シラバス情報
教員名 : 北川 公路
科目名
高齢者の心理と支援
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
金曜日 4限
教室
教科書
よくわかる高齢者心理学 編著 佐藤眞一 / 権藤恭之 ミネルヴァ書房
1.担当教員
担当教員
北川 公路
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
14:30〜14:40
2.授業の目的
(1)授業の目的
社会の高齢化に伴う諸課題を解決するためには、様々な学問分野が協力する必要があり、そのうちのひとつが高齢者心理学になります。高齢者の心理の特性の基礎を理解し、心理的支援を考えることができるようになることを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
到達目標
①高齢者の心理の特性を踏まえ心理学的側面・生物学的側面や社会的側面について理解する。
② 高齢者の身体的、心理的特長を踏まえて心理的支援を考えることができる。
ディプロマポリシーとの関連
心理福祉学科のディプロマポリシー「6. 心理学の多様な視点(生理・認知・社会)から、人の心のはたらきと行動を科学的に理解するための知識を備え、現代社会の様々な問題にそれらを応用できる。」に基づき、特に高齢者の心理と支援の知識の獲得を目指す科目である。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
高齢化社会の進行にともない,医療・介護・福祉などの現場を中心として高齢者の心理や心理的支援への関心が高まっている。人間は加齢にともない認知、情動・感情、性格、対人関係など個人の心理機能が変化していくことがわかっている。これらの心理学的側面に加えて、生物学的側面や社会的側面について説明する。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開するので、表に記された教科書の対応する箇所をあらかじめ読んでくること。教科書のページ順通りの進み方ではないので、予習の際には「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」をよく確認すること。
(2)授業の受け方
授業はプリントを配布し、PowerPointのスライドで進める。スライドの記述だけではなく、重要だと思ったことや疑問に思ったことなどはメモすること。
(3)復習の仕方
教科書をもとに授業中に書いたノートを早いうちにまとめること。その際、不明な点や疑問点については、図書館などで調べる、科目担当教員に質問するなどをしながらまとめること。
5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー)
受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い
30分を超える遅刻は欠席扱いとし、遅刻2回で1回の欠席とみなす。早退は欠席とみなす。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
(3) 期末試験の受験資格
講義15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は期末試験を受験できない(すなわち再履修となる)。
(4) 期末試験時の不正行為の扱い
カンニング等の不正行為を行った場合は試験点を 0 点とする(すなわち再履修となる)
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション・講義概要の説明
予習:教科書の全体を把握してください。目次などを用いる、興味のあるところを読むなど、どのような方法でも良いので教科書の全体を見回しておいてください。
復習:講義が進んだところまで見直しをしてください。
なし。
第2回
老化の生物学的側面・社会的側面
予習:講義前に教科書1・2のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
なし。
第3回
社会学的加齢理論・心理学的加齢理論
予習:教科書3・4のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
なし。
第4回
認知情報処理
予習:教科書5・6のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
小テスト実施①
第1回〜3回の講義内容が小テスト範囲になる。
第5回
記憶と学習
予習:教科書7のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
なし。
第6回
高次の情報処理
予習:教科書8のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
なし。
第7回
パーソナリティ
予習:教科書10のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
小テスト実施②
第1回〜3回の講義内容と新たに第4回から6回の講義内容が小テスト範囲になる。
第8回
社会とのかかわり・対人関係
予習:教科書13と14のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
なし。
第9回
社会的援助
予習:教科書15のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
なし。
第10回
死と死別
予習:教科書16のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
小テスト実施③
第1回〜6回の講義内容と新たに第7回から9回の講義内容が小テスト範囲になる。
第11回
高齢期の身体疾患・精神疾患
予習:事前配付資料に目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
なし。
第12回
介護
予習:教科書17のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
なし。
第13回
高齢者を対象としたアセスメント
予習:教科書19のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
小テスト実施④
第1回〜9回の講義内容と新たに第10回から12回の講義内容が小テスト範囲になる。
第14回
高齢者を対象とした心理療法
予習:教科書19のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
なし。
第15回
現代問題
予習:教科書18のページに目を通して疑問点などをまとめておくこと。
復習:その日のうちにノートにまとめ疑問点を調べて加筆しておくこと。
なし。
第16回
定期試験
すべての講義内容を試験範囲として出題する。
なし。
予習・復習
教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・ 定期試験(50%)
・ 小テスト(授業概要の備考欄参照)と授業内の活動への参加など、50%)
小テストは採点が済み次第、返却する。また、授業内の活動についても次回の授業までに返却する。
8.参考図書・文献
9.履修上の注意
受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談して下さい。
※ 遠隔授業に変更される場合は、授業の進め方、成績評価方法の変更する場合がある。