シラバス情報

科目名
精神疾患とその治療Ⅱ
開講年度学期
2023年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2単位
時間
教室
教科書

1.担当教員
担当教員
鹿野 英生
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
水曜日 1限目(9:00〜10:30)※非常勤

2.授業の目的
(1)授業の目的
精神医学の総論を学ぶ。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①精神疾患の分類を把握するとともに、主な疾患の症状、経過、治療方法などについて理解する。
②精神医療と人権擁護の歴史を学ぶとともに、精神保健福祉法における精神科病院の入院形態や医療観察法について理解し、その中での精神保健福祉士の役割と法制度の課題を理解する。
③精神科病院等においてチーム医療の一員としての精神保健福祉士の役割を理解する。
④早期介入、再発予防や地域生活の支援等における地域の多職種連携・多機関連携における精神保健福祉士の役割について理解する。

この科目は、主として心理福祉学科DP(4)「社会福祉学の知識を踏まえて、社会福祉の対象者や地域と直接的、間接的に関わり主体的に行動する態度を身につけている」の獲得を目指している。
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
この授業は、精神医学、精神医療の現在につながる歴史、脳神経の生理・解剖、精神医学の概念、診断法、病院精神医療、司法精神医学について、テキストを用いながら展開する。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって授業を展開するので、その日のテーマについて図書館等で調べてくること。予習の際には「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」を良く確認のこと。
(2)授業の受け方
授業中に重要だと思ったことや疑問に思ったことなどはメモすること。
(3)復習の仕方
授業中に書いたノートを早いうちにまとめること。その際、不明な点や疑問点については、改めて調べてノートに加筆するとよい。

5.受講にあたってのルール
(1)受講時の基本姿勢(マナー)
 受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
(2)遅刻・欠席・早退の扱い
 遅刻3回で1回の欠席とみなす。欠席した場合は「欠席届」を提出すること。
(3)試験時の不正行為の扱い
 カンニング等の不正行為を行った場合は試験点を0点とする(すなわち再履修となる)。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
①器質性精神障害についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.58~77を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第2回
②器質性精神障害についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.58~77を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第3回
精神作用物質使用による精神および行動の障害についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.78~93を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第4回
統合失調症①についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.94~111を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第5回
統合失調症②についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.94~111を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第6回
気分(感情)障害①についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.112~126参照を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第7回
気分(感情)障害②についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.112~126を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第8回
神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.127~145を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第9回
生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.146~155を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第10回
パーソナリティー障害と行動の障害についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.156~165を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第11回
精神遅滞(知的障害)についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.166~170参照を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第12回
心理的発達の障害についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.171~177を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第13回
小児期・青年期に通常発症する行動および情緒の障害についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.178~185を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第14回
精神疾患治療総論 
精神科薬物療法についてテキストを用いながら説明します。
教科書p.188~202を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第15回
精神療法と脳刺激法等の身体療法及び精神科リハビリテーションについてテキストを用いながら説明します。
教科書p.203~221を読んで臨むこと。わからない文言については調べて臨むこと。(予習)
授業の内容を整理すること。(復習)
第16回
後期試験を行います。
予習・復習
シラバスの授業予定に従い、講義の範囲の教科書を事前に読むことが望ましい。
行った授業内容について教科書を読み返して復習してください。
予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 試験(100%)…原則、評価は試験の評点にて行う。
(2) 受講態度…万が一、試験評点ないし出席日数が足りない時、受講態度を評価に加味する。
(3) 課題レポート…試験の点数が6割に達しなかったとき、レポートを課す。

心理福祉学科DP(4)

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1) 精神疾患とその治療Ⅰの履修後、精神疾患とその治療Ⅱを履修すること。
(2) 精神保健福祉士資格試験を受験するための必修科目である。
(3) なんらかの心配を有する学生は申し出ること。申し出があった場合、特別な配慮をする場合がある。
 (4)特別な配慮を要する学生は申し出てもらい、相談しながら授業は進めることとする。
(5)遠隔授業については、大学に対し事前に許可を得ること。
(6)(自然)災害時にはzoomで授業を実施することもあるので、必ずUNIPAを確認すること。