シラバス情報
教員名 : 鈴木 昌弘
科目名
児童文学論
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
水曜日Ⅲ時(13:00〜14:30)
教室
教科書
1.担当教員
担当教員
鈴木 昌弘
研究室
オフィスアワー
2.授業の目的
(1)授業の目的
日本及び海外の児童文学に関する歴史的な経緯の概略を知るとともに、小学校国語教科者所収の著名な児童文学や絵本等を分析解釈することを通して、児童文学の価値について理解を深めることを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①日本及び海外の児童文学に関する歴史的な経緯の概略を知る。
〈人間①、人間②〉
②小学校国語教科者所収の著名な児童文学や絵本等を分析解釈する。
〈人間①、人間②〉
③児童文学の価値について理解することができる。
〈人間①、人間②、人間③〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
本科目は、中学校・高等学校で国語の指導、小学校・中学校において校長等の実務経験のある教員による授業である。児童文学に関する基本的な知見を確認するとともに、小学校国語教科書所収の文学的教材や著名な絵本等の作品の分析及び解釈を通して、その知見を深める。なお、授業においては、プレゼンテーション及び協働によるディスカッション等のアクティブラーニングを行い、理解を深めるものとする。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
事前に授業で用いられるテキスト(具体的な教材、配布プリント等)を予め読んでおく。特に具体的な教材については熟読をすること。
(2)授業の受け方
受け身にならず、授業する者の視点のみならず、授業を受ける児童の視点からも質疑応答を行う等、主体的に授業に参加する。
(3)復習の仕方
授業で用いられたテキストを用いて授業内容が想起できるように学びを整理しておく。提出は求めないが、課題レポートの作成や実際に教壇に立ったときに役立つ。
5.受講にあたってのルール
(1)単位認定のためには3/4以上の出席が必要。
(2)特別な配慮を要する場合は、必要な対応を申し出ること。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
授業全体のオリエンテーション
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第2回
児童文学の歴史的な推移
・日本における児童文学
・海外における児童文学
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第3回
児童文学の分析の方法——読者論に基づいた「テクスト分析」
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第4回
教材の分析とディスカッション 「ともだちや」①
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第5回
教材の分析とディスカッション 「ともだちや」②
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第6回
教材の分析とディスカッション 「ごめんね ともだち」①
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第7回
教材の分析とディスカッション 「ごめんね ともだち」②
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第8回
教材の分析とディスカッション 「お手紙」①
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第9回
教材の分析とディスカッション 「ともだちや」②
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第10回
教材の分析とディスカッション 「ないた赤おに」①
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第11回
教材の分析とディスカッション 「ないた赤おに」②
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第12回
教材の分析とディスカッション 「ごんぎつね」①
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第13回
教材の分析とディスカッション 「ごんぎつね」②
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第14回
教材の分析とディスカッション
教材の特色について比較
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第15回
学びのリフレクション 授業の総括、課題レポートの作成
予習:これまでの学びを概括して、課題レポートの作成準備をする。
復習:課題レポートによる学びを総括する。
第16回
予習・復習
予習・復習:教材について熟読するとともに、テーマに関する資料の収集と分析及びプレゼンテーションに関する振り返りを⾏う。目安として、授業1コマにつき、予習60分、復習60分が必要。
※授業の展開によっては、変更の可能性がある。変更の場合には随時、担当者より連絡する。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)課題レポート(課題レポートとは別に毎回の「授業についての振り返り」を書く)(40%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
(2)プレゼンテーション及び演習発表(30%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
(3)授業への積極的な参画(30%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
8.参考図書・文献
9.履修上の注意
受講に関して心配や不安なことがある場合は、必ず第2回目の授業までに担当者に相談すること。
【一時的な遠隔授業の対応について】
・遠隔授業には対応しない(欠席)。
【(自然)災害時の授業対応について】
・遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認すること。