シラバス情報
教員名 : 岩淵 摂子
科目名
音楽入門
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
水曜Ⅰ時限(9:00〜10:30)
教室
411教室
教科書
『これだけは知ってほしい楽典 はじめの一歩』(木村鈴代ほか共著、カワイ出版)
1.担当教員
担当教員
岩淵 摂子
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
水曜8:30〜8:50、授業終了後
2.授業の目的
(1)授業の目的
子どもの豊かな表現を引き出す保育者及び小学校教諭となるために、身の回りの多様な音への気づきを深め、初歩的な楽典を理解し、音楽表現力の基礎を身につけることを目的とします。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①自分の力で楽譜(五線譜)を読み、書き、歌えるようになること
〈子教DP2①、子教DP6①〉
②わらべうた・手遊び・子どもの歌を数多く経験し、子どもと共に歌えるようにすること
〈子教DP1①、子教DP2①、子教DP5①、子教DP6①〉
③子どもの歌に簡単なコード伴奏をつけて弾き歌いができるようになること
〈子教DP2①、子教DP6①〉
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】
3.授業の概要
身の回りの多様な音への気づきを深め、言語化し、他者と共有することによって豊かな表現を引き出すようにする。初歩的な楽典を実際の音と結び付けて理解する。コード・ネームの基礎を理解し、子どもの歌の弾き歌いに応用できるようにする。わらべうたや手遊び、子どもの歌を歌い保育及び教育の現場で実践できるようにする。リズム・アンサンブルや簡易合奏等を行って音楽の経験を豊かにする。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
2回目以降は、前回までの配布資料やテキストを確認し、理解しておくこと。
歌うことやコード伴奏は、練習することによって上達します。できるだけ毎日練習しましょう。
(2)授業の受け方
テキスト、配布資料を毎回忘れずに準備してください。
音楽の読み書き(ソルフェージュ)の力は、音をよく聴くことと歌うこと、継続することが重要になるので、できるだけ休まず積極的に授業に参加してください。
(3)復習の仕方
配布資料をファイル等にまとめておきましょう。
課題は期日までに提出しましょう。
理解できなかった内容はそのままにせず、各自復習し場合によっては次回の授業前までに担当教員にメール等で質問しましょう。
5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー)
受講時は私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い
遅刻・欠席・早退の場合はできるだけ事前に申し出てください。直接の申し出が無理な場合はメールでも結構です。メールの場合、すぐに返信できない場合があります。30分を超える遅刻及び早退は欠席扱いとします。
(3) 期末試験の受験資格
講義15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は期末試験を受験できません。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
音に耳をすます
音名と階名、五線、音部記号について
1週間の音日記をつける(授業で指示)
音名と階名、五線、音部記号についてテキストや配布資料を基に復習する
第2回
気づいた音を記述する
単純音符と休符、リズムについて
第3回
気づきを他者と共有する
付点音符と休符、単純拍子について
第4回
変化記号と派生音名、複合拍子について
第5回
小テスト①、全音と半音について、長調の音階について
第6回
音程(長3度と短3度)について
発声法の基礎
第7回
メジャーコード(長三和音)の構造について、ハ長調の主要三和音について
第8回
ニ長調とト長調の音階及び主要三和音について
第9回
ト長調の音階及び主要三和音について、マイナーコード(短三和音)の構造について
第10回
小テスト②、省略記号、強弱記号、発想記号について
第11回
リズム・アンサンブル①少人数グループによるアンサンブル
わらべうた①(3歳未満)
第12回
リズム・アンサンブル②自分たちでリズムを考えて発表
わらべうた②(3歳以上)
第13回
増三和音、減三和音について
手遊び①(3歳未満)
第14回
コード伴奏を応用した弾き歌いについて
手遊び②(3歳以上)
第15回
まとめ、コード伴奏による弾き歌い実技試験及び楽典筆記試験に向けて
第16回
定期試験
予習・復習
目安の時間として、授業1コマにつき予習30分、復習60分が必要です。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)定期テスト(実技テスト40%、筆記テスト40%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
(2)課題提出状況(10%)
〈到達目標①〉
(3)授業への参加(10%)
〈到達目標②、到達目標③〉
8.参考図書・文献
こどものうた100
井戸和秀編
チャイルド社
4-8054-8186-2_0
「ピアノ入門」テキスト
9.履修上の注意
受講に際して心配や不安なことがある場合は、必ず授業担当者に相談してください。事情によっては、特別な配慮を行う場合があります。