シラバス情報

科目名
食事設計論 (月曜Ⅳ校時)
開講年度学期
2023年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2単位
時間
月曜日Ⅳ校時
教室
143室
教科書
調理学(化学同人)
調理・献立作成の基礎(化学同人)
食事コーディネートのための主食・主菜・副菜料理成分表 第5版(群羊社)
食品成分表2023(女子栄養大学)
日本人の食事摂取基準2020

1.担当教員
担当教員
矢島 由佳
研究室
1号館6階
オフィスアワー
アポイントメールにて対応

2.授業の目的
(1)授業の目的
食事設計に関する基本的知識をふまえ、健康を考えた日常食の献立作成について理解するとともに食事の評価法について学び、必要な素養を身につける。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 食事設計に関する食文化、指針や基準、食に関する環境や社会問題を理解し、考えることができる姿勢と視点をもつ。
〈健栄DP3②〉
② 料理形態、食品や調理操作の特徴など基礎的な知識をもつ。
〈健栄DP2②、健栄DP3③〉
③ 食品成分表の扱い方、日常食の献立作成方法について理解し、説明できる。
〈健栄DP2②、健栄DP3②、健栄DP3③〉
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
食事設計に必要な各種指針や基準および食品成分表の使い方について概説する。食事設計の基礎知識、献立作成などの項目に重点をおいて学習する。食事や献立作成について、学生が主体(可能な範囲でグループワークを実施)で考えることができるように授業を構成する。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
教科書や配布プリントを使った予習が必要。授業の前の週に次週のことについて告知するので、必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。
(2)授業の受け方
授業は教科書や配布資料を中心に、PowerPointなどで進める。スライドの記述だけではなく、重要だと思ったことやわからないこと、疑問に思ったことなどはメモし、積極的に質問をすること。
基本、対面にて授業を行う。感染の状況によっては遠隔授業になる場合があるので、そのための準備は整えておくこと。
(3)復習の仕方
配布プリントや授業中に書いたノートなど早いうちにまとめ、復習のこと。その際、不明な点や疑問点については、改めて調べてノートに加筆するとよい。

5.受講にあたってのルール
(1)受講時の座席は指定席に座ること。受講時は、私語、居眠り・内職等は慎む。授業態度も評価の対象となる。 
(2)出欠確認時に遅れた場合は遅刻、30分を超える遅刻は欠席扱いとする(ただし、やむを得ない理由(電車・バスの遅延・遅延証明書を提出のこと)がある場合を除く)。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
(3)出席回数が授業回数(15回)の2/3に満たない場合は、期末試験を受けることができない。試験における不正行為(カンニングなど)を行った場合は本学の規定基づき対処する。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
食事設計の意義と必要性について
配布プリント
第2回
食への関心を深めましょう
食事の大切さについて知る(外部講師)
レポート
第3回
食事設計に必要な基本的基準
食生活指針や健康日本21などの概要
食事設計における日本人の食事摂取基準
第4回
食事摂取基準を使用
第3回の確認テスト
第5回
食事設計における日本人の食事摂取基準②
食事摂取基準を使用
第6回
栄養価計算を行う際の食品成分表の使い方について解説と演習①
調理・献立作成の基礎、食品成分表を使用
第4・5回の確認テスト
第7回
栄養価計算を行う際の食品成分表の使い方について解説・演習②
調理・献立作成の基礎、食品成分表を使用
第8回
栄養価計算を行う際の食品成分表の使い方について解説・演習③
調理・献立作成の基礎、食品成分表を使用
課題提出①
第9回
食事設計における食品構成①食品群別荷重平均成分表について解説と演習
配布プリント
課題提出②
第10回
食事設計における食品構成①
参考図書使用、配布プリント
第11回
食事設計における食品構成②
参考図書使用、配布プリント
課題提出③
第12回
献立作成の基本①献立作成の手順と留意点、主食・副食における調理法・食材(旬)について(グループワーク)
調理・献立作成の基礎、料理成分表を使用
課題提出④
第13回
献立作成の手順と評価①
エネルギー・栄養比率及び食品比率の求め方
調理・献立作成の基礎、料理成分表を使用
課題提出⑤
第14回
献立作成の手順と評価②3日間の献立計画と期間献立作成
配布プリント、料理成分表
第15回
献立作成の手順と評価③献立計画と期間献立について、栄養価計算やエネルギー
栄養比率などについて求め、献立内容について考察を行う(グループ発表)
配布プリント、料理成分表
課題提出⑥
第16回
まとめ・期末試験
予習・復習
教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・試験(50%)…筆記試験(40%)、確認テスト(2回分10%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
・レポート・課題(50%)…食品構成や献立作成などの課題。
 提出が遅れた場合は減点とし、未提出は評価しない。
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
・受講態度…受講時のマナーが悪い場合は減点する場合がある。

8.参考図書・文献
栄養教育論演習
建帛社
食べ物と健康IV.調理学 食品の調理と食事設計
中山書店
食事設計と栄養・調理
南江堂

9.履修上の注意
・栄養士資格、管理栄養士国家試験受験資格取得に必要な規定科目である。
(1)日頃から、食品や食事を意識すること。また、食にかかわる情報については新聞やニュースなど把握しておくように心がけましょう。
(2)受講に際して、心配や不安なことがある場合は、2 回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、何らかの特別な配慮を行う場合があります。
(3)体調不良による一時的な遠隔授業の対応について:
・事前の申請・申し出で認められた学生以外は、オンラインでの授業には対応しません。
・(自然)災害時の授業対応について:遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。