シラバス情報

科目名
社会調査論
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
金曜日5時限(16:20〜17:50)
教室
522教室
教科書
『最新社会福祉士養成講座・精神保健福祉士養成講座 5 社会福祉調査の基礎』中央法規

1.担当教員
担当教員
三浦 和夫
研究室
5号館4階
オフィスアワー
水曜日1時限(9:00〜10:30)

2.授業の目的
(1)授業の目的
社会福祉士や精神保健福祉士に必要となる社会調査に関する基礎と概要を理解することを目的とする。具体的には、「①社会福祉調査の意義と目的について理解する。②社会福祉調査と社会福祉の歴史的関係について理解する。③社会福祉調査における倫理や個人情報保護について理解する。④量的調査の方法及び調査の結果について適切に理解する。⑤質的調査の方法及び調査の結果について適切に理解する。⑥ソーシャルワークにおける評価の意義と方法について理解する。」ことである。尚、厚生労働省に指定されている社会福祉士・精神保健福祉士の指定科目であるため、定められた内容及び一定水準に基づいて授業を展開する。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①社会福祉調査の意義と目的について理解する。(心福DP(4))
②社会福祉調査と社会福祉の歴史的関係について理解する。(心福DP(4))
③社会福祉調査における倫理や個人情報保護について理解する。(心福DP(4))
④量的調査の方法及び調査の結果について適切に理解する。(心福DP(4))
⑤質的調査の方法及び調査の結果について適切に理解する。(心福DP(4))
⑥ソーシャルワークにおける評価の意義と方法について理解する。(心福DP(4))
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
授業では、はじめに、社会福祉調査の意義と目的や社会福祉調査と社会福祉の歴史的関係について概説する。次に、社会福祉調査における倫理や個人情報保護について理解した上で、量的調査や質的調査の方法及び調査の結果について説明する。そのほか、ソーシャルワークにおける評価の意義と方法についても学ぶ。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
提示された教科書、資料等をよく読んでおくこと。
(2)授業の受け方
資料は必要に応じ配布する。パワーポイントを使用する。講義が中心である。
(3)復習の仕方
授業で学んだことを各自で確認すること。

5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー)
受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い
授業開始20分を超える場合は遅刻とする。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
(3) 期末試験の受験資格
講義15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は期末試験を受験できない(すなわち再履修となる)。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション、社会福祉調査の意義と目的① 
教科書pp2-9
第2回
社会福祉調査の意義と目的② 
教科書pp10-19
第3回
社会福祉調査における倫理と個人情報保護 
教科書pp22-26
第4回
社会福祉調査のデザイン① 
教科書pp28-39
第5回
社会福祉調査のデザイン② 
教科書pp41-46
第6回
社会福祉調査のデザイン③
教科書pp47-53
第7回
量的調査の方法①
教科書pp56-71
第8回
量的調査の方法②
教科書pp72-93
第9回
量的調査の方法③
教科書pp94-128
第10回
質的調査の方法①
教科書pp130-138
第11回
質的調査の方法②
教科書pp139-165
第12回
質的調査の方法③
教科書pp166-196
第13回
ソーシャルワークにおける評価①
教科書pp200-209
第14回
ソーシャルワークにおける評価②
教科書pp210-229
第15回
まとめ
教科書pp2-11
第16回
試験
予習・復習
・教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
・目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
1.試験(60%)・・・試験を実施する。
<到達目標④、到達目標⑤、到達目標⑥>
2.小テスト(20%)・・・小テストを実施する。
<到達目標①、到達目標②、到達目標③>
3.課題レポート(20%)・・・レポート課題を提示する。
<到達目標④、到達目標⑤、到達目標⑥>

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
・この科目は、社会福祉士国家試験・精神保健福祉士の受験資格取得のための指定科目である。
・配慮が必要な学生は、第2回授業までの間に必ず相談してください。
・【(自然)災害時の授業対応について】遠隔授業を実施する可能性がありますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAなどを確認してください。