シラバス情報

科目名
イギリスの文学
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
木曜日 2時間目
教室
教科書
プリントを使用

1.担当教員
担当教員
熊谷 治子
研究室
3号館2階
オフィスアワー
月曜日4時間目
水曜日3時間目

2.授業の目的
(1)授業の目的
イギリス文学を代表する作品を読んで、作者の生涯や作品の文化的背景について学び、
広い文化的視野から作品を理解をする力を養いながら、
英語表現を理解する力を深めることを目指します。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 英語で書かれたイギリス文学の歴史的な流れが理解できる。
② 実際に作品を読み、英語の表現が理解できる。
③ 作品および作品を取り巻く背景への理解をふまえ、作品に対する自分なりの見解を述べることができる。
グローバル・スタディーズ学科のディプロマポリシー「(1) グローバル社会における複雑な構造やシステムおよび
多様な文化的事象を理解するために必要な専門的知識を身につけ、豊かな教養を備えている。(2)英語をはじめとす
る外国語の運用能力や実践的コミュニケーション能力を身につけ、その言語を育んだ文化的背景と歴史的意義を理解
している。」に関連します。

※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
イギリスのさまざまな時代の代表的な作品を味読することで、文化の違いや英語表現について多角的に考察します。ま
た、必要に応じて、関連する映像資料等を授業で提示します。Zoomやmanaba、responを授業を進める過程で使用します

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
配布されたプリントや課題に45分程度、目を通しておく。
(2)授業の受け方
作品の時代背景や文化背景、執筆の動機にふれながら、多角的視点から解説をします。
その解説をもとに自分なりの意見をもとめ、発言できるようにしてください。
(3)復習の仕方
授業で出てきた課題を念頭に、作品を振り返りながら筆記テストの準備を45分程度すること。

5.受講にあたってのルール
出席および筆記テスト等を総合的に評価します。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
序:イギリス文学の流れ(代表的な作品の文学史的位置づけ)
第2回
ウイリアム・シェイクスピア
劇作品の時代背景・作品概要および作者について 
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第3回
ウイリアム・シェイクスピア
劇作品の名場面の作品分析と考察
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第4回
ジョナサン・スウィフト
『ガリバー旅行記』の時代背景・作品概要および作者に
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第5回
ジョナサン・スウィフト
『ガリバー旅行記』の名場面の作品分析と考察
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第6回
チャールズ・ディケンズ
『クリスマス・キャロル』の時代背景・作品概要および作者について
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第7回
チャールズ・ディケンズ
『クリスマス・キャロル』の名場面の作品分析と考察
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第8回
ルイス・キャロル
『不思議の国のアリス』の時代背景・作品概要および作者について
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第9回
ルイス・キャロル
『不思議の国のアリス』の名場面の作品分析と考察
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第10回
コナン・ドイル
『シャーロック・ホームズの事件簿』の時代背景・作品概要および作者について
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第11回
コナン・ドイル
『シャーロック・ホームズの事件簿』の名場面の作品分析と考察
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第12回
T.S.エリオット
『荒地』の時代背景・作品概要および作者について
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第13回
T.S.エリオット
『荒地』の名場面の作品分析と考察

配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第14回
T.S.エリオット
『四つの四重奏』の名場面の作品分析と考察
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第15回
イギリスの文学を学ぶ意味と意義に関する考察と補足とまとめ
配布資料をよく読み、考えを整理して、自分なりの意見をまとめておく。
第16回
予習・復習
予習:与えられたキーワードに関連する事柄を調べておく。
復習:作品の解説を聞いたうえで、疑問点や興味がわいた点について自分なりの意見をノートに記し、筆記テストの準備をしてください。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・筆記テスト(80%)
・授業態度(出席や授業内の活動等、20%)

8.参考図書・文献
『はじめて学ぶイギリス文学史』
神山妙子編
ミネルヴァ書房

9.履修上の注意
欠席や遅刻の場合は、出席できる授業の前後に直接教員に知らせること。
メールによる連絡は必要ありません。

受講に際して、特別配慮の申請をしている方には、レポートなどの代替課題を課す場合があります。

プリント教材を整理保管するためのクリアファイルを用意すること