シラバス情報
教員名 : 高田 洋平
科目名
国際福祉論Ⅱ
開講年度学期
2023年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
教室
教科書
1.担当教員
担当教員
高田 洋平
研究室
高田 洋平: 3号館1階
オフィスアワー
木曜日2限
2.授業の目的
(1)授業の目的
本科目は、今後のソーシャルワークに求められている文化的能力(Cultural Comptency)、すなわち異文化を理解する力を身につけることを目的としています。特に多文化ソーシャルワーク、とりわけ日本国内の在住外国人の生活と支援に焦点をあて日本国内におけるソーシャルワーク実践に資する知識の習得と在住外国人への理解の深化を目指します。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①日本国内における在住外国人の生活や置かれた状況に関心をもてるようになる
〈心福DP1〉
②在住外国人の生活からみえる日本社会の課題について理解を深めること
〈心福DP1,DP3〉
③在住外国人を支援するために必要な基礎知識と文化的能力の概要を理解すること
〈心福DP7〉
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】
3.授業の概要
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
毎回、授業の最後に次回のテーマや取り扱う内容についてお知らせします。学生はそれについてネットなどで調べておくようにしてください。
(2)授業の受け方
本科目はアクティブ・ラーニング形式で進めます。これについては自分の考えや意見などを述べらるようになるための訓練だと思い、積極的に参加する姿勢を大事にしてください。また述べられた他の学生の意見に対して関心をもち、自分の考えとの比較を通して理解を深めていくようにしましょう。
(3)復習の仕方
紹介された重要な概念についてその意味を復習するとともに、授業内で出された意見と自分の意見を比較しながら理解を深めましょう。
5.受講にあたってのルール
出席回数、欠席回数による加点・減点は行いませんが、出席が授業回数の3分の2に満たない場合は単位不合格とします。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション 多文化共生と現代社会
第2回
異文化で生きるとは
第3回
マイクロアグレッション
第4回
在住外国人を取り巻く現状① 日本における在住外国人
第5回
在住外国人を取り巻く現状② 東北・宮城における在住外国人
第6回
出入国管理政策① 出入国管理の基本的枠組み
第7回
出入国管理政策②移住労働者受け入れと歴史
第8回
出入国管理をめぐる課題と批判(事例検討①)
第9回
出入国管理をめぐる課題と批判(事例検討②)
第10回
難民支援をめぐる国際的な取り組みと歴史
第11回
日本における難民支援とその課題
第12回
多文化ソーシャルワークの実践事例と留意点① 医療
第13回
多文化ソーシャルワークの実践事例と留意点② 児童、教育
第14回
多文化ソーシャルワークの実践事例と留意点③ 女性
第15回
まとめ
第16回
予習・復習
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
最終レポート(50%):授業で取り扱った内容に関してレポートを課し、それを以て評価します。
コメントペーパーなど平常点(50%):授業内での発言内容と回数など、授業での議論への参加度を評価の対象とします。また授業の最後に提出するコメントペーパーについても平常点として評価の対象とします。
8.参考図書・文献
9.履修上の注意