シラバス情報

科目名
グローバル・スタディーズ総合演習Ⅰ
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
火曜3限
教室
教科書
使用しません。

1.担当教員
担当教員
高橋 早苗
研究室
5号館4階
オフィスアワー
月曜4限、その他(初回ガイダンスでお知らせします)

2.授業の目的
(1)授業の目的
 東北地方における様々な国際交流と多文化共生のまちづくりをテーマとし、その現状と課題を研究します。その前提として、異文化理解、日本の外国籍市民支援の政策、観光まちづくりを理解します。
後期に実施予定の調査を計画します。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
(1)東北地方における国際交流と国際移動の現状と課題を理解します。
 (2022年度入学生:グロバDP1、グロバDP2)
(2)文献をわかりやすく資料にまとめ、説得力のある発表ができる表現力をつけます。
 (2022年度入学生:グロバDP1、グロバDP2)
(3)テーマに沿った社会調査を主体的に実施し、社会調査の手法を身につけます。
 (2022年度入学生:グロバDP1、グロバDP2)
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
 1年かけて東北地方の国際交流と多文化共生のまちづくりに関する調査研究を計画しています。新型コロナの状況に応じて、前期は関連する文献に目を通しながら学内で討論することを中心にします。
 最初に、異文化理解の文献を読みながら、世界のなかの日本社会について議論します。次に、戦後日本の外国人政策や地域での多文化共生まちづくりについて考えていきます。
 並行して、東北地方の国際交流について、主にインターネットを通じて情報収集を行います。あわせて、新聞記事を用いた時事問題の検討を行います。
 ゼミ生と相談しながら進め方を決めていきます。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
(2)授業の受け方
 最初の数回は、どのような進め方が望ましいか、ゼミ生と相談しながら決めていきます。 

発表者はレジュメをもとに担当箇所を発表します。発表ののちに内容について討論します。発表する人も聴く人も、自分の意見を発表できるようによく考えながら参加してください。
(3)復習の仕方
文献や新聞記事の内容とそれに基づいた授業内での討論について、復習しておきましょう。

5.受講にあたってのルール
・演習ですので、積極的な参加が求められます。無断欠席、無断遅刻は論外です。
・止むを得ず、欠席、遅刻、早退の場合には、必ず事前に知らせて下さい。どうしても事後報告になる場合にも、速やかに報告して下さい。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション…授業の進め方
 教員とゼミ生で相談しましょう。
第2回
異文化理解について考える①
 文献を読みながら議論する
第3回
異文化理解について考える②
 文献を読みながら議論する
第4回
異文化理解について考える②
 文献を読みながら議論する
第5回
日本の外国籍市民支援の文献・資料を読む①
第6回
日本の外国籍市民支援の文献・資料を読む②
第7回
日本の外国籍市民支援の文献・資料を読む③
第8回
日本の外国籍市民支援の文献・資料を読む④
第9回
東北地方の国際交流とまちづくりに関する基本情報をまとめる①
第10回
東北地方の国際交流とまちづくりに関する基本情報をまとめる②
第11回
東北地方の国際交流とまちづくりに関する基本情報をまとめる③
第12回
東北地方の国際交流とまちづくりに関する基本情報をまとめる④
第13回
調査計画の立案①
第14回
調査計画の立案②
第15回
前期のまとめ
第16回
予備日
予習・復習

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 参加(60%)…毎回の作業の取り組み状況、分担報告を総合的に評価します。
 (到達目標1、2、3)
(2) レポート(40%)…学期末にゼミで取り上げたテーマに関するレポートを提出してもらいます。
 (到達目標1、2、3)


8.参考図書・文献
授業内に紹介します。

9.履修上の注意
・「多文化社会論」、「フィールド・スタディ」、「観光の社会学」のいずれかを履修することが望ましい。
・学外での調査や視察を実施するので、社会人に準じたマナーを求めます。
・自然災害等で対面授業が取りやめになった場合、遠隔授業を実施しますので、必ずUNIPAを確認してください。
・体調不良等で一時的に対面授業を欠席する生に対して、遠隔授業による対応は行いません。