シラバス情報

科目名
韓国語演習Ⅱ
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
金曜日3限
教室
教科書
『韓国社会を読む』(曺美庚, 林炫情, 金眞,朝日出版)

1.担当教員
担当教員
李 美賢
研究室
オフィスアワー
金曜日12:10〜13:00,14:30〜16:00(事前にメールアドレスに連絡お願いします。)

2.授業の目的
(1)授業の目的
本講座は、初中級で学んだ基本的な文法事項の復習と応用、さらに、文章購読を通じてさらなる表現力を身につけてもらう。また、日韓の社会と文化の相違が分かり、実際に演習発表を通して韓国語の実践能力を身につける事を目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
*受講到達目標
①初中級レベルの文法をマスターし、日本語の文を韓国語に、韓国語の文を日本語に翻訳できるようにする。また、コミュニケーション能力の上達を目指す。(授業は韓国語で行う)
②語彙(2000語以上)、文法、ヒアリング、ディクテーション能力を向上させ、TOPIKⅡ(中級・上級)やハングル能力検定3, 2、1級を目指す。

*ディプロマポリシーとの関連
〈学部DP2④〉自国と異文化への理解を深めるために、〈学部DP3①③〉韓国語の学習を通して韓国文化や歴史などを理解し、異文化コミュニケーションを身につける事で、多様な人々との共生の在り方を理解することを目指す。また、キャリア形成に資する知識を身につけるため、外国語でのコミュニケーション・スキル を身につけることができる。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
本講義は、韓国語の入門・初級レベルを終えた学習者を対象に、韓国語の実践能力を身につける事を目的とする。また、読む力・書く力・話す力・聞く力をバランスよく養成し、TOPIKⅡ(中・上級)やハングル能力検定3、2、1級を目指す。教科書や映像資料などを通じて、日韓の文化・歴史・生活・地理・社会などを理解し、場面による異なる意味表現(公式的な表現と非公式的な表現)の使い分けができる。


4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及必要な時間」に沿って授業を行います。授業の内容を理解しやすくために、予習はシラバスを参考にあらかじめ教科書を読むことです。読んだ内容に関して疑問や意見などは、授業中に質問時間を設けていますので質問お願いします。出席確認の用紙を配りますので質問があればそれも活用して下さい。
(2)授業の受け方
・ノートの用意(必須)ー授業は資料やPowerPointのスライドや映像などを使うが、先生の説明や理解できなかった事など、授業を聞きながらなるべくすべてをノートに取ることを勧める。また、参加型授業を目指しているので、積極的に授業に参加し、発信することが望ましい。
・2〜4回復習の小テスト実施、授業実施後課題の提出を求める。
・授業中アンケート実施や毎回出席調査を行う。
(3)復習の仕方
授業中示した資料や教科書で理解が不十分な所があったか確認をし、課題をしながら授業の内容を深めて下さい。授業内容に疑問点がありましたら、次回の授業中に必ず質問して下さい。

5.受講にあたってのルール
(1)授業を妨げる行為は一切認めません。場合によっては退室をしてもらうこともあります。
(2)遅刻・早退の場合は、事前に担当教員に許可を取っておき、静かに速やかに入退室して下さい。やむを得ず事前に提出できない場合もできるだけ早いうちに連絡してください。欠席についてもできるだけ事前に連絡下さい。やむを得ず事前に提出できない場合もできるだけ早いうちに連絡してください。(「9.履修上の注意」を参考)
(3)教科書やノート持参必須

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
・授業の進め方
・アンケート調査実施(自己紹介や質問など)
・基本内容の確認と復習
韓国語で自己紹介文を用意してください。(受講理由や目標など)
第2回
第6課
インターネット文化(確認問題)
・韓国のインターネット紹介
・単語と表現
・日韓の地図の比較(話し合い)
・教科書pp.32〜36を予習
・簡単な宿題(韓国のインターネットの状況を調べる)
第3回
第7課
世宗大王とハングル(確認問題)
・韓国の世宗大王とハングルの紹介
・単語と表現
・文字の比較(話し合い)

