シラバス情報

科目名
ビジネス文書
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
月曜日Ⅴ時限(16:20〜17:50)
教室
教科書
『ビジネス文書実務』(早稲田教育出版)

1.担当教員
担当教員
細川 久美子
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
月曜日14:30〜18:00

2.授業の目的
(1)授業の目的
ビジネス文書の意義とビジネスフィールドにおいての情報の処理方法を理解し、的確な文書作成や情報処理ができることを目的とします。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①ビジネス文書の基本を理解し、体裁を整えたわかりやすい社内文書、社外文書を作成できる。
<GSDP2① >
②各種伝達ツールに適した表現を理解し、慣用的な表現についても適切に用いることができる。
<GSDP2① GSDP4①>
③秘文書の取り扱いや様々な情報の受発信業務について理解し、処理することができる。
<GSDP2② GSDP4①>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
ビジネス上で用いられる文書について事例を用いて解説し、解説を基に皆さんには様々なビジネス文書を作成してもらいます。作成演習を繰り返し行うことによって様々なビジネスケースごとに最適な文書を考えて作成できる力を養います。また、インターンシップや就職活動で用いる文書や手紙、メールの作成についても触れます。
授業では、アクティブ・ラーニングとして演習を多く取り入れます。
この科目は、一般企業での営業、事務、経理等の実務を経験し、現在会社役員として実務を継続中の講師による授業です。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
授業計画に従って進めるので、次回学習する部分についての教科書該当箇所をよく読み、授業に参加してください。
状況によっては授業計画の順番等を変更することもあるので、授業時の連絡を毎時確認してください。
(2)授業の受け方
①教科書のほかに、サブノート(プリントを数枚綴じたものを授業開始時に渡します)を使用します。サブノートはPowerPointのスライドとリンクしていますが、穴埋めの書き込みだけでなく、講師が口述した内容もメモする習慣をつけてください。実際のビジネスの場ではいちいちメモをするように指示されることはなく、一度聞いたことは理解しているものとして進められるので、メモを取る習慣を授業を通して身につけてください。
②授業では演習が伴いますが、手書きで文書作成課題に取り組む場合とワープロソフト等を利用して作成する場合があります。必要に応じてノートパソコン等を持参してもらうことがあるので、指示に従ってください。
(3)復習の仕方
文書作成の課題を出しますので、指示に従って提出してください。

5.受講にあたってのルール
①授業を妨げる行為については、退室の指示をすることがあります。
②欠席、遅刻、早退についてはできるだけ事前に届出書類を提出して下さい。やむを得ない事情がある場合は、その事情が生じた時点で講師に事情の説明をし、後日届出書を提出してください。説明なく入退室をすることのないようにしてください。ビジネスの場でも、同様であることを意識してください。また、無断欠席、遅刻、早退については、評価の際に減点の対象とします。出席が授業回数の3分の2に満たない場合は、学校のルールに基づき、原則として試験の受験資格を失うことになります。
③提出物、課題については期日厳守とします。納期意識を持つことはビジネスワーカーの基本であることを意識してください。遅延提出や未提出については、評価の際に減点の対象とします。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション(授業概要と進め方、評価方法について)
ビジネス文書とは
文書の機能
文書化の手順
教科書P5〜15(第1章)
第2回
伝言メモの作成
箇条書き、要約とメモの演習
教科書P5〜15(第1章)
第3回
文書の成り立ち
文章の構成
教科書P16〜22(第2章-1,2)
第4回
文体の統一・演習
教科書P23〜32(第1章-3)
第5回
ビジネス文書の種類と特徴
ビジネス文書作成上の注意点
教科書P33〜37(第3章-1,2,3)
第6回
社外文書の書き方・演習
教科書P38〜56(第3章-4)
第7回
社交文書の書き方・演習
教科書P57〜66(第3章-5)
第8回
社内文書の書き方・演習
教科書P67〜84(第3章-6)
第9回
横書きと縦書きの構成
改まった文書の書き方
教科書P85〜87(第4章-1,2,3)
第10回
手紙の常識
便箋の書き方・演習
教科書P88〜90(第4章-4)
第11回
ハガキ・封筒の書き方・演習
電子メールのマナー
教科書P91〜109(第4章-5,6,7)
第12回
敬語表現の常識・演習
教科書P110〜122(第5章)
第13回
見やすい文書にする工夫
レイアウトやグラフの使用
教科書P123〜134(第6章)
第14回
ファイリング
参考文献がある人は確認しておくこと
「新しい時代の秘書ビジネス実務」P170〜174
第15回
秘文書の取り扱いと郵便の受発信業務
参考文献がある人は確認しておくこと
「新しい時代の秘書ビジネス実務」P160〜164
第16回
期末試験
予習・復習
予習・復習について
各回の授業内容に該当するテキストの箇所に目を通して臨んでください。復習では、授業内容を振り返り、ノートをまとめるなどして知識を定着させるよう努めてください。また、授業時に課題を提示することがあるので、期日を守るよう心掛けてください。目安の時間は、授業1コマにつき、予習90分、復習90分です。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
期末試験80%
受講態度20%
※受講態度とは、①演習の取り組み姿勢や課題提出の状況、②欠席・遅刻・早退については事情により判断します。

8.参考図書・文献
新しい時代の秘書ビジネス実務
紀伊國屋書店
978-4-314-10182-0

9.履修上の注意
①対面授業が中止の場合は、休講にします。補講については追ってお知らせします。
②受講に際し心配のある学生は申し出てください。特別な配慮をする場合があります。
③欠席、遅刻、早退についてはできるだけ事前に届出書類を提出して下さい。やむを得ない事情がある場合は、その事情が生じた時点で講師に事情の説明をし、後日届出書を提出してください。説明なく入退室をすることのないようにしてください。ビジネスの場でも、同様であることを意識してください。また、無断欠席、遅刻、早退については、評価の際に減点の対象とします。出席が授業回数の3分の2に満たない場合は、学校のルールに基づき、原則として試験の受験資格を失うことになります。