シラバス情報

科目名
保育の計画と評価
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
火曜日Ⅴ時限(16:20〜17:50)
教室
124教室
教科書
「教育課程・保育の計画と評価 ー書いて学べる指導計画ー」
出版社:萌文書林

1.担当教員
担当教員
津田 綾子、松好 伸一
研究室
5号館4階(松好)/5号館3階・学科研究室(津田)
オフィスアワー

2.授業の目的
(1)授業の目的
保育士養成課程(「保育の内容・方法に関する科目」)の必修科目である。保育の計画についての考え方,ならびに子どもの発達に見合った指導立案の基本を学ぶ。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 子どもを理解する。
<発達DP2>
② 保育の計画の基本的考え方を知る。
<発達DP2>
③ 計画立案ができる。
<発達DP2>
④保育実技の研究を深める。
<発達DP2>
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
保育の計画(全体的な計画及び指導計画)について学ぶ。保育の計画を立てる上で前提となる子どもの発達理解を深めながら,保育を「計画する」ことと,「評価する」こと,それぞれの意義について考える。特に,現場で求められる指導計画立案の方法について基本的知識を習得する。アクティブ・ラーニングの一環として実際に立案する。さらにPDCAサイクルに基づいた保育実践を追求し,保育の営みの本質を探る。なお,この科目は幼稚園及び保育所での実務経験のある教員による授業である。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって授業を展開するので,次回の準備を行い,前回の学習内容を確認しておく。
(2)授業の受け方
3年次の実習に向けての準備を行う内容であるため,授業内で行う活動や課題に積極的に取り組むこと。
(3)復習の仕方
毎回の授業内容を復習し,十分に理解できなかった箇所・内容(専門用語など)については,自分で調べたり,授業担当者に質問したりして理解を深めること。

5.受講にあたってのルール
⑴受講時の基本姿勢(マナー):受講時は,私語を慎み,居眠り・内職等は行わないこと。3年次の実習に向けての授業内容となるため,欠席をせずに,課題にしっかりと取り組むこと。提出物は期限を厳守すること。
⑵遅刻・欠席・早退の扱い:30分を超える遅刻は欠席扱いとし,遅刻2回で1回の欠席とみなす。欠席する場合は,授業担当者に事前連絡をし,「欠席届」を提出すること。配布資料がないか,次週の授業までに授業担当者に確認すること。
⑶授業15回のうち,欠席回数が3分の1以上の者は単位を認定しない(すなわち再履修となる)

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
 授業内容の概要説明
当該科目の授業内容・計画について理解する。
第2回
保育の基本
 保育実践の基本と保育所・幼稚園の理解
教科書を読み,授業内容の予習復習を行う。
第3回
子ども理解と保育①
 乳児・1歳児以上3歳未満児の保育
教科書を読み,授業内容の予習復習を行う。
第4回
子ども理解と保育②
 3歳以上の保育
教科書を読み,授業内容の予習復習を行う。
第5回
保育の計画とは
 保育の計画の基本を知る
教科書を読み,授業内容の予習復習を行う。
第6回
保育の計画の位置づけ
 保育の計画の実際を知る
教科書を読み,授業内容の予習復習を行う。
第7回
全体的な計画と指導計画
 全体計画と指導計画の関連について
教科書を読み,授業内容の予習復習を行う。
第8回
子ども理解と指導計画①
 指導案立案(3歳児)
教科書を読み,授業内容の予習復習を行う。
指導案を作成する。
第9回
子ども理解と指導計画②
 指導案立案(4歳児)
教科書を読み,授業内容の予習復習を行う。
指導案を作成する。
第10回
子ども理解と指導計画③
 指導案立案(5歳児)
教科書を読み,授業内容の予習復習を行う。
指導案を作成する。
第11回
保育の観察と記録①
 3歳児の保育動画を視聴し,日誌の書き方を学ぶ
保育を観察するときのポイント,日誌の記入方法について復習する。
第12回
日誌の記入方法の解説
自分で記入した日誌と,添削・解説を踏まえ,日誌の記入方法を復習する。
第13回
保育の観察と記録②
 5歳児の保育動画を視聴し,日誌の書き方を学ぶ
保育を観察するときのポイント,日誌の記入方法について復習する。
第14回
保育の実践と評価①
 計画に基づいた実践のありかた
教科書を読み,授業内容の予習復習を行う。
第15回
保育の実践と評価②
 計画に基づいた実践を評価するとは
教科書を読み,授業内容の予習復習を行う。
第16回
予習・復習
日頃より教職・保育に関する自分の考えをまとめておくこと。復習では,その日のうちにノートをまとめ,疑問点を調べて加筆しておくこと。目安の時間として,授業1コマにつき,予習90分,復習90分が必要。
※授業の展開によっては,変更の可能性があります。変更の場合は随時お知らせします。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
⑴受講態度(40%):授業へ意欲的に取り組む姿勢,出席状況を含む。
<到達目標③,到達目標④>
⑵レポート課題(60%):レポートの提出状況を含め,総合的に判断する。
<到達目標①,到達目標②,到達目標③,到達目標④>
提出されたレポート課題等は,授業中にフィードバックする。保育指導案については添削して返却・解説する。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
・「保育士資格」取得希望者は必修科目です。
・学外実習に出るための大事な内容を学ぶ授業のため,極力欠席をしないこと。
・課題提出にあたっては,期限を厳守すること。欠席した分の課題も提出するため,欠席した場合は授業担当者に課題の有無を確認すること。
・受講に際して,心配や不安なことがある場合は,必ず2回目の授業までに授業担当者に相談してください。事情によっては,特別な配慮を行う場合があります。2回目以降の授業でも,履修の途中で特別な事情が生じた場合,できるだけ早く相談に来てください。
【自然災害を含む災害時の授業対応について】
・遠隔授業(ZOOMを使用)を実施しますので,対面授業が中止になった当日は,必ずUNIPAを確認してください。