シラバス情報

科目名
精神障害リハビリテーション論
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
火曜日 5校時(16:20〜17:50)
教室
522
教科書
精神障害リハビリテーション論(中央法規)

1.担当教員
担当教員
佐藤 大介
研究室
非常勤のため研究室はありません
オフィスアワー
非常勤のため講義時のみ在校しています

2.授業の目的
(1)授業の目的
精神障害リハビリテーションのあり方について、具体的に学ぶこと。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
到達目標
① 精神障害リハビリテーションについての基本的な知識の習得
② 精神障害者に対する心理社会的支援における精神保健福祉士の役割の理解
③ 対人援助職としてのコミュニケーション力の獲得
ディプロマポリシーとの関連
本科目は、心理福祉学科のディプロマポリシーのうち、主に「知識・理解」について「広く社会に貢献するために無限の人間の力を尊重する態度を持ち、それを実践するための福祉の知識と技術を身につけている」ことの達成を目指します。また、「知識・理解」について「より良い人間生活をめざし、医療・福祉・教育などの多分野に渡り、人間
理解と実践行動がとれる」こと及び、「広く社会に貢献するための科学的な人間理解の態度を備え、そのための心理学的な知識と方法を身につけている」ことの達成も目指します。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
精神障害者リハビリテーションの理念や基本原則を踏まえ、具体的なリハビリテーションプログラムについて学び、架空事例などを題材に学んだことを生かして実際の支援計画づくりに取り組みます。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
教科書の該当部分を読んでおくほうが、講義内容の理解には効果があります。ただし、予習を強要するものではありません。
(2)授業の受け方
講義は、基本的に「説明→演習等の作業」の流れで行います。「説明」は、教科書に記載の内容等を参考に、担当教員が作成した配布資料により行います。担当教員が繰り返し強調する点などについては、積極的に配布資料への書き込みを行いましょう。説明を聞いて疑問に思うこと、違う考え方もできるのではないかと思うことなどについては随
時質問をお受けします。その後、「演習・作業」として事例問題や知識に関する課題(小テスト)に取り組んでいただくことがあります。講義への出席はもちろん、「演習・作業」への取り組み方は単位認定の重要な資料となります。
(3)復習の仕方
講義で使用した配布資料や演習・作業で取り組んだ問題などは、定期試験の際に非常に役に立つものです。単に、暗記をしたりするのではなく、話の流れを思い出しながら、「なぜ、そのようになるのか」「どのような背景があるのか」「他の内容との関連性はどのようなものなのか」といった点を意識して、講義資料等を随時見直ししておくこと
をお勧めします。

5.受講にあたってのルール
(1)受講時のマナー
講義と関係のない会話・私語の他、携帯電話、メールなどの利用は慎んでください。講義の妨げになると教員が判断した場合には退室を命じることがあります。退室を命じられた場合には、その授業は欠席の扱いとなりますから、充分に注意してください。
(2)遅刻・欠席・早退の扱い
講義開始後出欠を確認します。その時点で出席が確認できなければ欠席といたします。また、病気などのやむを得ない事情であると教員が認めた場合を除いては、遅刻や早退は認められませんので、あらかじめご承知ください。なお、事前に欠席や遅刻や早退しなければならない事情がある場合には、個別にご相談ください。
(3)課題提出にあたってのルール
課題の提出をお願いすることがあります。提出期限は必ず守ってください。提出期限を過ぎて提出した場合には、成績認定の評定資料から除外されることがあります。また、課題にとりくむ際には、各種の文献やインターネットの情報などを参考にしたり、引用したりすることは出典を明らかにした場合のみ許されます。
(4)テストにおける不正行為
不正行為があったと認められた場合には、履修単位は差し上げられません

