内戦・紛争、難民問題、国際テロ、環境問題など多くの国際問題が貧困に由来する。これらはどれも一国では対処できない問題であり、国際社会が包括的に取り組む必要がある。紛争後の平和構築や貧困削減のため、国家政府が開発援助を行い、市民社会が支援し、国連が様々な対策を講じている。本授業では、これらの国際協力・援助の方法と担い手について解説する。本授業は、教科書を指定せず、学期のはじめに、各テーマを扱う内外メディアの記事や雑誌論文、学術文献を授業で使用する資料(リーダー)として提供する。なお、国際開発の理論については次の書籍を参考文献とする。
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