シラバス情報

科目名
ソーシャルワークの理論と方法Ⅱ
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2単位
時間
前期:  木曜日・Ⅰ時間目(9:00〜10:30)
教室
522教室(5号館2階)
教科書
一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集「最新社会福祉養成講座 精神保健福祉士養成講座 12ソーシャルワークの理論と方法[共通科目]」、中央法規(2021)

1.担当教員
担当教員
吉田 弘美
研究室
5号館・1階
オフィスアワー
前期: 水曜日・Ⅲ時間目、後期: 火曜日・Ⅲ時間目

2.授業の目的
(1)授業の目的
本科目は、社会福祉士ならびに精神保健福祉士国家試験受験資格取得のための共通の指定科目であり、ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワークについて理解することを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①ソーシャルワークの過程における面接と記録に関する知識と技術について理解できる。
 〈心福DP④〉
②ソーシャルワークにおけるケアマネジメントの意義と目的を理解できる。
 〈心福DP④〉
③ソーシャルワークにおけるグループワークの概念とその展開について理解できる。
 〈心福DP④〉
④ソーシャルワークにおけるコミュニティワークの概念とその展開について理解できる。
 〈心福DP④〉
⑤ソーシャルワークにおけるスーパービジョン・コンサルテーションの意義と目的を理解できる。
 〈心福DP④〉
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
1年後期で学んだ「ソーシャルワークの理論と方法Ⅰ」で学んだミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワークの知識を基本に、ケアマネジメント、グループワーク、コミュニティワーク、スーパービジョン等に関する理論と実際について事例をまじえながら学ぶ内容とする。
事例検討では、学生参加型のアクティブ・ラーニングで展開する。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。
(2)授業の受け方
講義を単に聴くだけではなく、ノートをとりながら集中して参加すること。
(3)復習の仕方
授業でわからないことは早めに調べてノートに加筆しておく。
単元毎にミニテストを実施する場合があるので、授業のノート整理を確実に行うこと。

5.受講にあたってのルール
(1) 欠席、遅刻のないようにすること。
(2) 止むを得ず、欠席、遅刻、早退の場合には、必ず事前に担当教員まで知らせること。どうして事後になる場合にも報告は忘れない。
(3) レポート等の〆切は厳守する。〆切にやむを得ず遅れる場合には、事前に連絡・相談すること。
(4)   予習課題、レポート課題の提示と提出、毎回の出席確認等はUNIPAを活用する。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
シラバスの説明、これまでの振り返り
テキスト第1章から第7章、ならびに資料やノートを確認する。
第2回
ソーシャルワークの面接①
面接の目的と構造及び方法について
テキスト第8章を読んでくる。
第3回
ソーシャルワークの面接②
面接技法
テキスト第8章を確認する。
第4回
ソーシャルワークの記録と実際
テキスト第9章を読んでくる。
第5回
ケアマネジメント①
ケアマネジメントの原則
テキスト第10章を読んでくる。
第6回
ケアマネジメント②
ケアマネジメントの意義と具体的な展開方法
前回の内容に該当するテキストのページとノートや資料を再確認する。
第7回
グループワークを活用した支援①
グループワークの歴史、意義と目的
テキスト第11章を読んでくる。
第8回
グループを活用した支援②
グループワークの原則、展開方法
前回の内容に該当するテキストのページとノートや資料を再確認する。
第9回
コミュニティワーク①
コミュニティワークの意義と目的
テキスト第12章を読んでくる。
第10回
コミュニティワーク②
コミュニティワークの展開方法と社会資源
前回の内容に該当するテキストのページとノートや資料を再確認する。
第11回
ソーシャルアドミニストレーションの概念と定義
テキスト第13章を読んでくる。
第12回
ソーシャルアクションの概念と定義
テキスト第14章を読んでくる。
第13回
スーパービジョンの意義・目的・方法
テキスト第15章を読んでくる。
第14回
コンサルテーションの意義・目的・方法
前回の内容に該当するテキストのページとノートや資料を再確認する。
第15回
全体のまとめ、試験対策
テキスト第8〜15章、これまでの資料やノートに目を通す。
第16回
筆記試験
予習・復習
予習では、授業前に必ず教科書の該当ページに目を通して、わからない用語や疑問点等をまとめてくること。
復習では、その日のうちにノートをまとめ、授業内容を振り返り、新たな疑問点を調べて加筆しておく。
目安の時間として、授業1コマにつき予習と復習を合わせて240分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 試験(70%)…定期試験のほかに、ミニテストも含めて評価する。いずれも持ち込み不可。原則として再試験は実施しない。
 〈到達目標①〜④〉
(2) 課題(30%)…授業の中間にレポートを課す予定である。提出状況や内容で総合的に評価する。
 〈到達目標①〜④〉

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)本科目は、社会福祉士・精神保健福祉士養成の共通科目である。
(2)国家試験受験資格取得のための指定科目であり、その内容と水準は厚生労働省指定によるため、欠席のないように注意する。
(3)本科目を履修する上で、1年後期に開講している「ソーシャルワークの」理論と方法Ⅰ」の単位を修得していることが望ましい。
(4)自然災害などで公共交通手段による通学が困難な場合には、遠隔授業に切り替えることがあるため、事前にUNIPAを確認すること。
(5)特別な配慮を要する学生は個別に相談に応じる。