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
精神障害リハビリテーションの基礎(1)
・精神障害リハビリテーションとソーシャルワークの異同
・精神障害リハビリテーションにおける精神保健福祉士の役割
・精神障害リハビリテーションの理念と定義
予習:教科書の該当部分を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:講義中に配布した講師作成の資料について、内容の確認を行い、穴埋め問題の解答を確認しておくこと(所要時間:おおむね2時間程度)
第2回
精神障害リハビリテーションの基礎(2)
・医学的、職業的、社会的、教育的リハビリテーション
・精神障害リハビリテーションの基本原則
・地域およびリカバリー概念を基盤としたリハビリテーションの意義
予習:教科書の該当部分を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:講義中に配布した講師作成の資料について、内容の確認を行い、穴埋め問題の解答を確認しておくこと(所要時間:おおむね2時間程度)
第3回
精神障害リハビリテーションの構成および展開(1)
・精神障害リハビリテーションの対象
・チームアプローチ
・精神障害リハビリテーションのプロセス
予習:教科書の該当部分を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:講義中に配布した講師作成の資料について、内容の確認を行い、穴埋め問題の解答を確認しておくこと(所要時間:おおむね2時間程度)
第4回
精神障害リハビリテーションの構成および展開(2)
・精神障害リハビリテーションの対象
・チームアプローチ
・精神障害リハビリテーションのプロセス
予習:教科書の該当部分を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:講義中に配布した講師作成の資料について、内容の確認を行い、穴埋め問題の解答を確認しておくこと(所要時間:おおむね2時間程度)
第5回
精神障害リハビリテーションプログラムの内容と実施機関(1)
・医学的リハビリテーションプログラム
・職業的リハビリテーションプログラム
予習:教科書の該当部分を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:講義中に配布した講師作成の資料について、内容の確認を行い、穴埋め問題の解答を確認しておくこと(所要時間:おおむね2時間程度)
第6回
精神障害リハビリテーションプログラムの内容と実施機関(2)
・社会的リハビリテーションプログラム
・教育的リハビリテーションプログラム
予習:教科書の該当部分を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:講義中に配布した講師作成の資料について、内容の確認を行い、穴埋め問題の解答を確認しておくこと(所要時間:おおむね2時間程度)
第7回
精神障害リハビリテーションプログラムの内容と実施機関(3)
・家族支援プログラム
・その他
予習:教科書の該当部分を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:講義中に配布した講師作成の資料について、内容の確認を行い、穴埋め問題の解答を確認しておくこと(所要時間:おおむね2時間程度)
第8回
精神障害リハビリテーションの動向と実際
予習:教科書の該当部分を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:講義中に配布した講師作成の資料について、内容の確認を行い、穴埋め問題の解答を確認しておくこと(所要時間:おおむね2時間程度)
第9回
精神障害リハビリテーションの実際〜現場臨床を知る〜
予習:教科書の該当部分を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:講義中に配布した講師作成の資料について、内容の確認を行い、穴埋め問題の解答を確認しておくこと(所要時間:おおむね2時間程度)
第10回
事例研究(1)
予習:配布する事例を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:自分が作成した資料(計画作成の材料となる様々なメモ)を確認する(所要時間:おおむね2時間程度)
第11回
事例研究(2)
予習:配布する事例を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:自分が作成した資料(計画作成の材料となる様々なメモ)を確認する(所要時間:おおむね2時間程度)
第12回
事例研究(3)
予習:配布する事例を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:自分が作成した資料(計画作成の材料となる様々なメモ)を確認する(所要時間:おおむね2時間程度)
第13回
事例研究(4)
予習:配布する事例を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:自分が作成した資料(計画作成の材料となる様々なメモ)を確認する(所要時間:おおむね2時間程度)
第14回
事例研究(5)
予習:配布する事例を読んでおくこと(所要時間:おおむね1時間程度)
復習:自分が作成した資料(計画作成の材料となる様々なメモ)を確認する(所要時間:おおむね2時間程度)
第15回
まとめ
第16回
定期試験
予習・復習

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・単位認定は、試験(60%)、受講態度課題提出など(40%)の割合となります。
・「対人援助職として実践家となる」ことを前提に、到達目標の3つが一体的に理解し体得できているかを基準に総合的に評価します。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
精神保健福祉士の資格取得希望者は、この科目を履修しなければいけません