シラバス情報

科目名
社会保障Ⅰ
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
木3
教室
教科書
『最新・社会福祉士養成講座、精神保健福祉士養成講座7社会保障』(一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編、中央法規出版)

1.担当教員
担当教員
増田 幹司
研究室
5号館3階
オフィスアワー

2.授業の目的
(1)授業の目的
福祉の基盤となる社会保障制度をきちんと理解して押さえる。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①人口動態の変化を始めとした社会保障制度を取り巻く社会経済情勢を理解する。
〈心福DP1①〉〈心福DP6①〉〈心福DP7①〉
②社会保障の理念や機能を理解し、そのうえで、社会保障の構造や財源と費用等についても理解する。
〈心福DP1①〉〈心福DP6①〉〈心福DP7①〉
③歴史的経緯を踏まえたうえで、現代の社会保障における課題が説明できる。
〈心福DP1①〉〈心福DP6①〉〈心福DP7①〉
④諸外国における社会保障制度の概要について理解する。
〈心福DP1①〉〈心福DP6①〉〈心福DP7①〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
 本科目は、社会福祉士並びに精神保健福祉士国家試験受験資格取得のための指定科目である。
 相談援助等の仕事を円滑かつ適切に進めていくうえで、社会保障に関する知識をきちんと仕事に必要な道具として身につけておくことが、ソーシャルワーカーには求められる。ところが、今や社会保障の分野は極めて幅広く、制度が複雑であり、個別制度の改正も頻繁に行われており、なかなか理解することが難しい。しかし、保健・医療・福祉等のサービス関係者との間の連絡調整を円滑に進めていくためにも、これらの関係者が関係するそれぞれの社会保障制度を理解する必要がある。
 前期の講義は、社会保障制度の全体像をつかむための総論である。
 課した課題はUNIPA上で回収する。出席確認はUNIPAを基本とする。

*「実務経験がある教員」について
 この科目は厚生労働省(本省、中央労働委員会、東京労働局等)での実務経験のある教員による授業です。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
授業前には教科書の該当箇所を予習し適宜課題にも取り組み、授業後には授業内容と併せて自身の講義ノートにまとめるなどして復習すること。
(2)授業の受け方
 原則として、教科書の内容に沿った講義を行う。「予習・復習」欄に記載があるように、授業前には教科書の該当箇所を予習し適宜課題にも取り組み、授業後には授業内容と併せて自身の講義ノートにまとめるなどして復習すること。
(3)復習の仕方
授業前には教科書の該当箇所を予習し適宜課題にも取り組み、授業後には授業内容と併せて自身の講義ノートにまとめるなどして復習すること。

5.受講にあたってのルール
受講心得:私語は慎み、くれぐれも他人に迷惑をかけないようにしましょう。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
第2回
社会保障制度を取り巻く社会経済情勢(人口動態の変化と少子高齢化)
教科書 第1章
第3回
社会保障制度を取り巻く社会経済情勢(労働環境の変化)
教科書 第1章
第4回
社会保障の概念や対象およびその理念
教科書 第2章
第5回
社会保障制度の展開(欧米における社会保障の歴史的展開)
教科書 第2章
第6回
社会保障制度の展開(日本における社会保障の歴史的展開)
教科書 第2章
第7回
社会保障の財源と費用(財源)
教科書 第3章
第8回
社会保障の財源と費用(社会保障給付費)
教科書 第3章
第9回
社会保障の財源と費用(国民負担率)
教科書 第3章
第10回
社会保険と社会扶助の関係(1)
教科書 第4章
第11回
社会保険と社会扶助の関係(2)
教科書 第4章
第12回
公的保険制度と民間保険制度の関係
教科書 第4章
第13回
諸外国における社会保障制度
教科書 第6章
第14回
諸外国における社会保障制度(三つの福祉国家レジーム等)
教科書 第6章等(適宜提示)
第15回
まとめ
第16回
予習・復習
 授業前には教科書の該当箇所を予習し適宜課題にも取り組み、授業後には授業内容と併せて自身の講義ノートにまとめるなどして復習すること。
 目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
 授業内で課す課題等の提出状況や内容、授業への参加度等 …100%(出席要件を前提に当該提出状況60%+その他40%) 〈到達目標①〜④〉

8.参考図書・文献
社会保障の保守主義(増補改訂版)
岸 功/増田 幹司(著)
ブックウェイ
ISBN9784865842791
医療福祉サービスガイドブック2024年度版
(編集)鈴木豊、河村愛子、小林夏妃、関田渉、平林朋子
医学書院
ISBN9784260055901

9.履修上の注意
・ ICT 活用教育について
 「原則として講義資料の印刷物は配布しない(ペーパーレスである)」
・遠隔授業について
「自然災害を含む災害時での対面授業の取りやめの対応について」
zoomを使用した遠隔授業等の対応を可能な限りとりますので、対面授業実施が中止になった当日は、授業開始時刻までにはUNIPAを確認してください。
・受講に際して特別な配慮を必要とする学生については、申し出があった場合には特別な配慮をする場合があり得ること。