シラバス情報
教員名 : 三浦 和夫
科目名
ソーシャルワークの理論と方法Ⅰ
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
金曜日2時限(10:40〜12:10)
教室
525教室
教科書
最新社会福祉士養成講座・精神保健福祉士養成講座 『12ソーシャルワークの理論と方法[共通科目]』中央法規
1.担当教員
担当教員
三浦 和夫
研究室
5号館4階
オフィスアワー
水曜日1時限(9:00〜10:30)
2.授業の目的
(1)授業の目的
学生がソーシャルワークの理論と方法について、この科目が取り上げる範囲(教科書第1章から7章)の概要を理解することを目的とする。この科目は、社会福祉士国家試験受験資格・精神保健福祉士国家試験受験資格取得の「指定科目」であるため、厚生労働省指定の内容と水準となる。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①人と環境との交互作用に関する理論とミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワークについて理解する。
(心福DP6-①、心福DP7-①、心福DP7-②)
②ソーシャルワークの様々な実践モデルとアプローチについて理解する。
(心福DP6-①、心福DP7-①、心福DP7-②)
③ソーシャルワークの過程とそれに係る知識と技術について理解する。
(心福DP6-①、心福DP7-①、心福DP7-②)
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
テキストに沿って、最初にソーシャルワークの定義と枠組みについて概説する。次にその理論的な根拠となる「人と環境の相互作用」について述べる。そのうえでソーシャルワークにおける「援助関係論」と「展開過程論」を取り上げる。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
・提示された教科書、資料等をよく読んでおくこと。
(2)授業の受け方
・資料は必要に応じ配布する。パワーポイントを使用する。講義が中心である。
(3)復習の仕方
・授業で学んだことを各自で確認すること。
5.受講にあたってのルール
①受講時の基本姿勢(マナー)
受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
②遅刻・欠席・早退の扱い
授業開始20分を超える場合は遅刻とする。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
③期末試験の受験資格
講義15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は期末試験を受験できない(すなわち再履修となる)。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション・・・授業の進め方、ソーシャルワークとは
第1章を読んでくること
第2回
人と環境の交互作用に関する理論とソーシャルワーク(1)
人と環境との交互作用に関する理論とミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワーク
ソーシャルワーカーが学ぶ理論、システム理論、生態学理論
第1章を読んでくること
第3回
人と環境の交互作用に関する理論とソーシャルワーク(2)
人と環境との交互作用に関する理論とミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワーク
バイオ・サイコ・ソーシャルモデル、ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワーク、ソーシャルワークの目標と展開過程
第1章を読んでくること
第4回
ソーシャルワークの過程
ケースの発見とエンゲージメント
第2章を読んでくること
第5回
ソーシャルワークの過程 アセスメント(1)
アセスメントの意義と目的、アセスメントの方法
第3章を読んでくること
第6回
ソーシャルワークの過程 アセスメント(2)
ジェノグラムとエコマップ、アセスメントの留意点
第3章を読んでくること
第7回
ソーシャルワークの過程 プランニング(1)
プランニングの意義と目的
第4章を読んでくること
第8回
ソーシャルワークの過程 プランニング(2)
プランニングのプロセスと方法、留意点
第4章を読んでくること
第9回
ソーシャルワークの過程
支援の実施とモニタリング
第5章を読んでくること
第10回
ソーシャルワークの過程
支援の終結と結果評価、アフターケア
第6章を読んでくること
第11回
ソーシャルワークの実践モデルとアプローチ(1)
モデルとアプローチ、今日的意義、治療モデル、ストレングスモデル、生活モデル
第7章を読んでくること
第12回
ソーシャルワークの実践モデルとアプローチ(2)
心理社会的アプローチ、機能的アプローチ、問題解決アプローチ、課題中心アプローチ
第7章を読んでくること
第13回
ソーシャルワークの実践モデルとアプローチ(3)
行動変容アプローチ、認知アプローチ、危機介入アプローチ
第7章を読んでくること
第14回
ソーシャルワークの実践モデルとアプローチ(4)
エンパワメントアプローチ、ナラティブアプローチ、解決志向アプローチ他
第7章を読んでくること
第15回
まとめ
第16回
試験
予習・復習
・教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
・目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
①レポート課題(40%)
<到達目標①、到達目標②、到達目標③>
②試験(60%)
<到達目標①、到達目標②、到達目標③>
8.参考図書・文献
9.履修上の注意
・この科目は、社会福祉士国家試験・精神保健福祉士の受験資格取得のための指定科目である。
・配慮が必要な学生は、第2回授業までの間に必ず相談してください。
・【(自然)災害時の授業対応について】遠隔授業を実施する可能性がありますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAなどを確認してください。