シラバス情報
教員名 : 高橋 早苗
科目名
フィールド・スタディ論
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
後期月曜2限
教室
525教室、コンピュータ演習室Ⅱ
教科書
使用しません。
1.担当教員
担当教員
高橋 早苗
研究室
5号館4階
オフィスアワー
後期月曜4限、その他(初回ガイダンスでお知らせします)
2.授業の目的
(1)授業の目的
社会事象を深く理解するためには、講義を通じて学ぶだけではなく、自分自身で主体的に情報を収集し、現場に赴いて実際に見たり、聞いたり、体験したりすることが重要です。「フィールド・スタディ論」では、このような現場での種々の調査活動に不可欠な手法と、社会教育や生涯学習の場で支援する者にふさわしい調査スキルの基礎を学びます。
この授業は、「フィールド・スタディⅠ」、「フィールド・スタディⅡ」、「NPO・NGO・社会教育インターンシップ」等の演習・実習科目のスタートラインに位置づけられます。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
(1)社会調査の種類と特質について、その基礎を理解します。
(グロバDP1②)
(2)かんたんな調査を実際に実施して、社会調査のイメージを深めます。
(グロバDP2②、グロバDP4①②)
(3)インターネットを通じて目的別に適切な情報収集ができるようになります。
(グロバDP1②、グロバDP2②)
(4)日本の地域の課題と社会教育施設の役割を理解します。
(グロバDP1②)
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
前半は、調査法の基礎を講義中心で実施しますが、後半には自分自身で簡単な調査計画を立ててミニ調査を実施し、それに基づいたレポートを作成します。また講義と並行して、フィールド・スタディに必要なインターネットでの情報検索を実践的に学びます。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
(2)授業の受け方
この授業は講義と演習の両面を持っています。自分自身が主体的に考え、作業することが求められます。他者の前で自分の意見を述べたり、質問したりするなど、積極的な参加が求められます。
調査の実施にあたっては、自分オリジナルの計画を立て、独力で実施するので、他の人に頼ることができません。
実施の仕方や方法に戸惑ったときには、担当教員に相談に来てください。
(3)復習の仕方
5.受講にあたってのルール
授業中は、積極的に発言を求めます。
計画的に作業を進めるため、欠席すると授業についていけなくなる可能性があります。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション…授業の進め方
第2回
フィールド・スタディとは何か
第3回
フィールド・スタディの方法① 量的調査・質的調査
第4回
統計資料の有効活用① コンピュータ室で演習
第5回
フィールド・スタディの方法② 面接調査
第6回
フィールド・スタディの方法③ 観察調査
第7回
統計資料の有効活用② コンピュータ室で演習
第8回
ミニ調査の計画を立てる①
第9回
ミニ調査の計画を立てる②
第10回
コミュニティを知る① 地域の課題と社会教育施設
第11回
コミュニティを知る② コンピュータ室で演習
第12回
調査報告会①
第13回
調査報告会②
第14回
大規模調査(世界の調査、日本の調査)の実例を学ぶ
第15回
まとめの作業
第16回
予備日
予習・復習
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)レポート(50%)…… 簡単な観察調査を実施します。レポートについては、全員がその成果を授業内で報告し、共有します。
(到達目標1、2)
(2)まとめの作業(30%)……最終回に実施します。内容については、初回ガイダンスで説明します。
(到達目標1、2、3)
(3)授業の取り組み状況(20%)……毎回、簡単な作業を実施します。
(到達目標1、2、3、4)
8.参考図書・文献
授業内で紹介します。
9.履修上の注意
・「共生社会スタディコース」の必修科目です。
・社会教育士の選択科目です。
・2年次以降に「フィールドスタディⅠ」、「フィールドスタディⅡ」、「NPO・NGO・社会教育インターンシップ」を受講予定の学生は、できるだけ履修してください。
・自然災害等で対面授業が取りやめになった場合、遠隔授業を実施しますので、必ずUNIPAを確認してください。
・体調不良等で一時的に対面授業を欠席する予定の学生に対して、遠隔授業による対応は行いません。