シラバス情報
教員名 : 千葉 幸一郎
科目名
日本語表現Ⅰ (心理福祉)
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
木曜日IV時限(14:40〜16:10)
教室
教科書
大本泉ほか『日本語表現 演習と発展【改訂版】』(明治書院、2011)
1.担当教員
担当教員
千葉 幸一郎
研究室
なし(非常勤講師室)
オフィスアワー
木曜日16:20〜17:00
2.授業の目的
(1)授業の目的
日本語の多様な表現の様々な知識やスキルを学ぶ。基礎的な日本語表現についての演習問題等に取り組みながら、適切な日本語運用の習得を目指す。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①日本語の多様な表現の様々な知識やスキルを使うことができる。
〈学部DP3①〉
②適切な日本語を用い、論理的なレポートを作成することができる。
〈学部DP3①〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
基本的な日本語能力を身に付けるために、テキストの内容を中心に授業を行う。また、テーマに沿った演習問題以外にも、漢字や慣用句といった語彙の問題や文章問題にも取り組みながら、日本語表現の基礎的知識を養う。また、学習の習慣を身につけてもらうため、出席確認を兼ねて毎回小テストを行う計画である。なお、コロナ禍による三密の回避が解消された場合、ディスカッションを行ったり、近隣の受講者同士で採点をし合ったりするなどのアクティブ・ラーニングも実施する予定である。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」に沿って授業を行うので、その日のテーマに該当する教科書の章を読み、練習問題を解く。わからなかった部分を確認し、ノートに記しておく。宿題があったら、図書館等で調べて、その準備をする。
(2)授業の受け方
解説を聴き、問題の答え合わせをする。宿題のポイントや分らなかった部分の解説内容を確認する。板書のみならず、重要だと思ったことなどはメモをとること。授業を受けてもわからなかったことは、最後に時間を設けるので質問する。
(3)復習の仕方
授業で受けたその日のポイントを早いうちに確認してノートに記しておく。新たに生れた不明な点や疑問点については、図書館に行って調べてノートに加筆する。
5.受講にあたってのルール
受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
遅刻は時間を問わず3回で1回の欠席とみなす。欠席した場合は「欠席届」を提出すること。やむをえず遅刻や教室から退出せざるをえない事情がある場合は、他の受講者の迷惑にならないよう静かに入室、あるいは退室すること。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション、自己紹介の仕方
授業計画を理解する。授業担当者の自己紹介に倣い、自分の自己紹介文を作ってみる。
[予習]可能であれば教科書を入手し、P.70〜P.73に目を通しておく。
[復習]自己紹介文を読み直して推敲する。
第2回
言葉と仕事
インターンシップで国語辞書作りに挑戦する学生を追ったドキュメンタリーを鑑賞し、感想を書く。
[予習]特になし
[復習]授業の最後で映像に関する参考文献を提示するので、それらを読んでみる。
第3回
電子メール・案内文の書き方
教科書の設問に基づいて案内文を書き、型に則った電子メールに添付して授業担当者へ送信してみる。
[予習]教科書の該当ページの問題を解く。
[復習]間違ったところ、わからなかったところを確実に覚える。
第4回
日本語の特色(1)語彙
漢字の性質の説明、教科書の設問の答え合わせと解説を通して、語彙力を高める。
[予習]教科書の該当ページの問題を解く。
[復習]間違ったところ、わからなかったところを確実に覚える。
第5回
日本語の特色(2)敬語
敬語の機能を確認し、教科書および授業担当者作成プリントの設問を実践することを通して、基本を定着させる。
[予習]教科書の該当ページの問題を解く。
[復習]間違ったところ、わからなかったところを確実に覚える。
第6回
手紙・葉書の書き方
教科書とプリントを利用して、手紙の書き方、往復葉書の返信の仕方などを理解する。
[予習]教科書の該当ページの問題を解く。
[復習]間違ったところ、わからなかったところを確実に覚える。
第7回
「伝わる文章」とは何か(1) 文章校正
授業担当者による教科書の要点の解説を受けて、設問を実践して理解する。
[予習]教科書の該当ページの問題を解く。
[復習]間違ったところ、わからなかったところを確実に覚える。
第8回
「伝わる文章」とは何か(2) 悪文訂正
プリントの問題を実践することで、悪文とは何か、どのように修正すべきかを学ぶ。
[予習]教科書の該当ページの問題を解く。
[復習]間違ったところ、わからなかったところを確実に覚える。
第9回
文章を書く上での基本ルール(1) 原稿用紙の使い方
原稿用紙の使い方を学び、実際に書いてみることを通して使い方を理解する。
[予習]教科書の該当ページの問題を解く。
[復習]間違ったところ、わからなかったところを確実に覚える。
第10回
文章を書く上での基本ルール(2) 要約の仕方①
授業担当者による教科書の解説を通して要約の仕方のポイントを学び、プリントの問題を実際に解くことを通して理解する。
[予習]教科書の該当ページの問題を解く。
[復習]間違ったところ、わからなかったところを確実に覚える。
第11回
文章を書く上での基本ルール(2) 要約の仕方②
授業担当者作成のプリント問題を実際に解くことを通して理解する。
[予習]教科書の該当ページの問題を解く。
[復習]間違ったところ、わからなかったところを確実に覚える。
第12回
小論文・レポートの書き方(1)
レポート作成の流れを確認する
レポートと感想文の違いを知る
[予習]教科書の該当ページを読んでくる。
[課題]興味のある新聞記事・ネット記事を見つける。
第13回
小論文・レポートの書き方(2)
新聞記事・ネット記事を解説する(GW)
論文の探し方を知る
批判的な読解について知る
[課題]新聞記事に関連する論文を見つけ、レポートを作成する。
第14回
内容確認テスト
レポートの一次提出&受講生同士による添削
[予習]試験勉強とレポート初稿作成
第15回
テストの返却とレポートの返却・解説
[課題]レポート最終稿の作成・提出
第16回
予習・復習
教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、練習問題に取り組んでくること。
復習は、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておくこと。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習・復習合わせて90分が必要。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)内容確認テスト(50%):テキスト、授業内で実践したプリント、および小テストから出題する。
〈到達目標①〉
(2)小テスト(20%):基本的に出席確認を兼ねて毎回行う。配慮すべき理由のない欠席の場合、0点として取り扱う。
〈到達目標①〉
(3)レポート(10%):提出必須。
〈到達目標②〉
(3)課題提出・参加意欲(20%):課題が未提出であったり、提出されても内容に不備があったりする場合、また欠席1回(=遅刻3回)ごとにマイナス1点とする。
8.参考図書・文献
街場の文体論
内田樹
文藝春秋(文春文庫)
978-4167905804
9.履修上の注意
1 本学教務規定に従い、毎回出席することが原則です。
2 受講に際して心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。
3 プリント教材を整理保管するため、クリアファイル等を用意してください。
4 基本的に遠隔授業には対応しません。ただし、対面授業が中止になった場合は遠隔授業を実施します。