シラバス情報

科目名
初等教科教育法(体育)
開講年度学期
2023年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
後期・木曜日・Ⅳ
教室
521(体育館)
教科書
文部科学省『小学校学習指導要領解説(体育編)』(平成29年告示)

1.担当教員
担当教員
仁藤 喜久子
研究室
5号館4階
オフィスアワー
月・水・金曜日

2.授業の目的
(1)授業の目的
小学校学習指導要領ならびに解説に示された各学年の教育目標及び各運動領域の内容を理解し、体育科における各学年の発達や特性に応じた教科体育の指導ができるようになる。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①小学校学習指導要領ならびに解説に示された各学年の教育目標及び各運動領域の内容を理解する。
<発達DP1、発達DP2、発達DP3>
②学習指導案を作成することをとおして、体育科の指導方法ならびに個に応じた指導方法を理解する。
<発達DP1、発達DP2、発達DP3>
③作成した学習指導案にもとづく模擬授業により、体育科における個の発達や特性に応じた指導方法を身につける。
<発達DP1、発達DP2、発達DP3>



※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
・体育科における指導上の課題ならびに児童一人一人に応じた指導のあり方を考え、小学校学習指導要領体育編に示されている各学年の目標や主要な運動領域の内容を取り上げ、実際の学習指導案づくりをとおして体育科の指導方法を学ぶ。また、実際の模擬授業をとおして、学習指導上のポイントや個に応じた指導のあり方を理解する。
・アクティブラーニングとICT(UNIPA)を活用した授業を実施する。
・この科目は小学校での実務経験がある教員による授業である。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって授業を展開する。
担当者の指示に従い、授業の準備をしてくること。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習・復習合わせて90分程度が必要。
『小学校学習指導要領』『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する。
(2)授業の受け方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって授業を展開する。
アクティブラーニングを取り入れた授業であるため、積極的にグループ活動に活動に参加する。
(3)復習の仕方
授業で行った内容をよく理解し、振り返りシートを作成する。

5.受講にあたってのルール
(1)遅刻3回で1回欠席とする。
(2)日頃から健康管理に気をつける。
(3)健康上の理由で授業(実技)に参加できない場合は、事前に欠席届を提出する。

【一時的な遠隔授業の対応について】
・遠隔授業には対応していません(欠席となります)。
【(自然)災害時の授業対応について】
・遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
小学校学習指導要領(体育編)の概要説明と理解
事例:運動会を考える①
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第2回
児童の発達および今日的課題と体育科の役割
事例:運動会を考える②
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第3回
小学校体育科の目標と各運動領域の理解
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第4回
体育科における指導方法と指導上の課題
(水泳)
表現運動に関する模擬授業の実践
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第5回
表現運動の指導法−学習指導計画と学習指導案−
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第6回
体育科における指導方法と指導上の課題
(身体表現)
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第7回
器械運動と体つくり運動の指導法−学習指導案の作成と教材研究−
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第8回
ボール運動の指導法−学習指導案の作成と教材研究−
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第9回
陸上運動の指導法−学習指導案の作成と教材研究−
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第10回
体育科における指導方法と指導上の課題
体つくり運動
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第11回
体育科における指導方法と指導上の課題
陸上競技
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第12回
模擬授業
ボール運動に関する模擬授業の実践−学習指導案の実践と改善−
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第13回
模擬授業
体育科における評価方法と評価規準
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第14回
雪上運動(スケート)
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第15回
振り返り、教材と児童の実態をふまえた体育科指導のあり方
『小学校学習指導要領解説(体育編)』を熟読する
第16回
予習・復習
『小学校学習指導要領』『小学校学習指導要領解説(体育編)』をよく理解をしておく。
指導法については、関連の書籍等で事例研究をする。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)指導案・レポート:50%
<到達目標1、2、3>
(2)模擬授業:30%
<到達目標1、2、3>
(3)態度:20%
<到達目標1、2、3>

8.参考図書・文献
文部科学省『小学校学習指導要領』平成29年告示
文部科学省『小学校学習指導要領解説(体育編)』平成29年告示

9.履修上の注意
(1)遅刻3回で1回欠席とする。
(2)日頃から健康管理に気をつける。
(3)健康上の理由で授業(実技)に参加できない場合は、事前に欠席届を提出する。

【一時的な遠隔授業の対応について】
・遠隔授業には対応していない(欠席となる)。
【(自然)災害時の授業対応について】
・遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認する。