シラバス情報
教員名 : 高橋 早苗
科目名
観光の社会学
開講年度学期
2023年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
後期火曜2限
教室
525教室
教科書
使用しません
1.担当教員
担当教員
高橋 早苗
研究室
5号館4階
オフィスアワー
後期水曜2限、その他(初回ガイダンスでお知らせします)
2.授業の目的
(1)授業の目的
観光は、日本の成長戦略としてますます重視されるようになり、日本を訪れる外国人観光客も年間2000万人を超えるようになりました(新型コロナ危機以前)。この授業は、観光を現代のグローバル化する社会を理解するための重要な社会現象ととらえ、社会学の立場から観光にアプローチし、社会の歴史的・構造的な変化と観光のあり方を関連づけながら理解することを目指します。
さらに、観光にかかわる様々な営みに伴って生じてきた負の側面や、コロナ危機によって明らかになった諸課題について併せて検討していきます。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
(1)観光という現象を通して、現代グローバル社会の特徴を社会学的に把握します。
(2022年度入学生:グロバDP1、グロバDP4)
(2)戦後から現在に至る日本の社会の変化と観光の変遷について知識を深めます。
(2022年度入学生:グロバDP1、グロバDP4)
(3)いくつかの事例を通じて、観光をめぐる動向や施策、その課題を理解します。
(2022年度入学生:グロバDP1、グロバDP4)
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】
3.授業の概要
主な内容として、戦後日本の社会の変化と観光、地域社会の変動と観光(沖縄を事例として)、観光と学習(修学旅行、スタディツアーなど)、観光施策の展開と課題(スペイン、東北地方など)を取り上げます。授業内では自分の観光体験にもとづく意見交換やミニ調査(アクティブ・ラーニング)に取り組みます。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
教科書は指定せず、毎回レジュメと資料(文献)を配布します。受講生は、配布される文献を事前に読み、授業に臨んでください。
(2)授業の受け方
授業内に受講生の発言を求めるときには、UNIPAを使用予定です。
(3)復習の仕方
復習として、授業テーマとの関わりで、自分の考え方を整理しましょう。
5.受講にあたってのルール
講義形式ではありますが、発言を求めることがあります。積極的に参加してください。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション …授業の進め方
第2回
観光とは何か
第3回
ツーリズムの変遷(1)
第4回
ツーリズムの変遷(2)
第5回
ツーリズムの変遷(3)
第6回
観光施策の展開と課題(1)日本
第7回
観光施策の展開と課題(2)日本
第8回
観光施策の展開と課題(3)東北地方
第9回
観光施策の展開と課題(4)オーストラリア
第10回
観光施策の展開と課題(5)スペイン
第11回
コロナ禍の観光
第12回
レポート報告会(1)
第13回
レポート報告会(2)
第14回
これからの観光
第15回
まとめの作業
第16回
予備日
予習・復習
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)まとめの作業(50%)……最終回に実施します。内容については、初回ガイダンスで説明します。
(到達目標1、2、3)
(2)小レポート(30%)……小レポート(観光に関するミニ調査)については、全員がその成果を授業内で報告し、共有します。
(到達目標1、3)
(3)授業の取り組み状況(20%)……毎回、簡単な作業を実施します。
(到達目標1、2、3)
8.参考図書・文献
授業内で紹介します。
9.履修上の注意
・自然災害等で対面授業が取りやめになった場合、遠隔授業を実施しますので、必ずUNIPAを確認してください。
・体調不良等で一時的に対面授業を欠席する予定の学生に対して、遠隔授業による対応は行いません。