シラバス情報

科目名
韓国語演習Ⅱ
開講年度学期
2023年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
金曜日3限
教室
教科書
『韓国と日本』(魏聖銓著,朝日出版)

1.担当教員
担当教員
李 美賢
研究室
オフィスアワー
金曜日12:10〜13:00,14:30〜16:00(事前にメールアドレスに連絡お願いします。)

2.授業の目的
(1)授業の目的
 本講座は、初級で学んだ基本的な文法事項の復習と応用、さらに、文章購読を通じてさらなる表現力を身に付けてもらう。また、韓国と日本の文化、歴史、生活、地理、社会などを理解し、場面による異なる意味表現(公式的な表現と非公式的な表現)の使い分けができ、実際に演習発表を通して韓国語の実践能力を身につける事を目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
*受講到達目標
①初級レベルの文法をマスターし、日本語の文を韓国語に、韓国語の文を日本語に翻訳できるようにする。また、コミュニケーション能力の上達を目指す。
②語彙(2000語)と文法、ヒアリングやディクテーション能力を向上させ、TOPICⅠ、Ⅱ(初級・中級)やハングル能力検定3、2級を目指す。

*ディプロマポリシーとの関連
〈学部DP2④〉自国と異文化への理解を深めるために、〈学部DP3①③〉韓国語の学習を通して韓国文化や歴史などを理解し、異文化コミュニケーションを身に付ける事で、多様な人々との共生の在り方を理解することを目指す。また、キャリア形成に資する知識を身につけるため、外国語でのコミュニケーション・スキル を身に着けることができる。

※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
 本講義は韓国語の入門・初級レベルを終えた学習者を対象に、読み、書き、話し、聞く力をバランスよく養成し、TOPICⅠ、Ⅱ(初級・中級)やハングル能力検定3、2級を目指す。
教科書にある様々なコラムや映像資料を通じて、韓国と日本の文化、歴史、生活、地理、社会などを理解し、場面による異なる意味表現(公式的な表現と非公式的な表現)の使い分けができるようにする。また、演習発表を通して韓国語の実践能力を身につける事ができるようにする。


4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及必要な時間」にそって、授業を行います。予習の方法はシラバスを参考にし、あらかじめ教科書を読んで来ることで、授業の内容が理解しやすくなります。読んだ内容に関して疑問や意見などは授業中に質問時間を設けています。また、毎回出席確認の用紙を配りますので、それも活用して下さい。
(2)授業の受け方
・教科書以外ノートの用意(必須)ー授業はプリント配布やPowerPointのスライドや映像などを使うが、先生の説明や理解できなかった事など授業を聞きながらなるべくすべてをノートに取ることを勧める。また、参加型授業を目指しているので、積極的に授業に参加し、発信することが望ましい。
・授業実施後毎回課題レーポトの提出を求める。
・テーマを決め演習発表をする。
・授業実施後毎回課題レーポトの提出(LMS使用) を求める。
・授業中アンケート実施(クリッカー使用)や毎回出席調査を行う。
(3)復習の仕方
 授業中配布したプリント資料や教科書で理解が不十分な所があったのか確認をし、課題をしながら授業の内容を深めて下さい。授業内容の中に疑問点がありましたら次回の授業中に必ず質問して下さい。

5.受講にあたってのルール
(1)授業を妨げる行為は一切認めません。場合によっては退室をしてもらうこともあります。
(2)遅刻・早退の場合は、事前に担当教員に許可を取っておき、静かに速やかに入退室して下さい。やむを得ず事前に提出できない場合もできるだけ早いうちに連絡してください。
  欠席についてもできるだけ事前に連絡下さい。やむを得ず事前に提出できない場合もできるだけ早いうちに連絡してください。(「9.履修上の注意」を参考)
(3)教科書やノート持参必須

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
文法コーナー第9講
予定、推測、意志、原因、理由の表現など
教科書pp.66〜69を予習
簡単な宿題(資料配布)
第2回
会話コーナーと応用
スポーツの比較、韓国映画
教科書pp.70〜73を予習
簡単な宿題(資料配布)
第3回
特講(購読:絵本読みや韓国の文化を読む)翻訳:日本語→韓国語、韓国語→日本語、ヒアリングやディクテーション練習)
教科書復習
簡単な宿題(資料配布)
第4回
第10講
原因、理由、経験の表現
教科書pp.74〜77を予習
簡単な宿題(資料配布)
第5回
文法コーナーと応用
建物の比較(ソウルタワー&東京タワー)
教科書pp.78〜81を予習
簡単な宿題(資料配布)
第6回
特講(購読:新聞記事読みや韓国の社会を読む)翻訳:ヒアリングやディクテーション練習)
演習発表
簡単な宿題(資料配布)
第7回
第11講
許可・許容の表現
教科書pp.82〜85を予習
簡単な宿題(資料配布)
第8回
特講(購読:自由作文を作り、プレゼンテーションをしてもらう)
演習発表
ゲーム大会やグループ発表
第9回
文法コーナーと応用
知って得するコーナー
教科書pp.87〜89を予習
第10回
第12講
事柄の進行、逆接の表現
教科書pp.90〜93を予習
第11回
会話コーナーと応用
知って得するコーナー
教科書pp.94〜97を予習
第12回
特講(購読:新聞記事読みや韓国の社会を読む)翻訳:日本語→韓国語、韓国語→日本語、ヒアリングやディクテーション練習
演習発表
簡単な宿題(資料配布)
第13回
基本語彙力と復習(試験準備の勉強)
TOPIC初級・中級やハングル能力検定4、3級の資料提供
教科書の復習
第14回
基本語彙力と復習(試験準備の勉強)
TOPIC初級・中級やハングル能力検定4、3級の資料提供
教科書の復習
第15回
期末テスト(到達度確認テスト)
教科書の復習
第16回
試験問題の答え合わせ
教科書の復習

予習・復習
 授業はテキストと配布資料を中心に進める。授業前に該当する教科書のページを予習し、授業後は習った所をノートに作成しながら復習し、プリントの宿題を提出する。目安として予習60分、復習60分ほど必要(LMS使用)
*授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
演習-研究発表、期末レーポト70%、授業内での態度、課題の提出状況、出席状況など30%

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)本講義の受講資格は、基本的に韓国語Ⅰを受講した事がある人、または入門の韓国語学習経験がある人に限る。
(2)講義15回の中、6回以上欠席した場合には、単位取得は不可とする。遅刻や早退は2回で一回欠席扱いとする。欠席理由書を提出した場合には、その限りではない。また、受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2 回目の授業までに相談してください。事情によっては、何らかの特別な配慮を行う場合があります。

【体調不良による一時的な遠隔授業の対応について】
・前日までの申し出には、遠隔授業の対応をしますが、当日は対応できません。(Zoom使用)
【自然災害を含む災害時での対面授業の取りやめの対応について】
・遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずLMSを確認してください。