シラバス情報

科目名
障害者福祉
開講年度学期
2023年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2単位
時間
後期 月曜日Ⅴ時(16:20〜17:50)
教室
5号館2階 525教室
教科書
最新社会福祉士養成講座精神保健福祉士養成講座8「障害者福祉」中央法規出版

1.担当教員
担当教員
吉田 弘美
研究室
5号館1階
オフィスアワー

2.授業の目的
(1)授業の目的
①障害の概念と特性を踏まえ、障害者とその家族の生活とこれらを取り巻く社会環境、障害者福祉制度の歴史や仕組みと発展過程、障害観の変遷を理解する。
②障害による生活課題を踏まえ、社会福祉士及び精神保健福祉士としての適切な支援のあり方を理解する。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①障害の概念と特性を踏まえ、障害者とその家族の生活とこれらを取り巻く社会環境について理解できる。
 〈心福DP6①、心福DP7①、心福DP1②、心福DP3①〉
②障害者福祉の歴史と障害観の変遷、制度の発展過程について理解できる。
 〈心福DP6①、心福DP7①、心福DP1②、心福DP3①〉
③障害者に対する法制度と支援の仕組みについて理解できる。
 〈心福DP6①、心福DP7①、心福DP1②、心福DP3①〉
④障害による生活課題を踏まえ、社会福祉士及び精神保健福祉士としての適切な支援のあり方を理解できる。
 〈心福DP6①、心福DP7①、心福DP1②、心福DP3①〉
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
本科目は、社会福祉士ならびに精神保健福祉士の国家資格取得に指定された共通の必修科目である。
障害者の生活実態とこれを取り巻く社会環境を理解すること、障害者福祉制度の歴史や仕組み、その発展過程について理解すること、障害者と家族等の支援に関係する専門職の役割、自立の実際について理解することを主な内容としている。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
授業計画に沿って授業を展開するので、教科書の該当ページは必ず目を通し、わからない言葉や内容については、事前に辞書や事典、インターネットなどを活用して調べてくる。また、予習課題などの授業の連絡は事前に確認して臨むこと。
(2)授業の受け方
講義を単に聴くだけではなく、ノートをとりながら集中して参加すること。
(3)復習の仕方
授業のノート整理を確実に行い、わからないことは早めに調べて加筆しておく。
半期の中間にミニテストを実施する予定なので、大切な資料となる。

5.受講にあたってのルール
(1) 欠席、遅刻のないようにすること。
(2) 止むを得ず、欠席、遅刻、早退の場合には、必ず事前に担当教員まで知らせること。どうして事後になる場合にも報告は忘れない。
(3) レポート等の〆切は厳守する。〆切にやむを得ず遅れる場合には、事前に連絡・相談すること。
(4) 予習課題、レポート課題の提示と提出、毎回の出席確認や授業中の簡易的なアンケート等は指示に従って行うこと。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション 授業の概要
第2回
障害者福祉の理念
教科書の第2章を熟読する。
第3回
障害概念と特性、ICFの考え方
教科書の第1章を熟読する。
第4回
障害者福祉の歴史
教科書の第3章を熟読する。
第5回
障害者の生活実態とこれを取り巻く社会環境  ①障害者の生活実態
教科書の第4章第1・2節を熟読する。
第6回
障害者の生活実態とこれを取り巻く社会環境  ②障害者を取り巻く社会環境と課題
教科書の第4章第3節を熟読する。
第7回
障害者に対する法制度①(法制度の全体像・障害者総合支援法)
教科書の第5章第1・7節を熟読する。
第8回
障害者に対する法制度②(身体障害者福祉法・知的障害者福祉法)
教科書の第5章第2・3節を熟読する。
中間テストを実施する予定
第9回
障害者に対する法制度③(精神保健福祉法)
教科書の第5章第4節を熟読する。
第10回
障害者に対する法制度④(児童福祉法・発達障害者支援法)
教科書の第5章第5・6節を熟読する。
第11回
障害者に対する法制度⑥(障害者虐待防止法、障害者差別解消法、バリアフリー法)
教科書の第5章第8〜11節を熟読する。
第12回
障害者に対する法制度⑦(障害者雇用促進法・障害者優先調達推進法)
教科書の第5章第11・12節を熟読する。
第13回
障害者と家族等の支援における関連する専門職等の役割
教科書の第6章を熟読する。
第14回
障害者と家族等に対する支援の実際(多職種連携を含む)就労支援・居住支援の事例
教科書の第7章を熟読する。
第15回
まとめ
これまでの講義資料と教科書の該当ページを振り返り、最終試験にそなえる。
第16回
筆記試験
予習・復習
教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当するページに目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちに授業内容を振り返りながら疑問点を調べて加筆するなどノート整理する。
目安の時間として、1回の授業につき事前・事後の自学自習が合わせて240分必要となる。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 定期試験(70%)…いずれも持ち込み不可。 原則として再試験は実施しないが、成績不良の学生にはレポートを課すことがある。
  〈到達目標①〜④〉
(2)課題(30%)…最終回の授業までにリアクションペーパーやレポート等を数回課す予定である。提出はUNIPAを活用し、再提出の可否や教員からのコメントも各自で確認すること。
  〈到達目標①〜④〉

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)社会福祉士および精神保健福祉士資格取得のための必須科目である。
(2)出席が3分の2を満たない学生の受験は認めない。
(3)自然災害などで交通機関に影響が出た場合には、遠隔授業に切り替えることもあるので、必ずUNIPAで確認すること。
(4)特別な配慮を要する学生は申請書の内容に沿ってすすめたい。