シラバス情報

科目名
社会福祉研究法演習
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
火曜日1時限(9:00〜10:30)
教室
524教室
教科書
上野千鶴子(2018)『情報生産者になる』ちくま新書

1.担当教員
担当教員
高田 洋平、三浦 和夫、白川 充
研究室
白川充  5号館4階
高田洋平 3号館1階 
三浦和夫 5号館4階
オフィスアワー
白川充  金曜日2時限(10:40〜12:10)
高田洋平 金曜日1時限(9:00〜10:30)
三浦和夫 水曜日1時限(9:00〜10:30)

2.授業の目的
(1)授業の目的
 この授業の目的は、社会福祉学に関する総合的研究(ソーシャルワーク研究を含む)を行う方法と能力を身に着けることである。具体的には、前期開講の「社会福祉研究法」の授業内容を踏まえ、①リサーチクエスチョンの設定、②先行研究レビュー(先行研究に関する批判的・総合的検討)、③研究方法(質的・量的研究法)の選択、そして④研究レポート(論文)や研究計画書の作成ができるようになることである。研究計画書の作成段階では、知識の醸成と創造的思考力の獲得を目指すAL(アクティブラーニング)中心型の授業(演習)を展開する。
 
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①4年制大学において福祉コース等で学ぶ学生にふさわしい社会福祉学(ソーシャルワーク研究を含む)の研究動向について理解すること。
(心福DP(3)②③、心福DP(6)②③)
②自らが3年、4年で取り組む卒業論文に関連して、研究テーマの設定と研究方法の選択、研究レポート(論文)や研究計画書を作成することができるようになること。
(心福DP(3)②③、心福DP(6)②③)
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
①リサーチクエスチョンの設定、②先行研究レビュー(先行研究に関する批判的・総合的検討)、③研究方法(質的・量的研究法)の選択、④研究レポート(論文)や研究計画書の作成を柱に演習形式で行う。また、研究計画書の報告をもとに意見交換を行い、実施可能な研究計画書の検討を行う。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
 事前に提示された教科書や資料等をよく読み、授業に臨むこと。発表の担当の際は、資料等の準備をすること。
(2)授業の受け方
 授業は演習形式で進める。テーマに沿ったディスカッションなどを行うため積極的に参加し、発言すること。
(3)復習の仕方
 授業内容を改めて確認し、不明な点や疑問点などがあれば、担当教員に確認や質問をすること。

5.受講にあたってのルール
(1) 欠席、遅刻、早退の場合には、必ず事前にその回の担当教員まで連絡すること。どうしても事後報告になる場合にも、速やかに報告すること。
(2) レポート等の〆切は厳守すること。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
研究計画とは何か①
教科書pp9〜27を読んでくること
第2回
研究計画とは何か②
教科書pp28〜48を読んでくること
第3回
研究計画とは何か③
第4回
研究計画とは何か④
第5回
研究計画とは何か⑤
第6回
研究計画書の作成と方法①
教科書pp71〜96を読んでくること
第7回
研究計画書の作成と方法②
教科書pp97〜114を読んでくること
第8回
研究計画書の作成と方法③
第9回
研究計画書の作成と方法④
第10回
研究計画書の作成と方法⑤
第11回
研究計画書の発表①
第12回
研究計画書の発表②
第13回
研究計画書の発表③
第14回
研究計画書の発表④
第15回
研究計画書の発表⑤
第16回
予習・復習
 報告者はレジュメと資料を作成する。その際、必要に応じて教員の事前指導を受けること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆すること。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習60分、復習60分が必要である。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)報告内容と質疑応答
<到達目標①、到達目標②>
(2)研究計画書の内容
<到達目標①、到達目標②>
(3)プレゼンテーション
<到達目標①、到達目標②>

上記3点について、総合的に評価する。


8.参考図書・文献

9.履修上の注意
2年前期開講の「社会福祉研究法」の履修が望ましい。
履修登録者が5名未満の場合は開講しない。
【(自然)災害時の授業対応について】遠隔授業を実施する可能性がありますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAなどを確認すること。