この授業は、開発途上国の人口・食糧、経済開発と環境など様々な問題の現状を理解すること。さらに、これらを解決することの可能性と政策について経済学的な視点から検討することを目的とする。途上国経済の実態を把握し、経済格差の縮小と貧困の撲滅に必要であるとみなされている諸政策の吟味を通じて,南北問題に対する認識を深めること。世界的レベルにおける貧困の緩和、貧困からの開放の可能性を探求し、途上国の経済をいかに発展の軌道に乗せるかを課題とする。また、経済のグローバル化の中で、私たちの暮らしが環境や第三世界の人々の暮らしにどのような影響を与えているのかを考察する。
|