シラバス情報

科目名
心理福祉専門演習Ⅲ
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
4年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
月曜日2限目 (10:40〜12:10)
教室
535教室
教科書
なし.参考書等は適宜紹介する.

1.担当教員
担当教員
郡山 昌明
研究室
郡山研究室 5号館4階
オフィスアワー
水曜日2限目 (10:40〜12:10)

2.授業の目的
(1)授業の目的
 私たちが住む地域には、さまざまな課題があります。またそのに暮らす人も生活するうえでさまざまな課題を抱えて生きています。支援者は、その課題について発見し、傾聴し、予防のための策を地域の対象となる人々と一緒に考えることが必要です。この授業では、地域にはどのような課題があるのか、人びとが生活する上でどのような課題を抱えるのかを考え、その課題を明らかにし、文献や資料等をもって調べ、まとめ、発表する力を身につける。また、後期については、前期の活動を踏まえて、各人がテーマを設定しゼミ誌としてまとめることを目標とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
 本科目では、地域における課題や人びとが生活する上での課題について、文献や資料等を用いて調べる力、まとめる力、発表する力を身につける。また、後期については、前期に整理したものをまとめる。
学生自身がテーマを設定し、まとめる力を身につけることを目標とする。
<心福DP1②,心福DP5④,心福DP6③>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
 前期は、文献やフィールドワークにおいて支援を必要とする人々の地域での生活課題を理解する。そのうえで、支援を必要とする利用者への支援方法について検討する。自ら掲げた課題について調べ、整理しゼミ内外で発表するといったアクティブ・ラーニングを通して経験知や実践力を身につける。

資料提示や、UNIPA等を使用して課題の提出などを求め双方向型授業を行う。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
文献を提示して授業を行います。「6.授業計画と予習・復習の内容および必要な時間」に沿って授業を展開していきますので、事前に渡された文献等を予め読んで来ることが必要です。わからない語句や専門用語があれば、事前に調べて授業に臨んでください。授業内で課題(レポート)を課すことがあります。〆切時間厳守で提出を求めます。
(2)授業の受け方
重要と思われる事項や疑問点が授業内に解決した場合、新たな疑問についてはノートに記載しておくことが必要です。授業の受け方については、「6.授業計画と予習・復習の内容および必要な時間」に沿って文献等を使用して進めますが、その単元に関連した教員の実践経験なども話しますので、それらの内容についてもノートなどに記しておくこととよいでしょう。授業内で質問等があれば、積極的にしてください。他の学生にとっても、知識に深みが増し有意義になります。
(3)復習の仕方
復習では、その日のうちに手元資料をもとにノートをまとめ、不明な点や疑問点を調べて加筆しておくとよいでしょう。理解が曖昧だと、誤解して覚えたりまた相談支援に活かすことができませんので、しっかりと復習して知識として獲得しましょう。精神保健福祉士の資格に関係するかもであるので、資料のみの学習ではなく、参考資料(大学図書館にある蔵書や厚生労働省等のホームページ)も活用しながら知識の整理を行うとよいでしょう。

5.受講にあたってのルール
(1)受講時の基本姿勢
受講時は、私語を慎み、居眠り等は行わないようにしましょう。また、授業中は、携帯をカバンしまって授業に参加してください。
(2)遅刻・欠席、早退の扱い
授業は、全体の2/3以上の出席が必要です。授業開始20分を過ぎての入室は欠席とみなします。また、欠席や遅刻・早退することが予めわかっている場合は、事前に連絡を入れるようにしてください。
(3)出席の確認
クリッカーを使用することがあります。
(4)課題等の提出物について
指定された日時までに提出をしてください。未提出の場合は、受理しないことがあります。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション…授業の進め方について説明します
第2回
地域での生活課題について考える①
資料・文献収集
フィールドの活用
第3回
地域での生活課題について考える②
資料・文献収集
フィールドの活用
第4回
地域での生活課題について考える③
資料・文献収集
フィールドの活用
第5回
地域での生活課題の現状について調べる①
(文献・資料・データ収集)
資料・文献収集
フィールドの活用
第6回
地域での生活課題の現状について調べる②
(文献・資料・データ収集)
資料・文献収集
フィールドの活用
第7回
地域での生活課題の現状について調べる③
(文献・資料・データ収集)
資料・文献収集
フィールドの活用
第8回
地域での生活課題の現状について調べる④
(文献・資料・データ収集)
資料・文献収集
フィールドの活用
第9回
地域での生活課題の現状について調べる⑤
(文献・資料・データ収集)
資料・文献収集
フィールドの活用
第10回
地域での生活課題の現状について調べる⑥
(文献・資料・データ収集)
資料・文献収集
フィールドの活用
第11回
地域での生活課題の現状について整理する①
プレゼン資料の作成
資料・文献収集
フィールドの活用
第12回
地域での生活課題の現状について整理する②
プレゼン資料の作成
資料・文献収集
フィールドの活用
第13回
地域での生活課題の現状について整理する③
プレゼン資料の作成
資料・文献収集
フィールドの活用
第14回
発表
資料・文献収集
フィールドの活用
第15回
まとめ
資料・文献収集
フィールドの活用
第16回
予習・復習
授業前に必ず該当する文献等に目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習60分、復習60分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 出席(30%)…2/3以上の出席が必要である。
(2) 発表・グループ活動の参加(70%)…発表の内容、質問の態度等を含め評価を行う。
   (発表については、一人20分 質疑応答10分とする。発表の方法は、スライドを用いること)


<到達目標 心福DP(1)>

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、レポートなどの代替課題を課すなど配慮する場合があります。
(2)特別な配慮を要する学生は大学に申し出認められた場合には、相談しながら授業は進めることとします。 
(3)遠隔授業は、大学のBCPおよび自然災害、特別な配慮を要すると大学から認められた場合に実施する。但し、場合によって証明書の提出を求めることがあります。
(4)対面授業が中止になった場合、授業の方法や補講については、必ずHPやUNIPAにて確認してください。