シラバス情報
教員名 : 吉田 弘美
科目名
生活と健康A
開講年度学期
2023年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
前期: 月曜日Ⅴ時間目(16:20〜17:50)
教室
522教室(5号館2階)
教科書
特に指定しません
1.担当教員
担当教員
吉田 弘美
研究室
5号館1階
オフィスアワー
前期: 水曜日・Ⅲ時間目、後期: 火曜日・Ⅲ時間目
2.授業の目的
(1)授業の目的
超高齢社会による人口構造の変化は私たちの生活や生き方などにも大きな変化をもたらしています。豊かな生活とは何か、ライフデザインを形成する「家族関係」「地域とのつながり」「仕事と子育て・介護」「健康づくり」等の実態調査や資料から現状と課題をとらえること、自分らしい女性としての人生設計について考えること、をねらいとします。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①生活の構成要素とそれぞれの関連性を理解できる。
〈心福DP③、心福DP⑤〉
②女性としてのライフデザインについて考えることができる。
〈心福DP③、心福DP⑤〉
③ライフステージにおける介護問題の現状と課題について理解できる。
〈心福DP③、心福DP⑤〉
※2023年度各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/12fXHZFs-QxpNCVWvy1Ah18OkW4o0cwMx/view?usp=sharing】
※2023年度各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1_VfRI8PurPp9sWP0mwRAT3xoGWeppXkA/view?usp=sharing】
3.授業の概要
本科目のキーワードは「女性」「ライフステージ」「人生設計」「育児」「介護」です。授業の前半は生活の捉え方や生活の質とは何か、様々な文献などを通して考える機会とします。後半は、卒業後の人生を見据え、女性ならではの課題を想定し「仕事と子育ての両立」や「介護問題」について、関連資料を活用しながらグループワーク等を取り入れたアクティブラーニングで展開します。自分らしい豊かな生活とは何か、これからのライフデザインを考える指針となるような内容とします。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
・授業計画に沿って展開するので、予習課題などの授業の連絡はUNIPAで確認して臨むこと。
・提示した資料などでわからない言葉や内容については、辞書や事典、インターネットなどを活用して調べてくること。
(2)授業の受け方
・講義では単に聴くだけではなく、ノートをとりながら集中して参加すること。
・双方向の授業展開を予定しているので、主体的な参加を心がける。自分の意見や考えを積極的に伝えること。
(3)復習の仕方
・授業のノート整理を確実に行い、わからないことや疑問点は早めに調べて加筆しておく。
5.受講にあたってのルール
(1) 欠席、遅刻のないようにすること。
(2) 止むを得ず、欠席、遅刻、早退の場合には、必ず事前に担当教員まで知らせること。どうしても事後になる場合にも報告は忘れない。
(3) レポート等の〆切は厳守する。〆切にやむを得ず遅れる場合には、事前に連絡・相談すること。
(4) 予習課題、レポート課題の提示と提出、毎回の出席確認や授業中の簡易的なアンケート等はUNIPAを活用する。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション 授業の概要
第2回
生活とは何か・生活の構成要素、ライフサイクルにおける変化
第3回
生活の質・豊かさとは、人生50年と100年の違い
第4回
健康の概念
第5回
ライフデザイン① 家族のあり方
第6回
ライフデザイン② 女性としての働き方①
第7回
ライフデザイン③ 女性としての働き方②
テーマに関係する新聞記事を一つ選び、要約と感想・考察をまとめてくる。
第8回
ライフデザイン④ ワーク・ライフ・バランス、ワーク・ライフ・インテグレーション
第9回
介護予防 フレイルとは
第10回
ケアとは何か
第11回
ケアを必要とする人の理解①
第12回
ケアを必要とする人の理解②
第13回
ケアを必要とする人の生活環境
第14回
ライフデザイン⑤ ライフキャリアを考える
外部講師(キャリアコンサルタント)の講義を予定
第15回
まとめ 自分らしい生き方を考える
第16回
予習・復習
事前に提示したは必ず目を通して内容を理解し、疑問点や自分の考えなどをまとめてくること。復習では、その日のうちに授業内容を振り返りながら疑問点を調べて加筆するなどノート整理する。
目安の時間として、1回の授業につき事前・事後の自学自習が240分必要となる。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 受講態度(30%)…演習やディスカッション時の参加状況で総合的に評価する。
〈到達目標①〜③〉
(2) 課題(70%)…筆記試験は実施しないため、定期的にリアクションペーパーやレポートが重要となる。提出期限だけではなく内容(自分の考えの有無など)で評価する。
〈到達目標①〜③〉
8.参考図書・文献
ライフデザイン白書
9.履修上の注意
(1)福祉コースの選択必修12単位に該当する科目である。
(2)履修希望者が5名未満の場合には、開講の有無について相談することもあるので注意すること。
(3)特別な配慮を要する学生は申し出て欲しい。相談しながらすすめたい。
(4)自然災害などで交通機関に影響が出た場合には、遠隔授業に切り替えることもあるので、必ずUNIPAで確認すること。