シラバス情報

科目名
初等教育実習の事前事後指導A (幼保コース)
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
水曜日Ⅰ時限(9:00〜10:30)
教室
521教室(431教室)
教科書
教育実習の手引き(宮城県幼稚園教育実習連絡協議会)

1.担当教員
担当教員
四家 昌博、千 凡晋、山崎 宣次、津田 綾子、三浦 主博
研究室
5号館4階(三浦・四家・千・山崎)/5号館3階・学科研究室(津田)
オフィスアワー
三浦:【前期】水曜日3限目、木曜日1限目

2.授業の目的
(1)授業の目的
保育関連科目で学んだ保育・幼児教育の専門知識や技術を統合し、これを幼稚園教育実習という保育・幼児教育実践の場で活用することのできる力を養う。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 幼稚園教育実習の意義を理解する。
<発達DP3>
② 幼稚園教育実習の内容を理解し、自らの実習の課題を明確にする。
<発達DP3>
③ 幼稚園教育実習で求められる保育の実践的指導力を身につける。
<発達DP3>
④ 実習日誌や観察記録を記すとともに、指導案を作成し、これに基づいた保育実践を行う力を身につける。
<発達DP3>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
本授業では、2024年10月に実施される幼稚園教育実習(4週間)に入る前の事前準備として必要な内容を学んでいき、日誌の書き方、指導計画の作成方法、指導計画にもとづく実践などに必要とされる力を身につけることを目指す。また、アクティブラーニングとICT(UNIPA)を活用した授業を実施する。
この科目は幼稚園での実務経験のある教員が含まれる授業である。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開するので、表に記された内容に対応し、準備を行うこと。
(2)授業の受け方
授業内容において重要だと思ったことはメモにとり、疑問に思ったことは、必ず質問をすること。
授業で配られた配布資料は適宜ファイルをしておくこと。
(3)復習の仕方
授業中に書いたノート、プリントなどは早いうちにまとめ、理解すること。その際、不明な点や疑問点については、
改めて調べてノートに加筆し、質問を必ずすること。

5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー)
 受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
 携帯電話等は授業前に電源を切り、かばんにしまうとともに、荷物は空いている席におき、机の上には置かないこと。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い
 無断での遅刻・欠席・早退は行わない。学外での実習と同様にしっかりと連絡をすること。
 全授業数の4分の3以上の出席が必要となる(授業数は授業計画欄でよく確認のこと)。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
ガイダンス、教育実習までの流れ
実習生調書の記入
幼稚園教育実習に向けて準備
実習の手引き配布
三浦・四家・千・山崎・津田
第2回
実習生調書の完成
保育教材研究・開発①
実習・教材準備
実習に向けて準備
課題:自己紹介・名札の準備
三浦・四家・千・山崎・津田
第3回
保育教材研究・開発②
模擬保育(折り紙)
グループワーク
実習に向けて準備
三浦・四家・千・山崎・津田
第4回
保育教材研究・開発③
模擬保育(解説)
読み聞かせ
実習に向けて準備
三浦・四家・千・山崎・津田
第5回
実習準備発表会①
(「自己紹介・名札・手遊び・読み聞かせ・手袋シアター」の発表)
実習に向けて準備
三浦・四家・千・山崎・津田
第6回
実習準備発表会②
(「自己紹介・名札・手遊び・読み聞かせ・手袋シアター」の発表)
実習に向けて準備
三浦・四家・千・山崎・津田
第7回
実習準備発表会③
(「自己紹介・名札・手遊び・読み聞かせ・手袋シアター」の発表)
実習に向けて準備
三浦・四家・千・山崎・津田
第8回
休講(保育実習Ⅰ)
保育実習Ⅰ(保育所)
第9回
休講(保育実習Ⅰ)
保育実習Ⅰ(保育所)
第10回
幼稚園の1日の流れ
幼稚園実習に向けての課題指導案の書き方(設定実習)
幼稚園教育実習に向けて準備
課題:模擬保育の指導案の準備
三浦・四家・千・山崎・津田
第11回
模擬保育の準備
指導案の作成・提出①
幼稚園教育実習に向けて準備
模擬保育指導案の提出
三浦・四家・千・山崎・津田
第12回
模擬保育の準備
指導案の修正・作成・提出②
幼稚園教育実習に向けて準備
模擬保育の準備
三浦・四家・千・山崎・津田
第13回
模擬保育②(Bグループ)
幼稚園教育実習に向けて準備
模擬保育の準備
三浦・四家・千・山崎・津田
第14回
模擬保育④(Dグループ)
幼稚園教育実習に向けて準備
模擬保育の準備
三浦・四家・千・山崎・津田
第15回
模擬保育⑥(振り返り)
幼稚園教育実習に向けて準備
三浦・四家・千・山崎・津田
第16回
幼稚園実習に向けて
(電話のかけ方・礼状の書き方など)
幼稚園教育実習に向けて準備
三浦・四家・千・山崎・津田
予習・復習
予習では、事前に配布している『幼稚園教育実習の手引き』の該当部分をよく読み、授業に臨むこと。
復習では、毎回の授業で学んだことが身についているかどうかを自分自身できちんと確認すること。
※目安の時間として、授業1コマにつき、予習・復習合わせて90分程度が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)受講態度(40%)…出席を重視する。
 <到達目標①、到達目標②>
(2)模擬保育(40%)…指導案を作成し、教材等を準備して模擬保育を行う。
 <到達目標②、到達目標③、到達目標④>
(3)課題(20%)…授業内で指示した課題等の提出状況。
 <到達目標③、到達目標④>
 ※提出された課題のフィードバックは、原則としてUNIPAから行う。

8.参考図書・文献
幼稚園教育要領解説
文部科学省
本当に知りたいことがわかる!保育所・施設実習ハンドブック
小原・直島・橋本・三浦編著
ミネルヴァ書房

9.履修上の注意
・幼稚園教諭一種免許状取得のための必修科目です。
・すべての授業に出席すること(全授業数の4分の3以上の出席が必要になります。※授業数は授業計画欄でよく確認すること。必ずしも全授業数が15回とは限りません。常に、掲示等を確認すること。)やむを得ない事情で欠席・遅刻・早退した場合は、次の授業までに授業担当者に申し出てください。
・課題提出にあたっては期限を厳守すること。
・授業内容によっては、クラスを分けて実施することがありますので、授業連絡等に注意すること。
・模擬保育は実習スタイルで行なうため、指導案の作成を含めて、事前にしっかりと準備しておくこと。
・受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、特別な配慮を行う場合があります。2回目以降の授業でも、履修の途中で特別な事情が生じた場合についても、できるだけ早く相談に来て下さい。
【自然災害を含む災害時の授業対応について】
・遠隔授業(ZOOMを使用)を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。