シラバス情報
教員名 : 熊谷 治子
科目名
宗教と音楽
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
木曜日 3時間目
教室
教科書
プリントを使用
1.担当教員
担当教員
熊谷 治子
研究室
3号館2階
オフィスアワー
月曜日3時間目
2.授業の目的
(1)授業の目的
宗教と音楽を考えることは、文化や音、人間そのものを考えることにつながります。宗教も音楽も、文化や音による表現を
媒介として人間の心に届けられるからです。音楽作品を宗教という視点から鑑賞し考察することで、自己を見つめ直し、よ
りよく生きることについて各自が考察する機会を得ることがこの授業の目的です。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
人間学部のディプロマポリシー「1. 建学の精神に則り、カトリック及びキリスト教について理解しており、その精
神に基づいた世界観や人間観及び知識・能力を身に着けていることを学位授与の条件とする。」に基づき、特に宗教
と音楽の接点に関わる知識・感性・教養の獲得を目指す科目である。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
この講義における「宗教」はキリスト教に限定します(時々、仏教やギリシア神話にも言及することもあります)。宗
教と音楽を考えることは、ある種の異文化を理解することにもつながります。この講座では、必要に応じて適宜、映像
等の資料を提示しながら、単なる教養ではなく生活の一部として宗教と音楽を学びます。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
配布されたプリントや課題に45分程度、目を通しておく。
(2)授業の受け方
楽曲の時代背景や文化背景、作曲の動機にふれながら、多角的視点から解説をします。その解説をもとに自分なりの
意見をもとめ、発言できるようにしてください。
(3)復習の仕方
授業で出てきた課題を念頭に、楽曲を振り返りながら筆記テストの準備を45分程度すること。
5.受講にあたってのルール
出席および筆記テスト等を総合的に評価します。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
序:この授業と評価方法の概要
第2回
グレゴリオ聖歌
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第3回
バッハ 受難曲、他
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第4回
ヘンデル、メサイア、他
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第5回
モーツアルト、レクイエム、他
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第6回
モーツアルト、ミサ曲、他
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第7回
ベートーヴェン、オラトリオ、他
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第8回
ベートーヴェン、荘厳ミサ、宗教的合唱曲
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第9回
ロマン派の音楽 宗教曲、他
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第10回
ロマン派の音楽 アヴェ・マリア、他
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第11回
ワーグナー 宗教と芸術
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第12回
ワーグナー パルジファル、他
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第13回
ゴスペルの歴史
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第14回
ゴスペルの発展
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第15回
まとめ
配布した資料をよく読み、考えを整理して、筆記試験の準備として自分の考えをまとめておく。
第16回
予習・復習
予習:与えられたキーワードに関連する事柄を調べておく。
復習:作品の解説を聞いたうえで、疑問点や興味がわいた点について自分なりの意見をノートに記し、筆記テストの準備をしてください。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・筆記テスト(80%)
・授業態度(出席や授業内の活動等、20%)
8.参考図書・文献
9.履修上の注意
欠席や遅刻の場合は、出席できる授業の前後に直接教員に知らせること。
メールによる連絡は必要ありません。
受講に際して、特別配慮の申請をしている方には、レポートなどの代替課題を課す場合があります。
プリント教材を整理保管するためのクリアファイルを各自が用意すること