シラバス情報
教員名 : 三浦 主博
科目名
幼児理解論
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
金曜日Ⅰ時限(9:00〜10:30)
教室
143教室
教科書
「子どもとかかわる人のための心理学」沼山博・三浦主博編著、萌文書林
※2年次後期開講「保育の心理学」のテキストと共通
1.担当教員
担当教員
三浦 主博
研究室
5号館4階
オフィスアワー
【前期】水曜日3限目、木曜日1限目
2.授業の目的
(1)授業の目的
幼稚園教諭養成課程(教職科目:幼児理解の理論及び方法)の必修科目であり、子どもの発達の理解を理解し、子どもの発達に応じた援助・支援の方法について学ぶ。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①幼児理解についての知識を身に付け、考え方や基礎的態度を理解する。
<発達DP1><発達DP2>
②幼児理解の方法を具体的に理解する。
<発達DP1><発達DP2>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
乳幼児期の著しい発達について学び、その発達の原動力となる幼児と幼児を取り巻く環境との相互作用について理解を深める。また、そのために必要な観察法についても学び、観察を通して幼児の行動の意味を読み取り、幼児の感性に共感し、幼児と信頼関係を築く過程について具体的な事例を通して学び、一人一人の子どもの発達に応じた支援の方法について学ぶ。加えて、発達の遅れや偏りなどの問題への対処法や、保護者との連携・子育て支援の方法について学ぶ。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開するので、授業で使用する資料を準備し、前回までの学習内容を確認しておく。
(2)授業の受け方
プリントを配布し、PowerPointを使って説明する。
(3)復習の仕方
毎回の授業内容を復習し、十分に理解できなかった内容(専門用語など)について自分で調べたり、担当教員に質問したりして理解を深める。
5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー):受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。欠席をせず、課題にしっかりと取り組み、また提出物は期限を守る。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い:遅刻2回で1回の欠席とみなす。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
(3) 授業15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は単位を認定しない。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション、幼児理解の意義
当該科目の授業内容・計画について理解する。
第2回
幼児期の発達の諸理論
教科書3章1を読み、予習・復習をする。
第3回
認知の発達
教科書教科書1章7、2章10を読み、予習・復習をする。
第4回
人間関係の発達
教科書1章4、10、11を読み、予習・復習をする。
第5回
自己の発達
教科書2章3を読み、予習・復習をする。
第6回
情動の発達
教科書2章1を読み、予習・復習をする。
第7回
言葉とコミュニケーションの発達
教科書1章12,13を読み、予習・復習をする
第8回
遊びの発達と仲間関係
教科書2章6,第3章7を読み、予習・復習をする。
第9回
保育者の援助と役割
教科書3章2〜5を読み、予習・復習をする。
第10回
幼児期の発達障害
教科書4章2を読み、予習・復習をする
第11回
幼児期の気になる癖
教科書4章1、6、12を読み、予習・復習をする
第12回
保育に生かす観察法
教科書3章8を読み、予習・復習をする
第13回
発達の診断と発達検査
教科書3章9を読み、予習・復習をする
第14回
保護者理解と家庭との連携
教科書4章5、7〜11を読み、予習・復習をする
第15回
まとめ、幼児の最善の利益を目指して
教科書の授業で説明した部分を読み、予習・復習をする
第16回
期末試験
予習・復習
教科書や事前に配布するプリントを授業前に目を通して、学習内容の理解に努めること。
復習では、授業内容を振り返り、十分に理解できなかった内容(専門用語など)について自分で調べたり、担当教員に質問したりして理解を深める。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分程度が必要。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 受講態度(40%)…出席状況や演習的内容への取り組みの姿勢を重視します。
<到達目標①、②>
(2) 期末試験(60%)…最終回に、持込可で試験を実施する。期末試験の結果は後日機会を設けてフィードバックします。
<到達目標①、②>
8.参考図書・文献
幼稚園教育要領解説
文部科学省
フレーベル館
保育所保育指針解説
厚生労働省
フレーベル館
幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説
内閣府他
フレーベル館
9.履修上の注意
・受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、特別な配慮を行う場合があります。2回目以降の授業でも、履修の途中で特別な事情が生じた場合についても、できるだけ早く相談に来て下さい。
【(自然)災害時の授業対応について】
・遠隔授業(Zoomを使用)を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。