がすぐに口からでるようになり楽しいですよ。

5.受講にあたってのルール
①テキストは必ず購入して、毎回忘れずにもってくることが大事です。
②上記にも書いたように、欠席、遅刻、おしゃべり、スマホを見続ける、ということには注意して、そのようなことがないように気をつけてください。
③授業中は帽子などは脱ぎ、ペアワークやグループワークで会話をすることを、積極的に参加しましょう。誰とも話すことがないのでは、会話を習得することはできませんので、英語で話し伝えることを楽しみましょう。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
Chapter8: Thistle Flowers  過去形の疑問文と形容詞の比較級、最上級
Warm-Upをみて、ストーリーの展開を予想し、単語の意味を調べる。Thistleってどんな花が調べておこう。
やった部分の会話を音読してみる。
第2回
Chapter8: Thistle Flowers     過去形の使い方と形容詞の比較級、最上級を使った会話とリスニング練習
p59, p.60 をよく読んで、p.7の演習問題をやっておく。
まとめのrole playを三回音読する。
第3回
Chapter9: Making the Plan      Canを使った文、移動を示す前置詞の使い方
Warm-Upをみて、英語で簡単に話す準備をしておく。
知らなかった単語や表現を書いて、口にだして復習する。
第4回
Chapter9: Making the Plan   Canを使った文と前置詞を使った演習問題と会話練習
p.65と p.67の演習問題を自分でやっておく。
Speaking activityの質問に答えられるように復習をする。
第5回
Chapter10: Shopping for Dress     現在進行形
Review activityをやっておこう。
覚えた単語や表現を音読して、また書いて練習しておく。
第6回
Chap10: Shopping for Dress    現在進行形をつかってのリスニングとスピーキング演習
p,75, p.76の演習問題を自分で事前に書き込んでおく。
英語を音読練習する。
第7回
Chapter11: Party Time     未来形 will、Chpater8〜Chapter10までの小テストの一回目を行う予定
Review activity とWarm-Upに挑戦。
やったところの知らない単語や表現を声にだして練習する。
第8回
Chapter11: Party Time  未来形 willを使ってリスニングとスピーキングの練習
p.81をよく読んで、演習問題をしておく。
p.82, p.83を質問に答えられるようにしておこう。
第9回
Chpater12: It's Time to Steal   現在完了形と命令形
Review activityの部分を練習しておく。
会話部分を自分で音読して復習する。知らなかった単語や表現も書いて口にだして練習。
第10回
Chapter12: It's Time to Steal     現在完了形と命令形をつかったスピーキング練習
p91, p.92の質問に自分で答えを書いて、口に出せるように練習しておく。
role play部分を3回音読する。
第11回
Chapter13: Run!     助動詞のhave to, can't, mustの使い方と前期に学んだことの総復習とまとめ
Review activityを自分でトライしてみる。
授業で間違っていた部分を復習し、音読してみる。
第12回
Chapter13 Run!    Review  助動詞の使い方と会話、リスニング練習
Chapter14: Review2     二回目の小テストのために、Uniit11~Unit14の単語や表現を復習しておく。
Chapter14: Review2    翌週にあるオーラルテストの準備として、自己紹介の英文を考え、何度も口に出して練習すること。
第13回
二回目小テスト(Unit11~Unit14)と、Oral test (  口頭によるスピーキングテスト)を行う予定。内容は、自己紹介を英語で行うということ。
事前に伝えてあるように、英語で自己紹介ができるように、授業中に配るワークシートをもとに練習しておく。
自分の足りなかった点、こうすれば良かったという反省点を今後にいかせるように、前期に学んだことの振り返りを各自でしておくとよい。
第14回
Review     英語で映画でノンストップリスニング:テキストに関連した別のバージョンの映画を通して英語表現を学ぶ
事前に伝える映画について、自分で調べてみる。
自分の感想を日本語でまとめ、さらにそれを英語にしてみる。
第15回
Review of Spring semester     前期授業すべての振り返りとまとめ
テキストのUnit8~Unit14を眺め、もう一度前期にどんなことを学んだかを確認。
テキストをパラパラめくってみて、すぐに思い出せない単語の意味や表現をもう一度声に出して練習。
第16回
Review of Paper examination and oral examination       筆記による小テストの返却と答え合わせ、またオーラルテストの講評
Uni8~Unit14の小テスト二回目の範囲部分について、テキストをみておくこと。
返却された小テストの間違いを訂正し、自分のなかでなぜ間違いなのかを理解し、整理しておくとよい。
予習・復習
授業は、ひとつのUnitを2~3回に分けて進める。復習としてUnit8~Unit10まで終わった時点で小テスト一回目を、Unit11~Unit14が終わった時点で小テスト二回目を行う予定。
予習は、30分から1時間かけて、単語や表現の意味を調べたり、ストーリーの展開を推測したり、そのUnitでどんなことを学び、どんな演習をするのかを勉強しておくのが望ましい。
復習は、ストーリーを思い出しながら、単語と表現を書いて練習する、声に出して会話などは特に音読を数回するということを、ぜひおすすめする。効果抜群!を実感できます。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
①新しい語彙や日常でよく使う英語表現をみにつけることができます。
②会話の受け答え、質問する時に必要な基本的文法を復習して、それをもとにリスニングやスピーキングができる力をつけます。
③異文化としてのアメリカ英語、イギリス英語の違い、またそれぞれの文化について興味と理解を深めます。

以上を、小テスト二回とオーラルテストによって総合的に評価します。出席は20%(欠席は1回につき2点減点、遅刻は3回で欠席1回と同じ)、小テスト一回目は40%、小テスト二回目は30%、そしてオーラルテスト10%として、合計100%として評価します。

8.参考図書・文献
Olive Green: Learning English through a Mystery Drama
Asari Yoko, Nanno Satoru, Kubo Takeo, Sato Ryosuke
Asahi Press
9784255156743
[CEFR-A1}

9.履修上の注意
①遅刻や欠席をしないようにすることが大事です。特に欠席は二回以上つづくと、映画のストーリーの展開もわからなくなり、自分で勉強する分量も増えるので、授業にきちんと参加して、その時間を利用して見につけるように心がけましょう。
②おしゃべり、居眠り、スマホを見続ける、ということも授業中は気をつけるといいです。いま、ここでできる自分のための大事な時間を大切にすることは、クラスの他のクラスメートたちの時間を大切にすることにもつながります。
③授業には必ずテキストを持ってくることを忘れないように。それからこの授業が会話を身につけるクラスですから、積極的にペアワークやグループワークに参加して、人と会話練習をすることを楽しんでください。