現在の義務教育で行われている国語科の中での書写教育の位置づけを理解し、その基礎となる理論学習と毛筆を使用した実技を主体とします。 ① 漢字と仮名の歴史を概観し、小中学校で習う漢字・仮名の基本用筆の学習。 ② 初唐時代の楷書の古典「九成宮醴泉銘」・「雁塔聖教序」の臨書。 ③ 王羲之の行書の古典「集字聖教序」の臨書。 ④ 仮名な様々な書体を知り、表現力を養うための作品創作をする。 授業のなかでは、運筆法などの理解と確認のため、教員による実演を積極的に行います。授業中には練習した作品は必要に応じて添削指導を行います。対面授業が実施できない場合は、メールなどの手段によって作品の提出を求め、添削や口頭などにより指導します。
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