・教科書pp.37〜42を予習
・簡単な宿題(世宗大王とハングルについて調査)
・確認問題
第4回
第8課
韓国人の性(確認問題)
・韓国の性についての紹介
・日韓の性の比べ(話し合い)
・単語と表現
・教科書pp.43〜48を予習
・簡単な宿題(日韓の性について調べる)
第5回
第9課
宗教と信仰生活(確認問題)
・韓国の宗教と信仰生活について紹介
・単語と表現
・日韓の宗教について(話し合い)
・教科書pp.49〜54を予習
・簡単な宿題(日韓の宗教と信仰生活について調べる)
第6回
特講(購読:新聞や絵本読み、翻訳:ヒアリングやディクテーション練習)
TOPIK試験の対策準備
教科書の復習(読む練習や作文など)
第7回
特講(購読:新聞や絵本読み、翻訳:ヒアリングやディクテーション練習)
TOPIK試験の対策準備
教科書の復習(読む練習や作文など)
第8回
第10課
韓国人の生活と経済(確認問題)
・韓国人の生活と経済について紹介
・単語と表現
・日韓の生活と経済の比べ(話し合い)

・教科書pp.55〜60を予習
・簡単な宿題(日韓の生活と経済について)
第9回
第11課
教育制度と大学入試(確認問題)
・韓国の教育制度と大学入試について紹介
・単語と表現
・日韓の教育制度と大学入試について(話し合い)
・教科書pp.61〜66を予習
・簡単な宿題(日韓教育制度と大学入試について調べる)
第10回
第12課
兵役の義務(確認問題)
・韓国の兵役の義務について紹介
・単語と表現
・日韓の兵役の義務について(話し合い)
・教科書pp.67〜72を予習
・簡単な宿題(韓国の兵役の義務について調べる)
第11回
・演習発表
・TOPIK試験の対策準備基ー語彙力と復習
・TOPIKⅡ中・上級やハングル能力検定勉強
テーマを決めて演習発表の準備
第12回
・演習発表
・TOPIK試験の対策準備ー語彙力と復習
・TOPIKⅡ中・上級やハングル能力検定勉強
テーマを決めて演習発表の準備
第13回
・演習発表
・TOPIK試験の対策準備ー基本語彙力と復習
・TOPIKⅡ中・上級やハングル能力検定勉強
テーマを決めて演習発表の準備
第14回
・演習発表
・TOPIK試験の対策準備ー基本語彙力と復習
・TOPIKⅡ中・上級やハングル能力検定勉強
テーマを決めて演習発表の準備
第15回
・演習発表
・TOPIK試験の対策準備ー基本語彙力と復習
・TOPIKⅡ中・上級やハングル能力検定勉強


テーマを決めて演習発表の準備
第16回
・前期期末ミニテスト
・教科書の復習と作文テスト
教科書の復習や試験答え合わせ
予習・復習
授業はテキストと提示する資料を中心に進める。授業前に該当する教科書のページを予習し、授業後は学んだ所をノートに作成しながら復習し、宿題を提出する。目安として予習60分、復習60分ほど必要
*授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
作文テスト・演習研究発表・期末レポート70%、授業態度・課題の提出状況・出席状況など30%

8.参考図書・文献
韓国語を学ぶ(中級)
李昌圭
朝日出版社
9784255556055

9.履修上の注意
(1)本講義の受講資格は、基本的に韓国語Ⅰを受講したか入門の韓国語学習経験がある人に限る。
(2)講義15回中、6回以上欠席した場合には、単位取得は不可とする。遅刻や早退は2回で一回欠席扱いとする。欠席理由書を提出した場合には、その限りではない。また、受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2 回目の授業までに相談してください。事情によっては、何らかの特別な配慮を行う場合があります。

【欠席届の提出について】
・「欠席届」はあくまで欠席の理由を伝えるツールの一つです。特別な事情による「欠席届」の提出が必要ですが、その以外には必要ではありません。

【特別な事情による一時的な遠隔授業の対応について】
・特別な事情による遠隔授業の対応はしますが、その以外は対応できません。また、前日までの申し出が必要になります。当日は対応できません。(Zoom使用)

【自然災害を含む災害時での対面授業の取りやめの対応について】
・遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずLMSを確認してください。

【ノートパソコンの使用について】
・Web 上で講義資料の提示や課題提出など授業中ICT 技術を活用する予定もありますので、お知らせのある場合はノートパソコンを必ず持参してください。