シラバス情報
教員名 : 大本 泉
科目名
文学
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2単位
時間
金曜日 Ⅰ時限 (9:00〜10:30)
教室
123教室
教科書
1.担当教員
担当教員
大本 泉
研究室
3号館2階
オフィスアワー
金曜日 10:40〜12:10
2.授業の目的
(1)授業の目的
人口に膾炙した日本文学の「食」に着眼して深く掘り下げて読むことによって理解し、新たな発見を獲得します。そして、調和のとれた人間性や幅広い教養と豊かな感性をもつことを視野に入れて学ぶことを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 日本の近現代作家、そしてその文学の特徴を理解する。
<学部DP2①、学部DP2④、学部DP2④、学部DP4⑤>
② 高校時代には気づかなかった文学のおもしろさを発見する。
<学部DP2①、学部DP2④、学部DP⑤>
③自分の考えを表現し、発表することができる。
<学部DP3①、学部DP5②、学部DP5③>
④ 熟考する姿勢を身につける。
<学部DP5②、学部DP5③>
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】
3.授業の概要
担当教員が、日本の近現代作家の文学に描かれた広義の「食」をとおして、その作品の新たな読みを解説していきます。また、アクティブラーニングとして受講生それぞれが問題意識をもって独自に興味ある作品をさがして、その特徴を人前で話す力を培うためのプレゼンテーションや文章表現の方法を学び、ディスカッションも行っていきます。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
できるだけ早いうちに、授業でとりあげる作品を読了します。疑問点を整理して、図書館等で作品に関する文献を調べます。並行して、書店や図書館等で自分の興味のある作品をさがして精読し、どこに魅力があるのか確認し、まとめておきます。
(2)授業の受け方
授業中の解説を聴いて、重要だと思ったことや疑問に思ったことなどはメモをノートにとっておきます。とくに教員と他の受講者の見解のどこが自分の見解と重なり、あるいは異なっているかについて確認しておきます。
(3)復習の仕方
授業中に書いたメモを早いうちにノートとしてまとめておきます。また、教員や他の受講者の意見に賛同するところ、あるいは異なっているところのメモから、それらに関する資料を収集して読了し、理解を深めておきます。それでもわからないことがあったら、次回の授業で教員に質問します。
5.受講にあたってのルール
(1)授業を妨げる行為は一切認めません。また、自分にとって不利益になりますので、居眠り・授業に関係のない作業等もおこなわないようにしましょう。
(2)遅刻・欠席・早退の扱い
遅刻3回で1回の欠席とみなします。欠席した場合は「欠席届」を提出してください。やむをえず遅刻や教室から退出せざるをえない事情がある場合は、できるだけ前もって教員に許可をとり、他の受講者の迷惑にならないよう静かに入室、あるいは退室してください。演習発表当日の欠席は、原則として認めません。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション……文学を学ぶ意義 授業の進め方
第2回
森鴎外について
森鴎外について調べる
第3回
森鴎外『金毘羅』『牛鍋』
『牛鍋』を読了し、問題点を整理する
第4回
夏目漱石について
第3回授業で生じた疑問点を明らかにする
第5回
『坊っちゃん』について
『坊っちゃん』に関する文献を調査する
第6回
樋口一葉について
樋口一葉に関する文献を調査する
第7回
『にごりえ』について
『にごりえ』に関する文献を調査する
第8回
芥川龍之介について
芥川龍之介に関する文献を調査する
第9回
『蜜柑』について
『蜜柑』に関する文献を調査する
第10回
宮澤賢治について
宮澤賢治に関する文献を調査する
第11回
『注文の多い料理店』について
『注文の多い料理店』に関する文献を調査する
第12回
川端康成について
川端康成に関する文献を調査する
第13回
『伊豆の踊子』について
『伊豆の踊子』に関する文献を調査する
第14回
演習発表・討議①
演習発表の資料作成、プレゼンテーションの練習をします。
授業でのメモを参考に、興味のある作品を読んで、視野を広げます。
レポート課題を提示します
第15回
演習発表、討議②
まとめ
演習発表の資料作成、プレゼンテーションの練習をします。
授業でのメモを参考に、興味のある作品を読んで、視野を広げます。
第16回
予習・復習
予習として、上の「予習・復習」欄に示したように、作品を読了し、わからなかったこと、問題点を整理し、自分で調査、あるいは授業で質問して明らかにしておきましょう。復習もさらに文献などで調査し、考察を深めてください。平均して毎回2時間位が目安になりますが、演習発表の準備では4時間位かかることを目安にしてください。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)レポート(60%)……課題レポートについては、添削ののち返却します。
<到達目標①、到達目標②、到達目標➂、到達目標④>
(2)リアクションペーパー・演習発表(30%)
<到達目標①、到達目標②、到達目標➂、到達目標④>
(3)質問・討議・主体性(10%)
<到達目標➂、到達目標④>
8.参考図書・文献
9.履修上の注意
受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、レポートなどの代替課題を課す等の、特別な配慮を行う場合があります。
体調不良による一時的な遠隔授業については、原則として対応していません。
大学が自然災害を含む災害時での対面授業の取りやめを決定した場合は、原則として遠隔授業を実施しますので、必ず当日の UNIPA を確認してください。