1年時の基礎ゼミ「共通基礎演習」「心理福祉基礎演習Ⅰ」で修得したグループ作業における表現、主張、協力、自律、議論などのアカデミックスキルを継続的なグループ活動において応用・発展させる演習である。具体的には、各ゼミでテーマを設定し、その課題における諸問題を調べ、現代社会において少しでも解決に必要かつ生産的なあり方を見つけだし、学外へ出て実相を把握・検討する。なお、後期には、白百合祭や地域交流などの公的な場で発表することを目指して取り組む演習である。 そのためには、研究倫理を理解し、学外の協力者・団体へ調査やフィールドワークの計画を立案・実施できることが本演習の課題であり、設定したテーマにおける課題と向き合い続け、メンバー同士のチームワークの力を醸成していくことが求められる。
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