シラバス情報

科目名
レクリエーション論
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
水曜日3時限(13:00~14:30)
教室
522教室
教科書
『楽しさをとおした心の元気づくり〜レクリエーション支援の基本の理論と方法〜』日本レクリエーション協会

1.担当教員
担当教員
家子 敦子
研究室
5号館1階
オフィスアワー
火曜日3時限(13:00~14:30)

2.授業の目的
(1)授業の目的
生活を「遊び」と関わらせてその質的、文化的な向上を目指し、遊びを活かして人間らしいこころとからだを再創造するプロセスを学びます。そしてゲームや歌、集団遊び、スポーツといったアクティビティを効果的に活用し、「集団をリードする」「コミュニケーションを促進する」「楽しい空間をつくる」といった、対象や目的に合わせてレクリエーション活動を企画・展開できる力を養います。レクリエーション・インストラクター資格取得のための指定科目になっています。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①レクリエーションの主旨(目的)と手段を理解する。
〈心福DP②〉
②レクリエーション支援の目的と方法を理解する。
〈心福DP②〉
③レクリエーション・インストラクターの役割を理解する。
〈心福DP②〉
④レクリエーション活動がもたらす楽しさを理解する。
〈心福DP②〉
⑤対象者によって異なる心の元気づくりの課題を理解する。
〈心福DP②〉
⑥地域のきずなづくりにレクリエーション支援が貢献できることを理解する。
〈心福DP②〉
⑦ホスピタリティの根拠として、信頼関係が築かれる心理的な仕組みを理解する。
〈心福DP②〉
⑧アイスブレーキングの根拠として、良好な集団が形成される仕組みを理解する。
〈心福DP②〉
⑨自主的、主体的に楽しむ力を育むレクリエーション活動の展開法の根拠として、動機づけの心理的な仕組みを理解する。
〈心福DP②〉
⑩レクリエーション支援のプログラムを実施する上でのリスクマネジメントの視点と方法を理解する。
〈心福DP②〉
⑪レクリエーション支援のプログラム立案の視点と方法を理解する。
〈心福DP②〉
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】

3.授業の概要
レクリエーションの主旨(目的)と手段、レクリエーション支援の目的と方法とその理論を学びます。そしてレクリエーション支援のプログラム立案の視点と方法をアクティブラーニングを多用しながら学びます。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
定期的に予習課題を出します。期日までに提出してください。
(2)授業の受け方
個々の主体的な取り組みが求められますので、意欲のある学生の参加を希望します。議論する機会もあるため発言・質問等は積極的に行い、お互いに学びを深めていきましょう。
(3)復習の仕方
定期的に復習課題を出します。期日までに提出してください。

5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー)
   受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い
   遅刻3回で1回の欠席とみなす。早退は欠席とみなす。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
(3)  課題提出等の不正行為の扱い
   不正行為を行った場合は0 点とする 。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
レクリエーション概論①
「レクリエーションという言葉の主旨」
(目的、および心の元気づくりの手段としてのレクリエ—ション活動
「レクリエーション支援の目的と方法」
随時予習・復習課題提示します。
第2回
レクリエーション概論②
「 レクリエーション・インストラクターの役割」
随時予習・復習課題提示します。
第3回
楽しさと心の健康作りの理論① 
「 レクリエーション活動の楽しさを感じる心の仕組み、および心の仕組みを根拠にした支援」
「楽しさが心の元気をもたらす生理的な仕組み、および社会的な仕組み」
随時予習・復習課題提示します。
第4回
楽しさと心の健康作りの理論②
「ライフステージと心の元気づくり」
「 地域のきずなづくりとレクリエーション」
随時予習・復習課題提示します。
第5回
レクリエーション支援理論①
「レクリエーション支援におけるコミュニケーション(気持ちをひとつにするための意思疎通)」
「対象者と支援者の信頼関係、および信頼関係づくりの方法」
随時予習・復習課題提示します。
第6回
レクリエーション支援理論②
「良好な集団、およびレクリエーション活動をとおした良好な集団づくり」
「集団内のコミュニケーションの促進」
随時予習・復習課題提示します。
第7回
レクリエーション支援理論③  
「自主的、主体的にレクリエーション活動を楽しむ力」
「やる気の変化とやる気が生じる心の仕組み」
「成功体験を支え合う対象者のかかわりあい」
随時予習・復習課題提示します。
第8回
レクリエーション支援のプログラム①
「リスクマネジメントの方法」
随時予習・復習課題提示します。
第9回
レクリエーション支援のプログラム②
「リスクマネジメントの方法」
随時予習・復習課題提示します。
第10回
レクリエーション支援のプログラム③
「リスクマネジメントの方法」
随時予習・復習課題提示します。
第11回
レクリエーション支援のプログラム④
「リスクマネジメントの方法」
随時予習・復習課題提示します。
第12回
レクリエーション支援のプログラム⑤「 プログラムの立案方法」
随時予習・復習課題提示します。
第13回
レクリエーション支援のプログラム⑥「 プログラムの立案方法」
随時予習・復習課題提示します。
第14回
レクリエーション支援のプログラム⑦「 プログラムの立案方法」
随時予習・復習課題提示します。
第15回
レクリエーション支援のプログラム⑧「 プログラムの立案方法」
随時予習・復習課題提示します。
第16回
予習・復習
定期的に予習課題や復習課題を提示します。内容はもちろんですが、期日を守ることも厳守してください。目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 発表(50%)
  (達成目標①〜⑪)
(2) 出席(10%)
  (達成目標①〜⑪)
(3) 課題レポート(40%)…提出レポートの内容を評価し、コメントを沿えて返却します。
  (達成目標①〜⑪)

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1) 上記に記載されている事以外の注意事項については、便覧を参照のこと。
(2) 個別な配慮を希望する学生は申し出により相談に応じます。

【(自然)災害時の授業対応について】
遠隔授業を実施する可能性がありますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。