シラバス情報

科目名
消費生活論
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
前期水曜日2校時
教室
141教室
教科書
伊藤塾『伊藤塾の公務員試験「民法」の点数が面白いほどとれる本』( KADOKAWA 、2019年)

1.担当教員
担当教員
鈴木 寿則
研究室
鈴木寿則
オフィスアワー
火曜日12:10〜12:50

2.授業の目的
(1)授業の目的
現代社会では、さまざまな消費者問題があります。特における売買契約における買主や売主の責任、また、学生がアパートを借りる場合の賃貸借契約について、基本的な知識は必要不可欠になってきます。
そこで、これら消費者問題を考えるにあたって、その内容・考え方を民法から学修し、消費者としての適切な行動、問題を理解することを目的とします。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
1.民法の概要を理解することができる。
学部<DP2>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
授業は教科書を読みながら内容を理解し、板書などでまとめて進行する予定です。
そして、常に社会の現状や問題に対応するため、最新のニュースなども補助資料として取り入れることもあります。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
授業予定の箇所を教科書で通読し、分からない箇所があれば調べておくことが望ましい。
(2)授業の受け方
板書を書き写すのではなく、気づいたことや注意することをメモするなど各自でノートづくりを工夫することが望ましい。
(3)復習の仕方
授業のなかで分からない箇所や、さらに理解を深めたい箇所があった場合は各自で調べることが望ましい。

5.受講にあたってのルール
1.受講時は私語を慎むこと。
2.授業開始後20分を超える場合には欠席として扱う。また遅刻2回で欠席1回とする。
  なお,公共交通機関の遅延のときは,遅延証明書の裏に学籍番号及び氏名を記入して提出すること。
3.授業の欠席が5回に達した者は成績評価を行わない。
4.課題提出にあたっては、提出期限及び条件を満たさないものは一切受け付けない。
5.テストにおける不正行為が明らかになった場合,成績評価はしない。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
ガイダンス
消費生活と民法の役割
【予習】教科書第1章Ⅰの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第2回
民法の考え方
【予習】教科書第1章Ⅰの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第3回
財産法の仕組み
【予習】教科書第1章Ⅱの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第4回
物権法と債権法の概略
【予習】教科書第1章Ⅱの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第5回
財産法の主体
自然人と法人,制限行為能力者について
【予習】教科書第2章ⅠおよびⅡの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第6回
契約による債権の発生について(1)
取消しと無効,心裡留保と虚偽表示
【予習】教科書第2章Ⅲの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第7回
契約による債権の発生について(2)
錯誤・詐欺・強迫、代理制度
【予習】教科書第2章Ⅲの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第8回
物権の客体について
【予習】教科書第2章Ⅳの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第9回
物権の占有権・所有権について
【予習】教科書第2章Ⅳの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第10回
契約による債権の発生
【予習】教科書第2章Ⅴの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第11回
債権の消滅原因
【予習】教科書第2章Ⅴの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第12回
債権の効力の問題(1)
弁済の提供と受領遅滞,債務不履行
【予習】教科書第2章Ⅵの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第13回
債権の効力の問題(2)
危険負担と担保責任
【予習】教科書第2章Ⅵの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第14回
債権の履行確保(1)
代物弁済・相殺,債権譲渡
【予習】教科書第2章Ⅶの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第15回
試験の実施
債権の履行確保(2)
債権者代位権,強制執行について
【予習】教科書第2章Ⅶの通読
【復習】授業で取り扱った箇所を中心にノートを整理(概ね45分程度)
第16回
予習・復習
教科書を使った予習が必要となります。
授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてください。
復習は、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆等をしてください。
目安の時間として、授業1コマにつき予習及び復習を合わせて概ね60分が必要となります。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
テスト(100%)
成績評価は授業の最終日に行うテストによります。原則として、再試験は行いません。
<到達目標①>

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)授業を受けるにあたり、学習方法などで心配がある学生は授業終了後またはオフィスアワー等で申し出てください。事情によっては何らかの特別な配慮を行う場合があります。
(2)遠隔授業について
①遠隔授業には対応していません。
②自然災害を含む災害時での対面授業が取り止めになったときは遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった場合には必ずホームページ等を確認してください。