到達目標 生徒指導は、一人一人の児童及び生徒の人格を尊重し、個性の伸長を図りながら、社会的資質や行動力を高めることを目指して教育活動全体を通じ行われる、学習指導と並ぶ重要な教育活動である。この授業では、他の教職員や関係機関と連携しながら組織的に生徒指導を進めていくために必要な知識・技能や素養を身につけることを目標とする。また、進路指導は、児童及び生徒が自ら、将来の進路を選択・計画し、その後の生活によりよく適応し、能力を伸長するように、教員が組織的・継続的に指導・援助する過程であり、長期的展望に立った人間形成を目指す教育活動である。それを包含するキャリア教育は、学校で学ぶことと社会との接続を意識し、一人一人の社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を育むことを目的としている。この授業では、進路指導・キャリア教育の視点に立った授業改善や体験活動、評価改善の推進やガイダンスとカウンセリングの充実、それに向けた学校内外の組織的体制に必要な知識や素養を身につけることを目標とする
ディプロマポリシーとの関連 本科目は、本学部のディプロマポリシー:「人間学部として提供する人間の理解や援助に関する専門的知識と、社会の変化に積極的に対応しえる判断力・思考力・実践力を持っていることを学位授与の条件とする。」に対応する科目である。 ① 「学問としての生徒指導・進路指導」を学修し、通俗的な性と対応への誤解を解く。〈学部DP2①、学部DP2②、心福DP3②、心福DP4①、心福DP4②〉 ② 生徒の心や行動を理解するための基礎的な知識を持つ。〈学部DP2①、学部DP2②、心福DP4①、心福DP4②〉 ③ 生徒を理解するための科学的な姿勢と視点を持つ。〈心福DP3②、心福DP4②〉 ④ 生徒の心や行動について心理学的に考えることができるようになる。〈心福DP1①〉
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