シラバス情報

科目名
トラベル実務
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
火曜日 13:00〜14:30
教室
教科書
『旅程管理研修ー海外実務・語学・国際運送約款』2020年3月発刊  (第14版)株式会社JTB総合研究所

1.担当教員
担当教員
堤 佳子
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
火曜日 12:30〜13:00、16:10〜16:40

2.授業の目的
(1)授業の目的
グローバル化、オンライン化が進み、個人で直ぐに国内・海外旅行ができる時代です。一方、団体企画旅行では企画旅行をスムーズに実施するために旅程を管理する添乗員が同行します。旅行計画に従ってツアーが安全かつ円滑に運行されるよう交通機関や各種施設との調整・対応を行い、旅程を管理することが添乗員業務ですが、「旅程管理主任者」の資格取得が必要です。トラベル実務では海外添乗業務を主に学び、資格取得への知識習得を目指します。得られる知識はプライベート旅行時にも有用であり、授業では皆さんのグローバル化に役立つものを身につけることを目的とします。

(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①旅程管理業務を理解する。
〈GS DP3〉
②旅程管理主任者資格を取得する。
〈GS DP3〉
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
旅程管理主任者資格は、国内添乗向けの「国内旅程管理主任者」と国内・海外添乗向けの「総合旅程管理主任者」の2種類がありますが、授業では海外添乗業務を主に学びます。教員の添乗経験談を随所に交えて、教科書通りにはいかない旅行業務を実体験から学ぶことができる内容です。授業で業務知識を得れば、スマートな空港内移動やトラブル対応も迅速にできるようになり、皆さんの今後の旅行がより洗練されたものになると思います。

この科目は一般企業で実務経験のある教員による授業です。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
『6.授業計画と「予習・復習」の内容および必要な時間』に沿って授業を進めていきますので、次回授業の該当箇所をあらかじめ読んできてください。
(2)授業の受け方
教科書を主に進めていきますが、担当教員の添乗経験談を盛り込んで内容を進めていきますので、積極的にメモを取ってください。スケジュール通りには行かない旅行だからこそ旅程管理能力が必要とされる添乗業務です。実際に起こりうる様々な事柄も学び取ってください。
(3)復習の仕方
知識を身につけるためには授業内容の復習が欠かせません。旅程管理主任者資格取得だけでなく、今後プライベートで海外旅行をする際にも役立つ授業ですので、復習習慣をつけ、知識を身につけてください。

5.受講にあたってのルール
(1)授業を妨げる行為は一切認めません。著しい場合は退室をしてもらいます。
(2)遅刻・早退の場合は、事前に担当教員に許可を取っておき、静かに入退室してください。事前に許可を取れなかった場合は、入退室時に事情説明をしてください。
(3)出席率は成績評価の対象です。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション 添乗員の仕事 
第2回
国際運送約款
第3回
海外添乗実務 出発前準備
第4回
海外添乗実務 日本出発
第5回
海外添乗実務 乗り継ぎ、外国入国
第6回
海外添乗実務 移動、ホテルチェックイン
第7回
海外添乗実務 食事、観光、業務視察
第8回
海外添乗実務 自由行動、トラブル対応
第9回
海外添乗実務 ホテルチェックアウト、移動、日本帰国
第10回
海外添乗業務 用語、基礎情報
第11回
海外添乗業務 ツアー例
第12回
海外添乗業務 ツアー例
第13回
海外添乗業務 ツアー例
第14回
各国の基本情報、地理
第15回
総まとめ
第16回
テスト
予習・復習

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)テスト(70%)・・・筆記試験を行います。概ね1週間後に返却するとともに正答も公表します。また履修過程で適宜ミニテストも行う予定ですが、成績評価の対象ではありません。
〈到達目標①、到達目標②〉
(2)授業への参加(30%)・・・15回の出席率を評価の30%を占めます。


8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1) 授業参加に関し、特別な事情がある場合や心配な点がある場合は、第2回目の授業までに必ず担当教員まで相談してください。出席、試験、課題対応など状況に応じて特別な配慮をする場合があります。履修の途中で特別な事情が生じた場合も、早急に担当教員まで連絡してください。
(2)自然災害(台風、大雪等による交通機関に影響がでた場合)による対面授業の中止の場合は、遠隔授業を実施します。対面授業が中止になった当日は、必ず UNIPA を確認してください。授業内容によっては休講とし、補講を行う場合もあります。