シラバス情報

科目名
心理福祉基礎演習Ⅰ
開講年度学期
2023年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
1単位
時間
水曜日3時限:13:00〜14:30
教室
521,524,525,534,535
※実施内容により、変更する場合は連絡します。
教科書
特に指定しない。

1.担当教員
担当教員
郡山 昌明、増田 幹司、志水 田鶴子、高田 洋平、中嶋 みどり
研究室
郡山...5号館4階
中嶋...5号館4階
志水...5号館4階
増田...5号館3階
高田...3号館1階
オフィスアワー
郡山...水曜日2限目 (10:40〜12:10)
中嶋...木曜日5限目 (16:20〜17:50)
志水...水曜日2限目 (10:40〜12:10)
増田...メールで問い合わせしてください。
高田...火曜日3限目 (13:00〜14:30)

2.授業の目的
(1)授業の目的
 本演習は、大学生活において、グループ作業を行う中で意見を表現・主張し、理解しながら議論を深め、協力し合うこと、自律の力を養うことを主眼としている。具体的には、同級生だけでなく、目上の人と関わる基本的な姿勢やスキルを磨き、KJ法、面接調査、プレゼンテーションといったアカデミックスキルを実践し、アクティブラーニングによって身に着けることを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①自分の意見を持ち、集団の中で表現・主張ができ、生産的な議論・検討に参加・協力している。
 <DP4①③><心理福祉DP2①②、心理福祉DP3①②>
②インタビューのため、意見をまとめるスキル(例.KJ法)や面談調査の留意点、倫理、流れを理解し、実践できる。
 <DP4①④⑤、DP5①><心理福祉DP2②、心理福祉DP3①②③>
③感情の揺らぎをコントロールしながら、主体的に役割を担い責任をもって完遂し、課題を提出している。
 <DP4③><心理福祉DP1③、DP2①、DP3②>
④自身の進路やキャリア形成を意識しながら、幅広い視点を得て視野を広げ、掘り下げて考えている。
 <DP3③、DP5②><心理福祉DP1③、DP2①>
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
 本演習は、学科で大学祭のためのグループ活動に取り組む中で、お互いの親和性を引き出し、目標に向かって個人の役割をもって連携したり、場を読んで生産的な案を考え出しあったり、相互に協力し合えるようになることを目指しています。また、今後の進路選択や大学生活に役立つ知恵を得るために、先輩とつながることを通じ、目上の人へ関わるためのマナーを見直し、有益な情報を聞き取る・深めるスキルを学んでいきます。
 その中では、主体的に動き、考えながら、良い行動(主体的な行動・協調・統率)を行うことや、良い雰囲気を作るための個性を尊重を実践的に学びとり、自己成長につなげることを期待しています。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
 【6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間】に沿って展開しますので、次に求められていることをよくチェックしてください。現時点で自身(の班)の取り組み状況が遅れていないかもよく確認して、遅れている場合、どのようにしたら良いか、対処法や目的意識をもって次の授業に臨んでください。
 レポート課題等の提示や提出、資料の提示などの学習の補助にLMSを使います。
(2)授業の受け方
 授業目的(何について取り組むのか、何を養うのか)が話されます。また6訓も意識して自身にとって課題のある部分や、得意な部分を出せるように参加してください。わかりにくいことがあれば、曖昧にせず、履修生や教員に尋ねてください。
 なお、2年生との合同授業もあるため、内容・日程が入れ替わる場合がありますが、その際はUNIPAで連絡しますので、日頃からよく確認してください。
 また、授業中、皆さんの考え方を効率よく収集・整理するため、Google Forms等を使います。
(3)復習の仕方
 授業の終わりにまとめ(授業でなしえたこと、進捗状況の確認)を行います。それに基づき、振り返りを行ってください。次回に続く課題が課せられている時は、その課題に取り組み、遅れることがないようにしてください。
 レポート課題等の提示や提出、資料の提示などの学習の補助にLMSを使います。

