シラバス情報

科目名
地域福祉と包括的支援体制Ⅱ
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
月曜日4時限(14:40〜16:10)
教室
523教室
教科書
最新社会福祉士養成講座 地域福祉と包括的支援体制 中央法規

1.担当教員
担当教員
三浦 和夫
研究室
5号館4階
オフィスアワー
水曜日1時限(9:00〜10:30)

2.授業の目的
(1)授業の目的
①地域福祉における主体と対象を理解し、住民の主体形成の概念を理解する。
②地域福祉を推進するための、福祉行財政の実施体制と果たす役割について理解する。
③地域福祉計画をはじめとした福祉計画の意義・目的及び展開を理解する。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①地域福祉における主体と対象を理解し、住民の主体形成の概念を理解する。
(心福DP1①、心福DP6①、心福DP7①)
②地域福祉を推進するための、福祉行財政の実施体制と果たす役割について理解する。
(心福DP1①、心福DP6①、心福DP7①)
③地域福祉計画をはじめとした福祉計画の意義・目的及び展開を理解する。
(心福DP1①、心福DP6①、心福DP7①)
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
授業では、前期の「地域福祉と包括的支援体制Ⅰ」の内容を踏まえ、はじめに、地域福祉における主体と対象、住民の主体形成の概念を学びます。そして、地域福祉を推進するための福祉行財政の実施体制と果たす役割や地域福祉計画などの福祉計画の意義や目的及び展開を学びます。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
・提示された教科書、資料等をよく読んでおくこと。
(2)授業の受け方
・資料は必要に応じ配布する。パワーポイントを使用する。講義が中心である。
(3)復習の仕方
・授業で学んだことを各自で確認すること。

5.受講にあたってのルール
① 受講時の基本姿勢(マナー)
 受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
②遅刻・欠席・早退の扱い
 授業開始20分を超える場合は遅刻とする。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
③期末試験の受験資格
 講義15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は期末試験を受験できない(すなわち再履修となる)。


6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション、地域福祉と包括的支援体制Ⅰの振り返り
第2回
地域を基盤としたソーシャルワークの展開①
地域を基盤としたソーシャルワークの方法
教科書pp158〜167
第3回
地域を基盤としたソーシャルワークの展開②
住民の主体形成に向けたアプローチ
教科書pp168〜181
第4回
地域を基盤としたソーシャルワークの展開③
具体的な展開
教科書pp182〜197
第5回
災害時における総合的かつ包括的な支援体制① 非常時や災害時における法制度
教科書pp200〜218
第6回
災害時における総合的かつ包括的な支援体制② 非常時や災害時における総合的かる包括的な支援
教科書pp219〜237
第7回
災害時における総合的かつ包括的な支援体制③ 非常時や災害時における総合的かる包括的な支援
教科書pp219〜237
第8回
福祉計画の意義と種類、策定と運用①
福祉計画の定義、目的、機能と歴史的展開
教科書pp240〜247
第9回
福祉計画の意義と種類、策定と運用②
市町村地域福祉計画・都道府県地域福祉支援計画の内容
教科書pp248〜258
第10回
福祉計画の意義と種類、策定と運用③
福祉計画の策定過程と方法、福祉計画におけるニーズの測定の方法・技術、福祉計画における評価
教科書pp259〜283
第11回
福祉行財政システム①
国の役割、都道府県の役割
教科書pp286〜291
第12回
福祉行財政システム②
市町村の役割、国と地方の関係
教科書pp292〜300
第13回
福祉行財政システム③
福祉行政の組織および専門職の役割
福祉における財源
教科書pp301〜323
第14回
地域福祉と包括的支援体制の課題と展望
第15回
まとめ
第16回
試験
予習・復習
・教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
・目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
①レポート課題(40%)
<到達目標①、到達目標③>
②試験(60%)
<到達目標①、到達目標②、到達目標③>

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
・この科目は、社会福祉士国家試験・精神保健福祉士の受験資格取得のための指定科目である。
・配慮が必要な学生は、第2回授業までの間に必ず相談してください。
・【(自然)災害時の授業対応について】遠隔授業を実施する可能性がありますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAなどを確認してください。