シラバス情報

科目名
小学校理科
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
水曜日Ⅰ校時(9:00〜10:30)
教室
教科書
資料を準備します。

1.担当教員
担当教員
内山 哲治
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
水曜日:8時半〜11時

2.授業の目的
(1)授業の目的
小学校における理科教科(物理・化学・生物・地学)の確認と,その背景となる科学の基礎概念を理解し,幅広い視野に立った知識の修得を目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 小学校理科(物理・化学・生物・地学)で学習する内容を確認し,修得する。
<学部DP2③,学部DP4③,子教DP1①,子教DP2①>
② 小学校理科(物理・化学・生物・地学)で学習する内容の背景知識・基礎概念を修得する。
<学部DP2③,学部DP4③,子教DP1①,子教DP2①,子教DP3①,子教DP3②>
③ 自分で学習を進めるという,学問に対する基本姿勢を修得する。
<学部DP4③,学部DP5①,学部DP5②,学部DP5③,子教DP1①,子教DP2①,子教DP3①,子教DP3②,子教DP4①,子教DP4②>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
小学校理科だからと言って侮ってはいけない。小学校で押さえるべき理科教科(物理・化学・生物・地学)の内容を理解するためには,小学校の内容を大きく超えた中学校・高等学校の内容まで踏み込んだ理解が必要である。そこで,小学校理科で必要な知識を網羅した問題を解き,詳細な解説をすることによって,小学校理科の背景知識や基礎概念を修得する(問題演習および解説を通したアクティブ・ラーニング)。間違うことは悪いことではない。どんどん間違って,どうして間違ったかを理解することに務める態度が必要である。引いては,この体験が教員になった場合に活かされることになる。また,教育現場ではICTが利用されている。みなさんもPC必携化に伴いPC等を利用した問題解説も試すとよい(ICT技術の活用)。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(2)授業の受け方
自分の担当以外の問題に対して,授業中に考え,解説を理解すること。また,分からない場合は,必ず質問すること。教員になるにあたっては,知識としての理科だけでは不十分なので,自然科学としての理科(行間の理科)を感じるよう努めること。
(3)復習の仕方
授業でアドバンスな解説を行うので,その解説を含めたノートの整理と,分からなかったところ間違ったところをやり直すこと。また,授業動画も視聴で出来るようにするので,分からない場合は見直して確認すること。

5.受講にあたってのルール
大学は自ら進んで学習する場なので,欠席による減点等の処置はしません。ただ,欠席によって教授の機会を逃したデメリットをよく理解しておいてください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション,小学校における理科とは
(復習)自分が受けた小学校での理科授業を思い出すこと。また,楽しかった内容を挙げておくこと。
問題の配布
第2回
小学校理科(物理分野):光
(予習)割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(復習)担当以外の問題を理解しておくこと。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第3回
小学校理科(物理分野):電気・磁石
(予習)割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(復習)担当以外の問題を理解しておくこと。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第4回
小学校理科(物理分野):力・エネルギー
(予習)割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(復習)担当以外の問題を理解しておくこと。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第5回
小学校理科(物理分野):1つの問題を深く考える。
(予習)これまでの学習した物理分野を見直しておく。
(復習)深く考えることについて,方法・手順を思い出しておく。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第6回
小学校理科(地学分野):大地・地球
(予習)割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(復習)担当以外の問題を理解しておくこと。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第7回
小学校理科(地学分野):気象
(予習)割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(復習)担当以外の問題を理解しておくこと。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第8回
小学校理科(地学分野):宇宙
(予習)割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(復習)担当以外の問題を理解しておくこと。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第9回
小学校理科(地学分野):1つの問題を深く考える。
(予習)これまでの学習した地学分野を見直しておく。
(復習)深く考えることについて,方法・手順を思い出しておく。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第10回
小学校理科(化学分野):熱
(予習)割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(復習)担当以外の問題を理解しておくこと。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第11回
小学校理科(化学分野):水溶液
(予習)割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(復習)担当以外の問題を理解しておくこと。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第12回
小学校理科(化学分野):粒子
(予習)割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(復習)担当以外の問題を理解しておくこと。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第13回
小学校理科(生物分野):植物
(予習)割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(復習)担当以外の問題を理解しておくこと。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第14回
小学校理科(生物分野):動物
(予習)割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(復習)担当以外の問題を理解しておくこと。
不定期に実験・観察が入ることがあります。
第15回
小学校理科(生物分野):生命
(予習)割り当てられた問題を解き,解説できるようにしておくこと。
(復習)担当以外の問題を理解しておくこと。
レポート課題の提示
第16回
予習・復習
予習・復習には少なくとも各30分/コマを掛けること。
また,普段から日常生活に見られる自然現象に目を向けておくこと。自然現象の中で「変だな?」「おかしいな?」「面白いな?」ということを探すことが,一番の予習であり復習となります。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)担当した問題の解答・解説(50%):板書で解答の説明するときに他の学生が分かるように工夫をすること(担当した問題が解けない場合は解答を見てもいい)。
<到達目標①,到達目標②,到達目標③>
(2)レポート(40%):理科が面白いと児童に伝えるために,まず自分が面白いと思った問題を作成すること(提出後にコメントを返します)。
<到達目標①,到達目標②,到達目標③>
(3)担当以外の問題への質問などの授業中の取り組み姿勢等(10%):授業での質問は大歓迎です。学生同士が高め合えるように,積極的に質問してください。
<到達目標①,到達目標②,到達目標③>

8.参考図書・文献
自由自在中学理科
中学教育研究会編著
受験研究社
9784424636311
図書館配架中
わかるをつくる中学理科 学研パーフェクトコース3
荘司隆一 金子丈夫監修
学研プラス
9784053048172
図書館配架中

9.履修上の注意
・受講に際して心配や不安なことがある場合は,すぐに内山に相談してください。
・質問は大歓迎なので,遠慮せずに聞いてください!
【一時的な遠隔授業の対応について】
・基本は対面授業ですが,やむを得ないと判断される場合は出席遠隔授業を併用することがあります。内山に早めに連絡してください。
【(自然)災害時の授業対応について】
・遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は必ずmanabaを確認してください。