シラバス情報

科目名
フィールド・スタディⅡ
開講年度学期
2023年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2単位
時間
後期月曜4限
教室
524教室
教科書
使用しません

1.担当教員
担当教員
セバスティアン・マスロー、高橋 早苗
研究室
5号館4階
オフィスアワー
授業初回にお知らせします

2.授業の目的
(1)授業の目的
 この授業は、「フィールド・スタディ論」(調査技法の基礎)を踏まえ、自分自身の力で 学外の市民活動団体・組織や関係者に働きかけて、調査を実施する力を身につけることを目標とします。訪問調査を通じて、社会教育や生涯学習支援の現状について学びます。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
(1)社会学的な手順・ルールにしたがって、ききとり調査を実施できるようになります。
 (グロバDP1、グロバDP4)
(2)社会調査のいくつかの手法のなかで、質的調査の特質を理解します。
 (グロバDP1、グロバDP4)
(3)それぞれの地域社会が抱える諸課題を、仙台・宮城・東北を事例として理解します。
 (グロバDP1、グロバDP4)
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
 本年度の調査を具体的に展開するフィールドとしては、仙台市・宮城県にあるNPO法人等の市民活動団体を取り上げます。NPOとは、Nonprofit Organizationの略で、広い意味では民間の立場で、社会的なサービスを提供したり、社会問題を解決するための団体を指し、世界的に注目されている新しい組織のあり方です。
 受講生が自ら働きかけて、多様な目的・使命をもつNPOや市民活動団体を訪問し、調査を実施します。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
それぞれの教員が毎回授業内で指示します。
(2)授業の受け方
この授業では、教科書を使用せず、毎回レジュメと資料を配布します。インタビュー調査に向けて、各自が報告・発表を重ねていきます。
(3)復習の仕方

5.受講にあたってのルール
積極的に発言してください。また、計画的に作業を進めるため、欠席すると授業についていけなくなる可能性があります。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション …授業の進め方
第2回
M(1)政治参加と市民社会とは何か
第3回
M(2)市民社会の国際比較
第4回
M(3)国際社会におけるNPO・NGOの役割
第5回
M(4)SDGsの実現と市民社会の役割
第6回
T(1)日本のNPO 分野と活動の範囲
第7回
T(2)日本のNPO 先駆的な活動事例
第8回
T(3)宮城県・仙台市の市民活動①
第9回
T(4)宮城県・仙台市の市民活動②
第10回
インタビュー調査の実施と計画①
第11回
インタビュー調査の実施と計画②
第12回
調査計画の確定 学外との交渉
第13回
現場での調査①
第14回
現場での調査②
第15回
調査報告会(まとめ)
第16回
予備日
予習・復習

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)調査報告レポート(60%)…… 調査レポートにもとづき、報告会を実施し、成果を共有します。教員はそれぞれの報告について講評します。
 (到達目標1、3)
(2)毎時の取り組み状況(40%)…… 調査票を完成させるために課題に取り組みます。
 (到達目標1、2、3)

8.参考図書・文献
授業内で紹介します。

9.履修上の注意
・「フィールド・スタディ論」(1年後期)を履修することが望ましい。
・学外での調査のため、調査日時は調査協力者の都合により調整します。詳細は初回のガイダンスで説明しますので、必ず出席してください。
・自然災害等で対面授業が取りやめになった場合、遠隔授業を実施しますので、UNIPAを確認してください。
・体調不良等で一時的に対面授業を欠席する予定の学生に対して、遠隔授業による対応は行いません。