シラバス情報

科目名
心理福祉専門演習Ⅲ
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
4年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
月曜日・Ⅱ時間目
教室
5号館3階・534教室
教科書
特に指定しない

1.担当教員
担当教員
吉田 弘美
研究室
5号館1階
オフィスアワー
水曜日Ⅱ時間目

2.授業の目的
(1)授業の目的
3年次までの専門演習で学んだスキルをもとに、ゼミテーマに関する文献学習やフィールドワークを通して、科学的に物事を追究できる能力を深めることを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 文献学習を通して、物事を多面的に批判的に捉え、自分の考えを深めることができる。
 〈心福DP(1)、心福DP(2)(3)(4)(5)(7)〉
② 研究計画に沿って活動し、テーマに対する課題解決能力を高めることができる。
 〈心福DP(1)、心福DP(2)(3)(4)(5)(7)〉
③ 研究成果を他者に伝えながら、プレゼンテーション能力を養うことができる。
 〈心福DP(7)、心福DP(1)(2)(3)(4)(5)〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
主なゼミのテーマは 「施設で暮らす利用者の自立生活」とする。施設で生活する利用者(主に高齢者、身体障害者)の生活状況を知り、地域共生社会における施設の課題や支援者に求められる役割等について、文献研究やフィールドワーク等を通して理解を深める。卒業論文の執筆につながる研究活動を中心に展開する。
その際にはディスカッションやグループワーク、プレゼンテーションなどのアクティブ・ラーニングを行い学びを深めていく。
本科目は福祉現場で実務経験のある教員による授業である。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
・定期的に予習課題を提示する。内容や取り組み方については随時、授業で説明するので指示に従うこと。
・自分の興味関心が研究活動に発展できるように、普段から新聞記事や文献などから情報を集める意識をもつこと。
(2)授業の受け方
・基本的には演習形式で行うので、学生が中心となり授業を展開する。
・他者の意見を傾聴し、自分の考えを積極的に発言できるように心がける。
・発表の際には必ずレジュメやスライド等の資料を作成する。口頭だけの発表は認めない。(事前に資料をUNIPAで共有する。)
(3)復習の仕方
授業中の不明な点や疑問点については改めて調べるなど随時資料を更新し整理すること。

5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー)
 ・私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い
 ・やむを得ず遅刻・欠席・早退する場合には、担当教員に必ず相談・メールなどで連絡する。
 ・20分を超える遅刻は欠席扱いとする。
(3) 期末試験の受験資格
 ・試験は行なわないため、課題の提出を厳守する。期限を過ぎて提出する場合には、事前に相談すること。
(4) 期末試験時の不正行為の扱い
 ・レポート課題で他者の盗作やインターネットからそのまま転記した場合には、カンニング同様に厳しく対処するので充分に注意する。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
授業の進め方、3年次までのゼミの振り返り、休業期間の研究活動の進捗状況
研究計画書ならびに卒業論文の構成(案)の提出
第2回
研究計画書ならびに卒業論文の構成の再検討
第3回
研究計画書に沿った活動①
第4回
研究計画書に沿った活動②
第5回
研究計画書に沿った活動③
第6回
研究計画書に沿った活動④
第7回
研究計画書に沿った活動⑤
第8回
研究計画書に沿った活動⑥
第9回
卒業研究構想発表会に向けた準備①
第10回
卒業研究構想発表会に向けた準備②
第11回
卒業研究構想発表会に向けた準備③
第12回
卒業研究構想発表会に向けた準備④
第13回
卒業研究構想発表会に向けた準備⑤
第14回
卒業研究構想発表会に向けた準備⑥
第15回
公開卒業研究構想発表会、後期に向けて
第16回
予習・復習
文献や資料を使った予習が必要。授業前に関連する科目の教科書などにも目を通して、疑問点をまとめてくること。
復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。目安の時間として、授業1回につき、自学自習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 出席状況・授業態度(20%)2/3以上の出席が前提である。また、欠席、遅刻・早退がないだけではなく、積極的な発言や演習の参加状況も含まれる。
   〈到達目標①②〉
(2) 課題レポート(50%)筆記試験に代わるレポートを課す。その内容と提出機限の遵守により総合的に評価。
   〈到達目標①②〉
(3) プレゼンテーション(30%)研究活動の発表内容を中心に評価する。
   〈到達目標①②〉

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)心理福祉学科の必修科目である。
(2)心理コースの学生は履修できない。
(3)心理福祉専門演習ⅠⅡの単位が未履修の学生は原則として受講できない。
(4)フィールドワークでかかる経費(交通費や食費、保険など)や文献複写などは原則として自己負担とする。
(5)やむを得ず欠席する場合には『欠席届』を提出すること。
(6)3年次のゼミはそのまま4年次に引き継ぐが、やむを得ない理由により変更を希望する場合には、相談に応じる。
(7)自然災害などで交通機関に影響が出た場合には、休講もしくは遠隔授業に切り替えるため、必ずUNIPAを確認すること。
(8)特別な配慮が必要な学生は、随時相談に応じる。