シラバス情報

科目名
グローバル・スタディーズ総合演習Ⅰ
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
火曜日3時限 13:00〜14:30
教室
5号館
教科書

1.担当教員
担当教員
大本 泉
研究室
3号館2階
オフィスアワー
月曜日 14:00〜16:10  

2.授業の目的
(1)授業の目的
地域(日本)文化に関するテーマを選択し、その特徴を追究していきます。自分が理解することはもちろん、それを他者に説明することにより、国内外の異文化と相対化して、自文化と他文化との認識を深めていくことを目指します。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①広い視野をもって自文化と他文化とを相対化して理解する。
<学部DP(1)、GSDP(1)>
②自分が理解したものについて討議を重ねながら、文章にまとめ、プレゼンテーションすることができる。
<学部DP(3)、GSDP(2)(3)>
➂国内外の人と分け隔てなくコミュニケーションをとることができる。
<学部DP(1)(3)><GSDP(2)(3)>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
人に説明をするときに、その内容を理解していないと正確に伝わらないことがあります。私たちの多くは、日本語を母語とし、日本文化の中で生活しているために、客観的に日本語・日本文化を理解しずらい傾向にあります。その落とし穴を避けるために、授業担当者と学生とが話し合い、日本文化(言語・文学等も含む)に関するテーマを決め、それに関する文献収集・精読(輪読)・調査をして研究していきます。さらに自分が担当している部分の研究内容を順番に口頭発表していきます。進度によっては、韓国、あるいは台湾の大学生とオンラインで交流し、研究したものを発表する機会を設けます。
 

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
総合演習で共通のテーマが決まったら、収集した資料を輪読していく日程表をつくりますので、それに即して授業の前までに読んできます。自分が口頭発表する箇所の要約、問題点、収集した資料については、場合によってはレジュメ、パワーポイントスライドを作成します。
(2)授業の受け方
受講生と授業担当者とで話し合ったテーマに即した文献を輪読していきます。関連する資料のプリントやDVDをとりあげることもありますので、問題意識をもって、テーマに臨みます。社会に出るとますますプレゼンテーションの必要性がありますので、時々自分の研究しているものに関する口頭発表をしてもらいます。他の受講生は、メモをとりながら質問・見解を整理して討議してみましょう。一層理解が深まることに気づくと思われます。
(3)復習の仕方
授業で行ったことをふりかえり、わからなかったところは、自ら調査します。それでもわからないときは、次回の授業で質問します。

5.受講にあたってのルール
(1)原則として、演習発表の担当日や海外の大学生との交流がある日の遅刻・欠席は認めません。休まざるを得ない場合は、早めに授業担当者に連絡してください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション 日本文化あるいは日本語のおもしろい特徴
文献収集 第1回授業の確認
第2回
課題発見・資料収集のしかた
資料収集 第2回授業の確認
第3回
とりあげる研究課題の問題点
資料収集 第3回授業の確認
第4回
資料輪読①
資料収集 第4回授業の確認
演習発表の準備を各自進めていく。
第5回
資料輪読②
資料収集 第5回授業の確認
第6回
資料輪読➂
資料収集 第6回授業の確認
第7回
資料輪読④
資料収集 第7回授業の確認
次回の演習発表の最終確認の完成。
第8回
演習発表①
資料収集 第8回授業の確認
第9回
資料輪読⑤
資料収集 第9回授業の確認
第10回
資料輪読⑥
資料収集 第10回授業の確認
第11回
資料輪読⑦
資料収集 第11回授業の確認
第12回
資料輪読⑧
資料収集 第12回授業の確認
演習発表準備の完成
第13回
演習発表②
資料収集 第13回授業の確認
第14回
資料輪読⑨
資料収集 第14回授業の確認
レポート課題の提示
第15回
全体のまとめ
第16回
予習・復習
授業に先立ち、上の予習爛、および備考に留意して、わからなかったことを確認しておいてください。次回の授業でのポイントとなります。また復習として、文献を収集して精読してください。普段は約2時間、演習発表を準備する場合は、約4時間以上費やされることになります。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)レポート(45%) 締切2週間後に返却予定
<到達目標①、到達目標②、到達目標➂>
(2)演習発表(交流を含む)(45パーセント)
<到達目標②、到達目標➂>
(3)主体性や質問討議等 (10%)
<到達目標①、到達目標②、到達目標➂>

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
1 履修条件については、本学教務規定に従い、原則として毎回出席することが基本になります。
2 受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、レポートなどの代替課題を課すなどの、特別な配慮を行う場合があります。
3 体調不良による一時的な遠隔授業については、原則として対応していません。大学が自然災害を含む災害時での対面授業の取りやめを決定した場合は、原則として遠隔授業を実施しますので、必ず当日の UNIPA を確認してください。