シラバス情報

科目名
ビジネス実務
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
月曜日Ⅳ時限(14:40~16:10)
教室
教科書
『新しい時代の秘書ビジネス実務』(株式会社紀伊國屋書店/編集:一般社団法人全国大学実務教育協会)

1.担当教員
担当教員
細川 久美子
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
月曜日14:30~18:00

2.授業の目的
(1)授業の目的
ビジネスワーカーとして必要な基礎的な知識と技能を理解し、就職後、スムーズに職務を遂行できることを目的とします。また、ビジネスの場ではよりよい対人コミュニケーションが求められるので、心構えや気配りについて習得し、実践できること目指します。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①ビジネスワーカーとして必要な知識(会社の仕組みやビジネス一般知識等)を理解する。
<GSDP1②>
②指示・命令の受け方、報告・連絡・相談の仕方について、その重要性を理解し実践できる。
<GSDP2①、GSDP2③>
③様々なビジネス場面において、状況に応じた適切な言葉遣いができる。
<GSDP2①、GSDP2③>
④来客応対の基本を習得し、状況に応じた対応ができる。
<GSDP2①、GSDP2③>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
①授業では、ビジネスワーカーとして職務を遂行するために必要な基礎的な知識と技能、心構えや気配りについて実践的に学ぶために、アクティブラーニングとしてロールプレイングやグループワークを実施することがあります。
②この科目は、一般企業での営業、総務、経理等の実務を経験し、現在会社役員として実務を継続中の講師による授業です。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
授業計画に従って進めるので、次回学習する部分についての教科書該当箇所を読み込んだ上で授業に参加してください。
分からない事柄や用語については事前に調べ、解決できなかったことや疑問に思うことは、授業時に積極的に質問してください。
状況によっては授業計画の順番等を変更することもあるので、授業時の連絡を毎時確認してください。
(2)授業の受け方
教科書のほかに、サブノート(プリントを数枚綴じたものを授業開始時に渡します)を使用します。サブノートはPowerPointのスライドとリンクしていますが、穴埋めの書き込みだけでなく、講師が口述した内容もメモする習慣をつけてください。実際のビジネスの場ではいちいちメモをするように指示されることはなく、一度聞いたことは理解しているものとして進められるので、メモを取る習慣を授業を通して身につけてください。
また、ビジネスワーカーとしての基本は、「自ら考え行動する」ことですので、演習やロールプレイング、グループワーク等を実施する際は、受け身ではなく、積極的に取り組むようにしてください。
(3)復習の仕方
授業で学んだことが知識として定着するよう、課題を提示したり練習問題等の配布をしたりすることがあります。教科書、サブノート、書き込みメモなどを参考に取り組んでください。また、授業で学んだビジネス一般知識は、新聞やテレビニュース、ネットニュース等で見たり聞いたりすることがたくさんあります。国内外問わず様々なニュースに日ごろから触れる習慣をつけ、学んだ知識とリンクさせながら、情報収集をする姿勢を身につけてください。

5.受講にあたってのルール
①授業を妨げる行為については、退室の指示をすることがあります。
②欠席、遅刻、早退についてはできるだけ事前に届出書類を提出して下さい。やむを得ない事情がある場合は、その事情が生じた時点で講師に説明をし、後日届出書を提出してください。説明なく入退室をすることのないようにしてください。ビジネスの場でも、同様であることを意識してください。また、無断欠席、遅刻、早退については評価の際に減点の対象とします。出席が授業回数の3分の2に満たない場合は、学校のルールに基づき、原則として試験の受験資格を失うことになります。
③提出物、課題については期日厳守とします。納期意識を持つことはビジネスワーカーの基本であることを意識してください。遅延提出や未提出については、評価の際に減点の対象とします。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション(授業の進め方と評価方法について)
秘書に必要とされる資質について
仕事の進め方について

【予習】教科書1〜14頁(第1章 秘書ビジネスの基本)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第2回
秘書ビジネス実務の基本
秘書の職務知識
企業と経営組織についての基礎知識

【予習】教科書1〜14頁(第1章 秘書ビジネスの基本)、教科書183・187頁(資料)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第3回
秘書ビジネス実務の基本
人事・労務に関する基礎知識
【予習】教科書1〜14頁(第1章 秘書ビジネスの基本)、教科書183・187頁(資料)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第4回
マーケティングと経営についての基礎知識
会計・財務、税務の基礎知識
【予習】教科書184・185(資料)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第5回
金融と経営法務についての基礎知識
様々なビジネス用語(カタカナ・略語)
【予習】教科書185・186(資料)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第6回
秘書とスケジューリング
【予習】教科書16〜28頁(第2章 秘書とスケジューリング)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第7回
秘書のコミュニケーション①
印象形成
敬語の基本
【予習】教科書30〜54頁(第3章 秘書のコミュニケーション)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第8回
秘書のコミュニケーション②
間違いやすい敬語表現
【予習】教科書30〜54頁(第3章 秘書のコミュニケーション)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第9回
来客応対の基礎知識
【予習】教科書56〜67(第4章 秘書の応対業務 1.来客応対)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第10回
電話応対の基礎知識
【予習】教科書68〜80(第4章 秘書の応対業務 2.電話応対)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第11回
出張のコーディネートについての知識
【予習】教科書82〜104頁(第5章 出張のコーディネート)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第12回
会議のコーディネートについての知識
【予習】教科書106〜127頁(第6章 会議のコーディネート)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第13回
慶弔業務についての知識①
【予習】教科書130〜147頁(第7章 慶弔・贈答のコーディネート)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第14回
慶弔業務についての知識②
【予習】教科書130〜147頁(第7章 慶弔・贈答のコーディネート)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第15回
贈答についての基礎知識
【予習】教科書148〜158頁(第7章 慶弔・贈答のコーディネート)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第16回
定期試験
予習・復習
予習・復習について
各回の授業内容に該当するテキストの箇所に目を通して臨んでください。復習では、授業内容を振り返り、ノートをまとめるなどして知識を定着させるよう努めてください。また、授業時に課題を提示することがあるので、期日を守るよう心掛けてください。
目安の時間は、授業1コマにつき、予習90分、復習90分です。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
期末試験80%
受講態度20%
※受講態度とは、①演習やロールプレイングへの取り組みや課題提出の状況 ②欠席・遅刻・早退については事情により判断します。

8.参考図書・文献
秘書検定2級実問題集2024年度版
早稲田教育出版
秘書検定準1級実問題集2024年度版
早稲田教育出版
秘書検定1級実問題集2024年度版
早稲田教育出版

9.履修上の注意
①本科目は、上級ビジネス実務士資格の必修科目です。
②対面授業が中止の場合は、休講にします。補講は追ってお知らせします。
③受講に際し心配のある学生は申し出てください。特別な配慮をする場合があります。
④欠席、遅刻、早退についてではできるだけ事前に届出書類を提出して下さい。やむを得ない事情がある場合は、その事情が生じた時点で講師に説明をし、後日届出書を提出してください。説明なく入退室をすることのないようにしてください。ビジネスの場でも、同様であることを意識してください。また、無断欠席、遅刻、早退については評価の際に減点の対象とします。出席が授業回数の3分の2に満たない場合は、学校のルールに基づき、原則として試験の受験資格を失うことになります。