5.受講にあたってのルール
(1)授業を妨げる行為、他人に迷惑をかける行為は、一切認めることができません。顕著な場合、退室を求めます。
(2)グループでの作業も多く行われるため、遅刻・早退・欠席の場合は、事前に授業担当者に自分で直接連絡をしておいてください。事前に連絡をしなかった場合でも、連絡が可能になった時点で連絡をしてください。15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者(6回を超える欠席)は、成績評価の対象となりません(再履修となる)。考慮に値する理由のない30分を超える遅刻は欠席扱いとします。
(3)受講時は、私語、内職等は行わないこと。話を聴いて、誠実に取り組んでください。
(4)授業内では、授業終了後の簡単なふりかえりや、成績評価に反映するふりかえりレポートが求められることがありますので、提出の遅延、未提出が起こらないようにしてください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション:シラバスの確認、大学祭の準備の確認
予習・復習:シラバスを読んでくること、進捗状況の確認
第2回
大学祭に向けて:大学祭に向けた準備①
自身の役割を認識し、何を求められ、行うべきかを理解すること。遅れている場合は、追い付けるように協力し合い、取り組むこと。
第3回
大学祭に向けて:大学祭に向けた準備②
予習・復習:自身の役割を認識し、何を求められおり、行うべきことを理解すること。遅れている場合は、追い付けるように協力し合い、取り組むこと。
第4回
大学祭に向けて:大学祭に向けた準備③
自身の役割を認識し、何を求められ、行うべきかを理解すること。遅れている場合は、追い付けるように協力し合い、取り組むこと。
第5回
大学祭に向けて:大学祭に向けた準備④
自身の役割を認識し、何を求められ、行うべきかを理解すること。遅れている場合は、追い付けるように協力し合い、取り組むこと。
大学祭の連絡、report課題の提示
第6回
グループ活動のふりかえり:大学祭までのグループ活動のふりかえり
予習:授業の到達目標をもとに、ふりかえりレポートを作成しておいてください。
report課題提示(白百合祭の取り組みの個人としてのふりかえり)
第7回
目上の人とつながる基本-導入と考え方のチェック-
前期の共通基礎演習で学んだマナーをふりかえり、定着させること。
第8回
先輩に聞いてみたいこと①
大学生活、勉強、進路など、先輩へ質問してみたいことを考える。KJ法について復習を。
第9回
先輩に聞いてみたいこと②インタビューのいろは
・インタビューにあたっての流れと倫理
・聴取項目や役割を決めておくこと
第10回
先輩にインタビューの実践
・インタビューの練習
・インタビュー結果のまとめ
第11回
2年生での取り組み:先輩の研究発表から学ぶ①
・先輩の研究発表のテーマに関心を持つこと
第12回
先輩からのインタビューの発表
先輩からの聴取内容をプレゼンテーション資料にする準備
第13回
コース選択の話
福祉×global:海外の社会保障と先生の学生時代
・NZの国の特徴、社会福祉について
第14回
2年生での取り組み:先輩の研究発表から学ぶ②
先の先輩の研究発表テーマに関心をもっておくこと
第15回
後期のまとめとふりかえり
後期全体のふりかえり、コース選択・進路への意識
後期全体のふりかえりレポートを提出
第16回
予習・復習
【6.授業計画と「予習・復習」の内容】や進捗状況に沿った課題や、その日の授業の簡単なふりかえりレポートが出ることがあります。目安の時間として、予習・復習の自学学習が60分程度、必要です。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)出席、授業参加としての平常点(60%)<到達目標①②>
 出席は当然のことだが、演習内での参加態度、発言、成果に向けての努力の姿勢がみられるか、平常的な取り組みから評価する。
(2)課題、レポート等の提出物からの評価(40%)<到達目標③④>
 自身の努力や取り組みや努力、他人から学んだことを明確にし、ポジティブで生産的な考えに基づく内省、自己成長を見出しているかを評価する。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)心理福祉学科1年生の必修科目です。心理福祉学科学生は、必ず履修してください。
(2)受講にあたり、特別な配慮を必要とする学生は、2回目までに担当教員に申し出て相談してください。途中でそのような状況が発生した場合でも、早く相談に来てください。事情を考慮し、合理的で必要な配慮を行う場合があります。
(3)UNIPAやメールでの連絡は、必ず確認しておくこと。自然災害等による公共交通機関がストップした場合、対面授業を中止とし、その回の授業内容によってオンラインか休講の措置を検討し、事前にUNIPAで連絡します。