シラバス情報

科目名
保育内容総論
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
4年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
木曜4限(14:40〜16:10)
教室
教室
教科書
『保育内容総論〜生活・遊び・活動を通して育ち合う保育を創る〜』同文書院、2,200円。ISBN978-4-8103-1477-9

1.担当教員
担当教員
東 義也
研究室
東義也(非常勤講師)
オフィスアワー

2.授業の目的
(1)授業の目的
幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領に示された理念と保育内容(5領域)のねらい及び内容について学び、理解を深める。
子どもの生活、遊び、活動の場面における様々な人々とのかかわりについて理解し、保育者としての援助に関する知識及び技術を自分なりに考え身につけていく。
事例などを通し、子どもの見ている世界を想像し、その感覚への理解を深める。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
・保育所保育指針,幼稚園教育要領の解説を通して,幼児教育学・保育学の基礎を身につける(学科DP1)
・保育を通して,保育者が子どもの心身の発達にどのような影響を及ぼすかを理解し,専門職としての保育活動の理念を身につける(学科DP2)
・家族関係,親子関係,子ども同士の関係,地域との関わり等現代社会の中で家庭が置かれている状況を理解し,必要な知識や技能を身につけ,子どもに安心感を与えられる保育の基礎について考察を深める(学部DP3)
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
幼稚園・保育所などの就学前保育における子どもの発達理解を基本とし、保育の計画、環境の構成、援助の方法などについての知識や理解を深める
保育環境の構成・整備や保育内容を構想する力身につける。
グループワークや演習課題を取り入れるため,実践力も身につくよう積極的な取り組みが求められる。
「保育内容総論」であることを踏まえ,幼児教育・保育に関する全般的なことを学ぶ機会とする。
実務経験者が担当する科目であることから,全体的に保育実践につながるような内容となる。
グループワークを取り入れ,アクティブラーニングを意識した授業内容とする

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
シラバスをもとに,参考文献,図書館やインターネットを利用して情報を得て,自分なりに課題を見つける
(2)授業の受け方
受講中は私語を慎むこと(他者の学びを妨げる行動を控える)
自ら積極的に取り組む姿勢を評価する
リアクションペーパーの記入内容も評価に加味する
(3)復習の仕方
授業を振り返り,理解できなかったこと,あいまいな部分等を自分なりに学びなおすほか,担当教員に質問する等,次回までに自分なりに答えを見つけておくこと

5.受講にあたってのルール
・「学修」の意味を考え,どのような受講態度が適切なのか,自分なりに示すこと(評価対象)
・他者の学修の妨げになるような行動(私語,落ち着きのない行動,怠学ととられるような姿勢など)を控える(評価対象)
・グループワークでは,ファシリテーター,話題提供,対立意見等それぞれ話し合いの活性化に努める
・遅刻・欠席・早退の扱い:30分を超える遅刻は欠席扱いとし,遅刻2回で1回の欠席とみなす。欠席する場合は授業担当者に事前連絡をし,「欠席届」を提出すること。
・授業15回のうち,欠席回数が3分の1以上の者は単位を認定しない(すなわち再履修となる)。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション 、講義の進め方
初回講義の感想提出
第2回
保育の基本と保育内容の総合的理解
教科書第1章を読んでくること
第3回
保育の基本と保育のあり方
教科書第2章を読んでくること
第4回
幼稚園、保育所、幼保連携型認定こども園の保育の内容
教科書第3章を読んでくること
第5回
保育内容の基本構造
教科書第4章を読んでくること
第6回
学びの連続性
教科書第5章を読んでくること
第7回
子ども理解と保育
教科書第6章を読んでくること
第8回
子どもにとって遊びとは何か
教科書第7章を読んでくること
第9回
総合的指導としての保育
教科書第8章を読んでくること
第10回
保育の計画と記録
教科書第9章を読んでくること
第11回
子どもの姿を読み取る(事例研究)
教科書第10章を読んでくること
第12回
乳児期の子どもの遊び、活動と教材研究
教科書第11章を読んでくること
第13回
幼児期前期(1〜3歳未満児)の子どもの遊び、活動と教材研究
教科書第12章を読んでくること
第14回
幼児期後期の子どもの遊びと生活
教科書第13章を読んでくること
第15回
模擬保育
教科書第14章を読んでくること
第16回
試験
試験勉強をしてくること
予習・復習
シラバスを確認し,キーワードや参考図書等から事前に学習内容の理解に努めること。
復習では、授業内容を振り返り、十分に理解できなかった内容(専門用語など)について自分で調べたり、担当教員に質問したりして理解を深める。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分程度が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
授業態度(怠学姿勢)や参加状況(グループワーク等)の評価(30%)
出席状況(5回欠席で再履修)
リアクションペーパーの内容(30%)
※保育者は「対人援助職」であることの自覚を持ち,他者へ不快感や不信感を与えないような姿勢・態度が求められる
試験(40%)

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
・受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、特別な配慮を行う場合があります。2回目以降の授業でも、履修の途中で特別な事情が生じた場合についても、できるだけ早く相談に来て下さい。
【自然災害を含む災害時の授業対応について】
・遠隔授業(ZOOMを使用)を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。