シラバス情報
教員名 : 加藤 由美
科目名
子どもの健康と安全
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
4年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
月曜日Ⅱ時限(10:40〜12:10)
教室
教科書
『子どもの保健〜健康と安全〜』第2版(大澤眞木子・小國美也子著へるす出版)
1.担当教員
担当教員
加藤 由美
研究室
担当教員 加藤由美
研究室 なし
オフィスアワー
授業終了後
2.授業の目的
(1)授業の目的
子どもの健康及び安全の確保は、子供の生命の保持と健やかな生活の基本であり、一人一人の子どもの健康の保持及び増進並びに安全の確保とともに、施設全体における保健的健康及び安全の確保に努めることが重要である。この授業では、保育における保健的観点を踏まえた保育環境を理解し、子どもの発達や状態に基づいた適切な対応について理解する。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
到達目標
①子どもの健康と安全について学修し、保健的観点を踏まえた保育環境と健康安全管理の実際を理解する。
<学部DP3、発達DP1、発達DP2,発達DP3>
②子どもの体調不良等に対する適切な対応と感染症対策を理解する。
<発達DP1、発達DP2,発達DP3>
③保育における保健的対応と健康安全管理、保健活動の計画及び評価について理解する。
<発達DP1,発達DP2、発達DP3>
④子どもの成長・発育・発達と保健について理解し知識、技術を身につけ実践できる。
<発達DP3、発達DP4>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
子どもの健康の意義を理解し、子どもの発育発達を評価できる。こどもの保健に関わる個別対応と集団全体の健康安全管理を理解し、実践できる。保育における保健的観点を踏まえた保育環境や援助について理解する。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開するので、教科書に対応する箇所をあらかじめ読んでおくこと。
(2)授業の受け方
授業は、教科書・プリント・DVDが中心となる。可能であれば実習も取り入れて授業を進めていきたい。重要項目はしっかりノートを取ること。
(3)復習の仕方
授業後速やかに振り返りを実践すること。不明な点等ございましたら次回授業時にご質問ください。
5.受講にあたってのルール
(1)受講時のマナー
受講時は私語を慎み、授業に集中すること。
(2)遅刻・欠席・早退の扱い
30分を超える遅刻は欠席とし、遅刻2回で1回の欠席とする。欠席の際は欠席届を提出すること。
(3)期末試験
講義15回のうち3分の1以上欠席したものは期末試験を受けることができない。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
子どもの健康と保育の環境①健康の意義
教科書 健康と安全第1章
第2回
子どもの健康と保育の環境②発育発達の評価
教科書 健康と安全第1章
第3回
子どもの健康と保育の環境③清潔
教科書 健康と安全第1章
レポート課題
第4回
子どもの健康と保育の環境④栄養
教科書 健康と安全第1章
第5回
保育現場における衛生管理
衛生管理と保育所における消毒
教科書 健康と安全第2章
第6回
事故防止及び安全対策
子どもの事故防止と安全の重要性
教科書 健康と安全第2章
第7回
体調不良や障害が発生した場合の対応
発熱 嘔吐 下痢 咳 発疹 脱水
教科書 健康と安全第3章
レポート締切
第8回
傷病者への応急手当
熱中症 アレルギー
教科書 健康と安全第3章
第9回
救急処置及び救急蘇生法
1次救命
教科書 健康と安全第3章
第10回
感染症対策
感染症の三大要因 予防接種
教科書 健康と安全第4章
第11回
保育における保健的対応
3歳児未満児への対応
教科書 健康と安全第5章
第12回
個別的な配慮を必要とする子どもへの対応
精神疾患 発達障害
教科書 健康と安全第5章
第13回
健康安全管理の実施体制
職員間の連携と組織的取組 保育における保健活動の計画及び評価
教科書 健康と安全第6章
第14回
母子保健・地域保健と保育
健康診査 医療・療育援護
教科書 健康と安全第6章
第15回
まとめ
第16回
定期試験
予習・復習
教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して疑問点をまとめておくこと。
授業後は授業内容を整理復習すること。予習・復習では120分が必要。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)定期試験(60%)・・・テストについては、授業の中でポイントをまとめていきます。
<到達目標①、到達目標②、到達目標③>
(2)授業態度(20%)・・・出席状況・授業態度 授業終了後学びについての意見・感想の記入を実施している。
<到達目標④>
課題レポート(20%)・・・課題レポートの内容については、授業のなかで説明する。
<到達目標①、到達目標②、到達目標③、到達目標④>
8.参考図書・文献
保育所保育指針
9.履修上の注意
(1)保育士資格取得のための必修科目である。
(2)授業への参加について、特別な事情がある場合、特別な不安や心配がある場合にはなるべく早くご相談ください。
(3)対面授業が中止の場合は、休講にします。補講は追ってお知らせします。