現在における健康問題として、生活習慣病の増加、感染症の増加などが挙げられます。これまで、これらの健康問題に対応するのは、専門的な医学に限定されていました。しかし、今後、適切な生活習慣としての食生活や運動習慣、そして社会環境の形成が必要になってきています。また、感染症についてもワクチンなどが必要になってきますが、それまでに「外出制限」などの社会的な対応が必要になってきています。 そのため、健康科学を学ぶ上で、これら社会的な考え、いわゆる公衆衛生学の考え方や内容は必要不可欠なものとなってきています。そこで、公衆衛生学の概要を踏まえて、現在の健康課題とその対応等について学びます。 また、授業は、教科書を読みながら内容を理解し、板書などでまとめて進行します。そして、常に社会の現状や問題に対応するために、最新のニュースなども補助資料として取り入れる予定です。
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